塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手がメディアに心を許すことはあるか

2015-12-02 01:34:58 | 日記
 リバプール在籍時、ジェラードはベニテスとの関係を記者から尋ねられ

 「良好だよ」
 「ラファがすぐにチャンピオン・シップをもたらしたことは素晴らしい」

 と語っていました。

 でも、当時は主力としてやはり胸の内を隠していたのでしょうか。

 彼の自伝によれば、ベニテスとの関係はさほど深いものではなく、むしろシャビ・アロンソの放出には愕然したと記されています。

 記者はデスクから

 「スクープを持ってこい」
 「本音を聞いてこい」

 と送り出されるそうです。

 しかし、人間、サッカーに限らず、初対面の人間に胸の内を明らかにするはずもなく、選手もデマを当然嫌います。

 ですから新聞には

 飛ばしと呼ばれる憶測の記事
 時に話がねつ造される

 というマイナスが生じるのでしょう。

 Jでもそうですが、新人選手がメディアと上手に付き合う方法を伝授されるそうです。

 しかし、選手がどんなに親切に振る舞っても、書き手が横暴であれば当然自分を守る必要がありますし、信頼のい置けない記者と話をするはずもありません。

 今は選手が自分で意見を流す時代に変化していますし、何よりもほんのささやかな出来事が、あっというまに拡大して大きな批判を呼びます。

 ベニテスもアロンソの放出で苦労しましたが、それ以上のアクイラーニやドゥセーナなど、イタリアからやってきた選手たちも歯がゆかったでしょう。
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チャンピオンシップは再考すべきではないか

2015-12-02 01:19:51 | 日記
 僕は今季、広島にJ1王者になっておほしいと願っています。

 クラブ・ワールドカップへの参加
 エディオン・スタジアムから新しいスタジアムへの移行へ可能性が広がる

 優勝すれば、彼らにこうした副産物がもたらすことでしょう。

 でも、僕は単純に辻褄が合うほうが良いと思うだけです。

 プロ野球ではメディアとファンが、下剋上という言葉日酔いしれているようにも見えますが、サッカーは勝ち点、得失点差と数字が明らかになります。

 3位のガンバと年間勝ち点1位の広島。

 Jリーグ事務局は

 「一発勝負の楽しみ」
 「優勝をホームとアウエイで争う」

 ことに主観を置いています。

 しかし、これが天皇杯ならまだしも、一発勝負でリーグの概念が覆されるようでは、やはりリーグの重みがなくなります。

 お金も大事ですよ。

 ファンのすそ野を広げるk十も大事ですよね。

 でも、一番大切なのは

 ファンが納得すること
 選手の流した汗が無駄にならないこと 
 リーグと代表が連動すること

 に他なりません。

 本来ならば最終節で、佐藤のゴールとともにシャーレを掲げて皆が喜ぶという場面が、広島にはふさわしいものでした。

 チャンピオン・シップはやはり、再考の余地があると感じます。
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