塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ファン心理と促す気持ち

2015-04-25 22:51:42 | 日記
 僕が初めて南長野運動公園に出向いた時の記憶は非常に不鮮明です。

 指揮官はまだバドゥ・ビエイラであり、確か2006年の後半であったことは覚えていますが。

 当時の南長野へは徒歩か、篠ノ井駅西口から出るシャトルに乗るかのいずれかであり、今思うとアマチュアクラブがシャトルを用意できたことは、凄く良心的だったと思います。

 2006年当時はまだ無料で観戦できましたし、東側がホームで西側がアウェイと、取り壊し前とはあべこべの応援風景だったものです。

 インチャーダの皆さんもまだ結成される前であり、

 「エル・ヴォーチェ」

 という有志の方々が、応援のためにオレンジボードを用意してくださり、開始前に頭上に掲げていたものです。

 今は皆がタオルマフラーを振り回すようになりましたね。

 パルセイロに限らず、リピーターを増やすこと、新規ファンを獲得することが求められていますが、どうして僕が南長野に何度も出向くようになったか、それは自然現象としか言いようがないのです。

 当時はまだ長野エルザで活動していたパルセイロ。

 贔屓のクラブはインテルである僕は、仕事が終わると家で

 「インテル通信」
 「ジャックのインテル研究所」

 など、彼らに関する最新情報をよく閲覧したものです。

 南長野に出向くようになったのは、ご近所でサッカーをしているなら、観てみようかなと軽い気持ちで行ったのが最初で、繰り返し行くようになったのも、自分では判断ができません。

 理屈をつけるならば

 「そこに長野のサッカーがあるから」

 というしか無いのですが。

 芸能では「ごり押し」と言う批判があるようですが、事務所が自分たちの抱える有力株を、必死に売り込むことをこの4文字で表します。

 僕の場合は自分の自然な気持ちが沸いたこと、これが大きかったのでしょうね。

 パルセイロに限らずクラブが、ファンにお願いするのではなく、自然に関心をもってくれるような、導入部を何かしら生み出す方が、賢明のように思えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタジアムに集う目的意識

2015-04-25 17:05:19 | 日記
 今日は家族4人で夕飯が食べられるということもあり、誕生日が近い母の為に惣菜を買ってきました。

 場所はパルセイロ・スポンサーとしてお馴染み綿半ホームエイドですが、これは我が家がパルセイロを応援している、からではありません。

 単に食材が豊富で、寿司を贔屓にしているからですが、ここにパルセイロに限らず、集客のヒントがあるように思います。

 僕たちがパックとは言え、寿司を贔屓にしている、即ち

 「他の店では買わないよ」
 「だから、綿半まで行こうか」

 という目的意識が生まれている事に注目しましょう。

 サッカーで言えば

 「このスタジアムの売店は料理も美味しいし、活気があるね」
 「このスタジアムは見やすいし、手洗いも綺麗だよ」

 という、試合以外の魅力が何かしら感じられるのであれば、目的意識は自然とファンに生じると思いますね。

 ちなみに、綿半では

 「ペットボトル、古紙、空き缶の回収」

 も行っています。

 最近はベイシアでも開始しましたが、朝早く、面倒なゴミの収集を、昼間の明るい時間に、自分の好きな形で分別が促進できるということもあり、大変な評判です。

 勿論、南長野に一番近い、綿半川中島店でも回収をしていますし、ベイシアは500ポイント貯めた方に、ベイシア商品券を500円配布すると聞きました。

 綿半では、長野県民にはお馴染み

 「ブルーカード」

 のポイントを、回収時に提供しています。

 スタジアムでゴミ分別は難しいでしょうが、かつてはインチャーダの音頭でボトルキャップ回収を行ったことがあります。

 「試合観戦以外の目的意識」

 をファンに感じさせられる企画が、今求められているように思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

贔屓と顧客の間柄

2015-04-25 01:35:37 | 日記
 僕個人は優れた陳列も応対もしていないと思います。

 ましてや店長や課長のように、売上やロス率(食品の賞味期限切れ、衣料の不良品等、店頭責任で見切った数字)など、計算できるだけの知識もありません。

 それでも

 「塚田さんがいて良かったよ。丁寧に説明してもらえるからね」
 「塚田さんのファンだからさ」

 と肩を叩いてくれる方もいて、有難い限りだと思います。

 僕も顔と名前が一致する方は、当然名前で「いらっしゃいませ」と声はかけますけどね。

 サッカーでも、試合前にチャントや出待ちで選手を鼓舞しますよね。

 特にホームで自分の名前をファンが連呼し、応援歌を歌って貰えるというのは、選手にとってこの上ない喜びであり、優勝メダルを手にすることよりも、素晴らしい形なのではないでしょうか?

 用具にもファンがいますよね。

 例えばアシックスは昔からイタリアから贔屓にされており、アントニオ・ディ・ナターレが現在でも契約中ですよね。

 2006年のワールドカップでは、ファビオ・グロッソがアシックスを履いて世界王者の一員になりましたが、この時はアシックスの担当者は嬉しかったに違いありません。

 一方、ミズノはブラジルで絶大な人気を誇ります。

 最近、モレリアでカナリア色が発売されたのですが、これはミズノもセレソンを連想して作成した模様です。

 今のセレソンではフッキがミズノを愛用していますが、遡れば1986年のカレカ、ミューレル以来、多くのブラジル代表がミズノの素晴らしさを喧伝してきました。

 日本企業ではヨネックス、ワコールなど、新規参入が増えてきましたが、選手ではなく

 「国単位」

 で贔屓が作れると、より大きな浸透が目指せるでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他人の働きに敬意を払う事

2015-04-25 01:21:51 | 日記
 サッカー選手が観衆を納得させらないプレイに終始した際、罵声は付き物です。

 下手をすれば終了後の監督会見に置いて、敗因の理由としてつるし上げにされる可能性もありますし、その心痛は僕たちには想像すら出来ない痛みでしょう。

 僕も以前

 「貴方の接客は最低だ!!」

 と面と向かって指摘された事があり、その日は朦朧としてまるで亡霊のような仕草でその日を過ごした事がありました。

 昨日、セールの準備をしていた際、

 「失礼ですが、塚田さんですか?」

 と見知らぬ女性から声がかかりました。

 ええ、そうですと答えながら心中では

 「全く面識が無い方だが、僕が推薦した商品が不良品だったのか?」
 「僕の会計や応対が悪かったのだろうか?」

 と一瞬身構えたのですが、その方は系列店の従業員で、いつも様々な相談に乗っていただき、ありがとうございますと、わざわざ僕に挨拶をしてくださったのです。

 僕のスーパーに限らず、系列店を持つ店舗ならば

 1・不良品が出た場合、店頭在庫が無い場合は系列店に相談する
 2・生産終了品、季節商品で店頭在庫が無い場合、系列店からの相談を受ければ、こちらが相談するときもある

 という融通がききます。

 その方は

 「私たちの店では相談の電話をする際、塚田さんがでてくれないかあと、いつも話し合っていますよ」

 と労ってくださいました。

 皆さんもスタジアムで売店を利用し、駐車の際は警備の方にお世話になるでしょう。

 ですから皆さんの声

 「いつも助かっているよ」
 「ここの料理を贔屓にしているからね」

 などは、本当に励みになりますし、機会があればその労働に報いてあげてくださいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする