塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

変わる事、変わらない事による個人の心

2015-04-10 17:29:18 | 日記
 変わってほしいのか、それとも往時の面影を確認したいのか。

 3年半ぶりの甲府は、様々な点で大きな変化を見せていました。

 1・駅ビル「エクラン」のリニューアル
 2・駅前通りから屋根が消える
 3・山梨学院大学周辺の景観変化

 卒業から15年もたてば、記憶も薄れてきており、この店、この通りからこんなに離れていたのか、この店もう潰れてしまったか、と思う事もしばしばです。

 ちなみに、往時は

 「ヴァンフォーレ甲府」

 という単語は甲府市民でも馴染みな無い物でした。

 当時はスポンサーはエネーレであり、その後ミズノ、アンブロ、そしてミズノと契約が変更しますが、山梨中央銀行がスタジアムの命名権を取得し、様々な場所でのぼりが見られる形になるとは、

 時代の流れとは凄まじいものです。

 当時のお店がほぼ変わらない商品構成で残っているとほっとしますね。

 でも、逆に言えば変化しないことは、取り残されているという感覚にもなります。

 山梨学院がヴァンフォーレと提携する、当時はなかった法科大学院の設置や高校サッカーの練習場を切り開く、こうした資金を捻出しているのは、当然生き残りもあります。

 でも我が母校が

 「周辺地域を大事にする大学」

 として認知されている事も確かです。

 山梨学院が地方大学のモデルケースになり得るならば、ヴァンフォーレは地方クラブの手本として熱い眼差しを向けられています。

 両者が今後更に飛躍すれば、人口が軽減している甲府周辺に戻ってくる人々がいる、そんな気もしましたね。
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実生活とサッカーの矮小化

2015-04-10 17:18:44 | 日記
 「最近の選手には個性が無い」

 としばしば指摘されます。

 ブラジルではペレよりもガリンシャの人気が植えであり、アルゼンチンでもマラドーナやテヴェスのように、どこかで一悶着を起こした選手を讃える声が大きいですね。

 この個性の矮小化、買い物でも一緒でも、そこのスーパーでも

 「品揃えが似たり寄ったり」

 と思われているのでしょう。

 昨日、甲府市周辺を散策して学校卒業以来、15年振りに入ったお店もありましたが、サッカー同様店舗運営も差別化と言う個性を見出す事は難しいと痛感しました。

 例えば僕が入った靴屋さん。

 当時はフィラのクリス・ウエバー別注モデル(通常は青の線が赤い線を用いた世界選手権モデル)や、ユーイングのバッシュなど、物珍しい商品が沢山売られていました。

 でも、そこは当時からチェーン店であり、その店舗は長野市内にも存在しますが

 「日本のどこでも買える靴」

 という形に変化していました。

 サッカーでも実生活でも

 皆と同じ事が安心である
 個性を伸ばすよりも、協調性が最優先

 という形なのでしょうか。

 開健が、作品で以下の話を述べています。

 「フランスで取材を終えた後、スタッフに奢るから食事に行こうぜ!と誘うと、若いスタッフが、僕はパリでマックを食べたいという」
 「フランスでも東京でも同じ味を食べたいというのや!」

 これは集英社文庫の「知的な痴的な教養講座」に収められている「シャンゼリゼのマクドナルド」に詳しく記されいます。

 個性という2文字は、一体何なのか改めて考えさせられますよ。
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ヴァンフォーレの事例をパルセイロに活用する

2015-04-10 00:48:29 | 日記
 久々に甲府を歩いて感じたことは、ヴァンフォーレのポスターが相当短い間隔で

 「これでもか!!」

 というくらい貼られていたことです。

 単なるはがし忘れなのか、それとも意図があるのかわかりませんが、ダヴィ在籍時の2003年、城福監督時代の昨シーズンのポスターも確認できたくらいです。

 ちなみにグッズは岡島百貨店でも売られていますし、のぼりは石和温泉にあるアピタでも見られました。

 また書店には、月刊誌でヴァンフォーレの特集を組んだ

 「月刊ヴァンフォーレ(だったと思いますが)}

 が売られていました。

 長野パルセイロも近年、信濃毎日新聞を軸に多くの紙媒体が掲載を行いますが、その多くがフリーペーパーです。

 フリーペーパーはお試しと言う観点では良いと思いますが、ヴァンフォーレのファンは目的買いとして、この媒体にお金を払っているわけです。

 ヴァンフォーレの事例を参考にしますと、以下の出来事が長野でも出来そうです。

 1・東急百貨店、駅ビルミドリ、アゲインなどのファッションビルにポスターとのぼりを設置

 グッズを店頭販売するには、これらのアンテナショップに掛け合うことは必須かと思いますが、ブースを確保することは正直難しいと思います。

 ですから、ポスター、のぼりの設置間隔を狭めると言う事から始めると良いと思います。

 2・パルセイロ・マガジンの発行

 サッカーに特化せずとも良いと思います。

 クラブOBのインタビューと現在の生活
 南長野でのファッション・スナップ
 南長野に出店しているお店の紹介

 簡単に言えば、軽い読み物としてファンの関心を抱かせる内容で最初は良いのではないでしょうか。

 マガジンやファンジンは、それだけで完成していますから、ダウンロードを筆頭にご年配や僕のような機械音痴でも、不安に陥ることがありませんからね。
 
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古い友人と再会した時の喜び

2015-04-10 00:40:03 | 日記
 昨日、日帰りで3年半ぶりに甲府を訪れました。

 その際、大学時代の友人が業務を終えるのを待って共に夕食を食べたのですが、古い友人との会話を久々に堪能できました。

 彼は僕よりも遥かに収入が多い上に、転職もせず学校を卒業してから今まで地道に働き続けています。

 12年前に挙式し、娘さんを3人持つ父親でもあり、全てにおいて僕が太刀打ちできる要素が無いのですが、関係は大学時代と何ら変わる事が無い点は、非常にありがたいことだと感じています。

 サッカー選手も心を許せる友人の存在は心強いでしょうね。

 サッカー選手はその多くが高給を得ており、高級車やテレビCMでその存在を知られています。

 一方で一般の方よりも収入が不安定であり、移籍による引っ越し、怪我と病気との闘い、メディアとファンからの批判と、心が落ち着く時間を取る事が難しい職業と言えます。

 そんな時

 「有名サッカー選手の〇〇」

 ではなく

 「古くからの友人である〇〇」

 として語りかけてくれる人間は、嬉しいものですよ、きっと。

 と言いますのも、サッカー選手は高給取りと言う印象が強いせいか、旨い儲け話や悪徳代理人からのオファーなど、選手を食いものにする事例が数多くありますし、実際ガリンシャのように引退後の生活が苦しい。

 そう唱える選手もいました。

 損得勘定抜きで語り合える間柄。

 例えその批判が厳しくとも、自分の為に苦言をしてくれる友人、一緒に喜んでくれる友人がいることが、選手にとっての大きな資産であることは間違いありません。
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