塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

過去、監督が犯したボーンヘッド

2015-12-06 23:13:34 | 日記
 ベニテスが犯したボーンヘッドで、レアルは国王杯を去ります。

 このように、出場できない選手を出場させたというミスのほかに、外国籍選手についてボーンヘッドを犯した監督が過去にいます。

 それはドイツ代表監督就任間違いなしと囁かれながら、自身の麻薬問題でその名声を失った、クリストフ・ダウムです。

 時代はさかのぼること20年前、1992-93シーズンのチャンピオンズ・リーグで起こります。

 彼が指揮していたシュットガルトがイングランド王者、リーズと対戦した時の事です。

 ダウムは第一レグの終了7分前に

 「ユーゴ国籍のシマニッチを送り込む」
 「当時は外国籍の選手が3人しかピッチに立てず、その規約を破ってしまう」

 という凡ミスを犯します。

 この結果に伴い、本来ならば勝ち抜きが決定していやシュッツットガルトがバルセロナで再試合を行う羽目になり、買ったにはリーズ、という形になったのです。

 規約を順守する

 これはあたり前のことですが、そうでも無い時があるのです。

 ボスマン採決
 FFPの導入

 など、欧州サッカーは趨勢に応じて規約を変えています。

 ディ・マリアは昨年パリに向かうはずでしたが、このFFPに引っかかるために行先がマンチェスターになった、と指摘されましたし、財務が今後も大きな焦点になります。

 Jでもこのような凡ミスがないように、監督とスタッフは慎重になるべきです。

 
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サッカーにおける機械の導入を考察する

2015-12-06 22:57:20 | 日記
 僕が中学の時にお世話になった担任の先生は、鉄道ファンで特にあずさ号を好んでいました。

 当時の学級通信も「あずさ」というくらいでしたし、まさかその電車に揺られて母校、山梨学院に向かうことになるとは思いもしませんでした。

 鉄道ファンにもさまざまな形があり、旅行のために利用する型、弁当を目指す方、景色を含めて写真を好む方といくつもあります。

 先日、新しい山手線がお披露目されましたが、多くの方がカメラを持参したそうですが、電車そのものは現在、運転を見合わせています。

 サッカーでもMFLのように

 「ゴールを機械判定にすべき」
 「時代の趨勢を尊重」

 という意見もあります。

 NFLでは「チャレンジ」と呼ばれる、主審の判定に異議がある場合は、ビデオ判定で再審を求めることができます。

 確か大リーグも同様の試みを行っていますが、プラティニのようなサッカーのお偉いさんは

 「ミスもサッカーの一つ」
 「主審を尊重すること」

 の大切さを説いています。

 チャンピオンズリーグやワールドカップのような大きな舞台で、いつまで主審に頼るべきか、という議論もあります。

 一方で

 「機械は常に正確な動作を刻むのか」

 という不安もあります。

 機械を生み出す
 機械を準備する
 機会を操る

 これらは人間が行いますし、誤作動を起こすこともある、これが今回の山手線の教訓です。

 ブンデスリーガではシュテファン・キースリングの得点が、敗れたサイドネットを経由していたこと、その点をホッヘンハイイムと副審が見落としたことで多くの批判が集まりました。

 機械化も慎重になる必要があります。」
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僕が生産国を気にする理由

2015-12-06 01:28:57 | 日記
 僕はナショナル・ブランド、例えば石鹸でいうと花王、ライオンなどが相当しますが、も購入しますが、地元企業が作る食材もできる範囲で購入します。

 これもサッカーから学んだ、地域と地元を大切にする価値感というものです。

 一方で衣類は生産国を気にします。

 それは中国のように

 「私たちも自国製品を疑っている」
 
 という特殊な例もあるわけですが、日本、イタリア、フランスなど洋服関係では当然、伝統と品質が正比例することが多いことも理由の一つです。

 でも、最大の理由は

 「労働者が搾取されていないか」
 「不当に安い給料、劣悪な環境で働いてはいないか」

 と邪推する必要がないためです。

 イタリアでは中国であらかじめ7割程度製造したものを輸入し、残り3割をイタリア製造に置き換えることで、イタリア製を名乗る商品があることも確かです。

 でも、これらは

 「多くの企業で労働組合が存在する」
 「環境が守られている」

 ことが把握できます。

 ユニクロもそうですが、過去にナイキやアディダスも、サッカーボールの製造を、未就学児に担わせることで勧告を受けています。

 つまり、安い労働価値を求めれば求めるほど、企業は

 若年層の労働力
 東南アジアへの進出

 を目指す形ですが、良い形でその成果が実っているのか、よくわかりません。

 サッカーですと、モルテンやミズノなど、日本製造の用具が世界で支持されていることは素晴らしいことですが、未就学児が携わっていないことは、彼の国にとっては驚きなのでしょうか。
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2015年、森保監督最大の功績

2015-12-06 01:20:30 | 日記
 僕は広島が日本一になってよかったと思います。

 それは昨年ガンバが3冠に輝いたのだから、今年は良いではないかというわけでも、宇佐美のように五輪も日本代表も経験し、おまけにあんなに美しい妻がいる選手ならば

 「何かをつかみ損ねたほうが、他の人間との帳尻が合う」

 という被害妄想でもありません。

 それは先日もお話したように、広島の優勝がつじつまが合うことのほかに

 1・育成の大切さと、監督の言動
 2・引き抜きに多数あっても、めがないタフさ

 が素晴らしいと思うからです。

 モウリーニョのように欧州では、監督はマインドゲーム、会見での派手なアクションなど、とにかく自分らしさを見失わないことに懸命です。

 でも、森保監督がそんな派手なことをする人物ではないでしょうし、地味と揶揄されてもそれが僕だよ、と言える素直さがあると僕は感じるのです。

 今季、監督一番の素晴らしき仕事は、優勝ではなく、浅野というFWを起用し続けたことでしょう。

 マスメディアが最初に彼を特集したのは、実力よりもむしろ

 今では珍しい大家族である
 彼は7人兄弟であり、面倒見が良い事で知られる

 という、ある種の「取材対象としての面白さ」

 に遭ったと思います。

 でも、浅野は既にA代表経験を持ち、五輪への出場も予選突破がカギとはいえ、現実味があります。

 スイスでプレイする久保、オーストリアでプレイする南野、他のJでは熊谷アンドリューなど、同世代の選手たちが噴気してワールドカップを目3すならば。

 浅野は周囲を発火させる、素晴らしい存在になりえると思いますし、彼は良いクラブと出会いましたね。
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