塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

チェルシー、モウリーニョ退任を発表する

2015-12-18 01:40:39 | 日記
 前回の解任劇はアブラモビッチとの不和が理由でしたが、今回は成績不振によるものです。

 遂にチェルシーがモウリーニョの退任を発表しましたが、どうでしょう、チャンピオンズ・リーグ出場で得られるボーナスは、もう得られないと思うべきでしょう。

 リバプールがブレンダン・ロジャースを解雇し、ユルゲン・クロップ招聘で息を吹き返しましたが、過去チェルシーにも同じ事例があります。

 それは2008-09シーズンのことで

 スコラーリの解任とヒディンクの招へい
 前任者との仲たがいが知られたドログバを軸に、この年FAカップを制覇
 ファンも指揮官の残留を希望

 というように、ヒディンク政権は非常に印象深いものでした。

 オランダ委代表監督の座を降りて彼は今自由の形ですが、世界も日本も

 「40代の監督が主流」

 であることは事実です。

 パルセイロのような3部クラブでも、三浦監督は40代で政権を運営しますし、広島もそうですね。

 欧州ですとバイエルンやリバプール、ドルトムントに加え、バーセルからフィオレンティーナに移籍したパウロ。ソウザ監督の評判がすこぶる高いですね。

 最新号のワールド・サッカーダイジェストは彼の手腕に100点を付け、欧州では珍しい3-4-2-1の布陣にも注目していました。

 ガスペリーニのジェノアは3-4-3ですが、数年にわたってジェノアを率いている彼よりも、セリエA初年度でこの布陣を機能させているパウロ・ソウザが素晴らしい。

 そういう観点でしょう。

 チェルシーにも彼らのような

 「40代の監督」
 「アンチェロッティのように柔和で選手の意見に聞き耳立てる指揮官」

 が良いように思いますが、現実問題、誰がいるのかという側面があります。
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澤の会見を見て僕が以前から考えていたこと

2015-12-18 01:21:57 | 日記
 昨日、勤務先で夕飯を食べている最中に、澤の引退会見の様子が放送されました。

 帰宅して「すぽると」でもその様子を確認しましたが、僕の考えは少しみなさんと違うと思います。

 僕の考えは

 「バロンドール受賞者が、やはり国内にとどまるべきでは無かった」
 「一方で彼女が残留したことで、リーグが盛り上がったことも確かだな」

 というものです。

 バロンドールですよ。

 当時も感じましたがどうしてリヨンはチェルシー、ポツダムといった女子版チャンピオンズ・リーグで優勝を狙えるクラブか、彼女に移籍の打診を行わなかったのか、不思議で仕方がありません。

 例えば2011年以降、日本代表のセンターバックであり続ける熊谷は、フランクフルト、リヨンで活躍をつづけ、1年とはいえ、大野と近画はアーセナルへ、川澄は半年間シアトルへ移籍しました。

 宮間もまた

 「日本代表の主将である」
 「アジアMVPに輝いた存在」

 も、岡山にとどまり続けました。

 でも澤の場合は、バロンドール獲得に対する費用が準備できなかったのでしょうか。

 そうだとすれば、凄く残念です。

 違う言語、風習に接することは誰もが面倒に思いますよね。

 でも、そこで繰り広げられる、日本とは異なるサッカー。

 その点に

 「ああ、こんなサッカーもあるのか」
 「私もまだまだ茂樹を受けられる側でいられる」

 と彼女が感じたならば。

 昨日の引退会見は、もっと先になっていようにも思うのです。
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