塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ミューレル、ドニゼッチと言う懐かしい響き

2015-04-07 01:16:49 | 日記
 先程放送を終えた「月曜から夜更かし」

 その中にミューレルとドニゼッチという懐かしい二人のブラジル代表の姿がありました。

 前者がレイソル、後者がヴェルディに入団したものの、日本の環境に馴染めず短期で退団する形になりましたが、前者が柏市が定めるゴミの分別、後者が首都高速の渋滞とその理由を求めています。

 正直

 「眉唾物」

 のように思えるこの理由。

 サッカー観が監督とは異なった
 リネカーのように、度重なる故障が出場機会を奪った

 という、練習や試合での不満や馴染み薄なら話は分かりやすいのですが。

 でも、それだけ異国での風習が異なる事が、選手に与えるストレスであることは確かでしょうし、ポルトガル語を話す日本人も多くはありませんから。

 ミューレルは1986,90、94と3度ワールドカップにエントリーし、トリノ、サンパウロと名門を渡り歩いたFWでした。

 一方ドニゼッチはマリオ・ザガロが

 「1998年のワールドカップは、ドニゼッチを軸に構成するだろう」

 と語るほどの実力者でしたが、95年のコパ・アメリカに出場したトォーリオ同様に

 「実力はあるがセレソンとは疎遠の選手」

 となりました。

 今、ブラジル代表は中国へ盛んに進出し、ジエゴ・タルデリも巨額の報酬と引き換えに参戦していますが、今彼が中国語が飛び交う生活をどう感じているでしょうか。

 アデミウソン、コルテースという代表クラスが参戦するJリーグも、過去の教訓を忘れずにいたいものです。
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ル・コック、老舗2クラブと新契約へ

2015-04-07 00:55:43 | 日記
 フィレオンティーナとサンティティエンヌ。

 この両クラブは来季からル・コックと契約を結びます。

 前者はホマ、後者はアディダスからの変更になりますが、ル・コックからすればフランス国内で影響力を増すことは良影響があると考えられます。

 日本での報道は

 「名古屋グランパスと契約を交わすル・コックが」

 と言う見出しで始まり、僕はあべこべだと感じます。

 グランパスエイトもトヨタとしてJSLに参戦してきた背景がありますが、サンティティエンヌやフィレオレンティーナ、そして何よりル・コックの方がもっと長い歴史を持っています。

 サンティティエンヌはル・マンから移籍した松井大輔が所属し、近年はガボン代表のオーバメヤンが在籍していたことで知られています。

 しかし、プラティニが在籍し、フランス全土から

 「ヴェール(仏語で緑の意味、彼らが緑のジャージを纏っている為の愛称)」

 と畏怖されていた歴史を持ちます。

 ですから日本の見出しを現地の方が見れば、正直良い感じはしないでしょうね。

 日本から見れば、グランパスエイトは確かにル・コックと契約を交わしていたなと、読者に連想させやすいのでしょうが、古くからのファンからすれば、もっと良い見出しがあると感じたはずです。

 ル・コックは近年エバートン、シティなどプレミアのクラブを支援していましたが、日本ではゴルフ、自転車の印象が強いですね。

 この両クラブとの契約が、日本市場に何らかの影響を与えるか、注目が集まります。
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