塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジーパンから見る物事の流れ

2015-12-08 00:56:56 | 日記
 僕の高校時代、ジーパンは高値であり、現在のようにアウトレットに流れても、満足のいく形ではありませんでした。

 ユニクロや無印のように、5000円以下で納得のいくジーンズを選ぶことは凄く難しく、ビッグジョンとエドウイン、ボブソンの3ブランドだけ知っていれば、国産デニムに精通している形でした。

 ほかにもブルーウエイやビッグジョンの姉妹ブランド、GLハートなどもありましたが、リーバイス、リー、ラングラーを含むと、この6ブランドが国内で大きなシェアを得ていました。

 ただ、近年はこの価値観が覆っています。

 通常ジーンズは

 1・綿100パーセントで硬い履き心地
 2・スニーカーやワークブーツとの相性が良い
 3・上着もネルシャツやジージャンなど、アメリカ風の服が望ましい

 とされていました。

 しかし、イタリアから、テーラード・デニムが紹介されると、状況が一変します。

 彼らはリーバイスを尊重しながらも、自分たちの十八番であるテーラーリングをジーンズに活かし、ドレスシューズやドライビングシューズ、メッシュベルトなど、より洗練された着こなしを、ジーンズに加えます。

 それを実現したのは、彼らの祭壇技術であり、同時に

 「ストレッチで生地に伸縮性を加える」
 「そのために優しい着心地を実現」

 という新しい概念が誕生しました。

 現代のサッカーも同じですね。

 例えばプレミアは、過去ユナイテッドやリバプールなど一部のクラブの動向を追うだけで、事が足りていました。

 しかし、今はエバートンやスワンジー、ボーンマスのような中堅、昇格クラブにも留意しないといけませんし、そもそもジャージそのものが大きく変化しています。

 サッカーも商品も、改良を加えることで成長することに変わりはないようですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同じ国で高みを目指すこと、他国へ移籍すること

2015-12-08 00:49:04 | 日記
 岡崎のドキュメンタリーを見ていて感じたことは

 「ブンデスリーガにいながら、より高みを目指す選択もあったように思う」

 というものです。

 それはマインツからドルトムント、バイエルンへの移籍をもくろむというもので、この両クラブは近年のブンデスリーガを席巻しています。

 昨年のボカールはウォルクスブルクが優勝しましたが、ドイツにいても

 1・批判的な意見がまだまだ多い物の、ワーゲンという大企業がいかにサッカーをスポンサードしているかを学ぶ
 2・バイエルン、ドルトムントという、マインツよりも選手層が厚いクラブに挑むこと
 3・指揮官がいずれもその手腕をたたえられている人物

 など、とどまる事で得られることもあったように思えました。

 長谷部が

 「より自分を必要とするクラブ」

 をドイツで判別してきたことが、その具体例になります。

 彼の胸中にはきっと

 「ドイツで吸収できることは無い」
 「だからこそ、国もリーグも変える」

 という明確な指針があったと感じます。

 レスターに限らず、プレミアは下位のクラブでも莫大なテレビマネーが舞い込みますし、世界中の投資家が買収を目指すリーグでもあります。

 ですから、戦術はともかくとして、岡崎と吉田は世界の潮流のど真ん中でプレイしている形になります。

 チェルシーのような優勝クラブでも、ひとつの躓きが大きな成績不振に陥るのが昨今のプレミアであり、このような飢餓感こそ、岡ちゃんが求めている要求なのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする