塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

GKはもはや黒子ではない

2015-12-01 01:45:15 | 日記
 フィールド・プレイヤーにとってブーツの良し悪しがプレイに影響するように、GKにとってキーパー・グローブは、ブーツ以上にこだわりが詰まっているはずです。

 僕も今、通勤用の手袋を買いなおしたいなと思っています。

 既に目星をつけているものがありまして、それは

 1・完全イタリアのハンドメイド
 2・内側はカシミア100パーセントのライナーを用いている
 3・柔らかい羊側で、鞣しもすこぶる上等

 にも関わらず、僕がお金を出せる範囲で買える商品なんですよ。

 手袋と一口に言いますが、

 雪に強いナイロン製品
 ビジネスに最適な革製品
 カジュアルは最適な毛糸の手袋

 というように、デザイン、価格もさまざまです。

 サッカー観戦の時は、流行である、手袋をはめたままでもスマートフォンが使える形が良いのでしょうか。

 実際は

 「そこまで融通は効かない」

 というのが実情のようですが、みなさんも手袋の購入は今だと考えていると思います。

 昔、メキシコ代表のホルヘ・カンポスが派手なジャージをまとっていることで注目されました。

 またチラベルのようにFKに長けたGK、イギータのようにスイーパー的に振る舞うGKなど、黒子という印象が強いポジションンお概念を変える先駆者もいましたね。

 日本ではJリーグ創世記、横浜フリューゲルスの森敦彦が、そのドレッドヘアで話題を集め、代表では川口と楢崎の存在が議論の対象となりました。

 こうしてみると、僕たちはもっとGKの動きに注意すべきでしょうし、ガンバの東口のように守備で勝ち点3を引き寄せられるGKは長保しますから。
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手袋とキーパーグローブ。その名誉と重み

2015-12-01 01:36:22 | 日記
 小学生の時、冬のぬかるんだグラウンドでも、僕たちはサッカーに夢中でした。

 そんな時、たった一枚の毛糸の手袋が、僕たちを温かく包み、同時にGKグローブとしての役割もはたしてくれたものです。

 当時は当たり前ですが、ロイシュもウールシュポルトも知りませんでしたが。

 日本人よりも欧州の男性のほうが、手袋を吟味して買っていると思います。

 それは映画で手袋が小道具として効果的という側面もありますし、騎士階級で相手に手袋を投げつけることは

 「決闘を意味する」
 「自分の名誉、誇りを守るための戦い」

 と意味するからです。

 日本も武士階級は、同様に名誉を重んじましたが、その思想は鎧と兜に受け継がれている印象を受けます。

 ですから、先ほど記した二つの専門ブランドが欧州で生まれ育ったことも、僕には理解できます。

 でも、GKはポジションがひとつしかありませんから、代表でもクラブでもその競争はきついものです。

 ドイツはマヌエル・ノイアーがテア・シュテーゲンの追い上げに立ち向かっていますが、誰が代表監督でも彼がレギュラーであることに間違いはありません。

 それでも、2010年まで彼は第2GKであり、先発はレネ・アトラーだったものです。

 ただ外部的要因として

 1・レネ・アトラーが怪我をしてしまい、遜色のない実力を持つノイアーが先発となる
 2・ティモ・ヒルデブラントが、バレンシアに移籍後調子を落としてしまった
 3・ハノーファー在籍のロベルト・エンケのうつ病と自殺

 というように、必ずしもノイアーが当初から活躍していたわけでもないのです。

 だからこそGK専門ブランドは、GKに対して常に真摯に、そして敬意を払いながら製品づくりをしていると言えます。
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