塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブランドが選手の意見を受け止める事

2015-04-01 01:36:40 | 日記
 「店員さんに全部おまかせします」

 ごく稀にスーツをお求めになる方で、こう語る方がいます。

 正直、困ってしまうのですが、それはお客様の感性ではなく僕が選ぶ感性になってしまいますから、齟齬が生じては埋める方法がありませんし、何かしらの要望を伝えて頂いた方が実にありがたいのです。

 「仕事着です」
 「好きな色は紺で、ストライプが目立たないものを探しています」

 このような些細な要望でも、僕らからすれば大切なヒントになりますし、何より

 「漠然と服を着る」

 よりも気分は良いでしょうから。

 僕も床屋に行くと、どこか恐縮して注文をつけないのですが、これを改めなくてはいけないと考えなおした次第です。

 サッカーでも選手は契約先の商品に助言をします。

 もし、選手が恐縮して

 「改善点はありませんよ」
 「デザインも履き心地も色彩も、全てが揃っていますね」

 と語ってしまうと、むしろ開発者は拍子抜けかもしれません。

 まっすぐに伝えても良いですし、時にはヒューモアを交えて語る時もあるでしょうが、選手の意見は恐らく開発者、営業の方からすれば、他のどんな言葉よりも心に響くものだと思います。

 ナイキはロナウド、アディダスはメッシだけの専用モデルを支給していますが、これも両ブランドが選手からの意見から逃げることなく、真正面から取り組んできた証拠でしょう。

 ちなみにメッシはバルセロナ入団当時、ナイキを愛用していましたが、今思うと、両選手がもしナイキであり続けたなら、ナイキはどちらのプロモーションを優先するか。

 この問題で頭を抱えたに違いありません。
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選手が商品の広告塔になる事

2015-04-01 01:29:34 | 日記
 僕が今愛用している眼鏡はポリスです。

 ポリスが現在ネイマールが広告塔に起用されており、過去にはベッカム、マルディーニというスター選手が起用されていた事でも知られています。

 僕が入手したのはもう3年程度前の事で、サッカーを意識を意識したかどうかまでは覚えていません。

 でも

 贔屓選手が愛用しているから買ってみた
 購入品を選手がアピールしていた

 という例があるでしょうね。

 テレビ、雑誌掲載品が突然爆発的に売れる例はよくあります。

 僕の勤務するすーぱーでも

 1・食べるラー油
 2.黒豆ココア
 3・生ラーメン風のインスタントラーメン

 は随分仕入れに苦慮したようですし、沈静化するものもあれば、いつの間にか定番となり、陳列棚に留まる品もあります。

 サッカー選手ですとスパイクが代表例ですが、最近は新商品投入のサイクルが短く、選手の方も困惑しているかもしれません。

 先日中山雅史が

 「僕はそんな頻繁にスパイクを替えなかったよ」
 「恐らく年に2足くらいじゃないかな」

 と語っていました。

 それはテレビ朝日の「切り取るテレビ」だったでしょうか、彼が司会を務める番組内で答弁したのですが、ブランドからすれば新作を履いて欲しいでしょうし、選手としては馴染んだ靴を履きたい。

 このせめぎ合いなのかもしれませんね。
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