塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

宇佐美を見て、ハリーポッターを思い出す

2015-04-13 02:02:41 | 日記
 ガンバとの相性はよほどの物なのでしょう。

 宇佐美の勢いが止まる気配は無く、今後も代表、ガンバの中軸を担うのは間違いないでしょう。

 一方でチェルシーが武藤に7億円という値札をつけたように、彼にも移籍話が今後浮かんでも不思議ではありません。

 これは彼を卑下するものではありませんが、僕は宇佐美を見ているといつも「ハリー・ポッター」を思い出します。

 ユニバーサル・ジャパンの看板アトラクションとして有名なハリー・ポッターですが、サッカー好きならばこのファンタジー小説ではなく、ポルトガル代表のリカルド・クアレスマを思い出すはずです。

 その誰もが想像できない素晴らしいパスの精度、そしてドリブルの凄まじさ。

 これらを総合してハリーポッターと異名を取るわけですが、一方で彼が活躍出来たクラブはFCポルトのみ、という事実もあります。

 僕も、宇佐美が活躍できるのは、ガンバのみのような気がするのです。

 クアレスマがモウリーニョたっての願いでインテルに移籍した2008-09シーズン、モラッティはこのポルトガル代表に費やした費用を、きっと後悔したと思います。

 モウリーニョは右にマンシーニ、中央にイブラ、左にクアレスマという4-3-3で戦うはずですが、両翼が揃って思い通りに展開にならず、選手が慣れ親しんだ4-3-1-2で戦う形になります。

 「モウリーニョはマンチーニの遺産で優勝しただけ」

 と批判を受けるなど、クアレスマはシーズン半ばでチェルシーに移籍するも、思うようにはいきませんでした。

 他にもバルサ、ベシクタシュでも躓く事となるクアレスマ。

 言い換えればそれだけポルトの環境が、彼と良い相性を持つ証明でもありますが。

 宇佐美もバイエルンとホエッフェンハイムの関係者が見れば、今の彼に驚く一方でこの活躍が一時的な物か、それとも恒久的な物かで悩むかもしれません。

 ガンバファンからすれば、彼が移籍しなければそれで問題ない話ですが。
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僕が思う、武藤の移籍について

2015-04-13 01:53:25 | 日記
 僕個人の見解ですが、武藤はFC東京に残留すべきと捉えます。

 それは世間で囁かれるチェルシー移籍後、多くの若手同様にレンタルで外部に出されるという意味ではありません。
 
 確かにマルコ・マリン、ケヴィン・デ・ブルイネの例は大きな参考になるでしょうし、横浜ゴムを軸とする日本市場の開拓と捉える事も、不本意にかんじるでしょうから。

 僕が一番危惧する事、それは

 「フォームが崩れる」

 点にあります。

 例えばフェルナンド・トーレス。

 彼の持ち味である俊敏性を活かすには、彼がサイドに流れる空間と、彼の動きに合わせてパスを出す選手との呼吸が不可欠でした。

 リバプールではジェラード、シャビ・アロンソと共に主役であり続ける事が出来た一方、チェルシーでは当たり前ではあるのですが、屋台骨を支えてきたランプス、ドログバの影響力は絶大でした。

 アンチェロッティは奇しくもモウリーニョと同様に

 4-3-1-2

 でトーレスを活用しようと試みますが結果はです、トーレスもフォームを崩してしまいます。

 モウリーニョも不本意な補強と周囲が感じたシェバとバラックを組み込む為、従来の4-3-3を4-3-1-2に変更しましたが、この移籍はシェバにとっても不幸な形となりました。

 ミランも4-3-1-2、4-3-2-1と、さほどオープンスペースが無い戦術を採用していましたが、むしろ縦に速いリズムに、シェバは戸惑ったのかもしれません。

 僕は武藤が何かしらの優勝をFC東京に置き土産として残したなら、移籍をしても良いと思います。

 例えば中村俊輔はJMVPを得た後に、レッジーナに移籍しましたね。
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