塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

有働由美子、初回の重要性を語る

2018-10-02 22:25:49 | 日記
 有働由美子キャスターがニュース・セロの出演を終えた後、「月曜から夜ふかし」に登場したことが話題となりました。

 あれだけの場数を踏んできた方でも、相当肩に力が入ったとのことで、新しい局で新しい番組を担う重責はすさまじいものなのですね。

 仮にその番組が勝手知るNHKならば、幾分和らいだ気持ちだったのかもしれませんが。

 有働さんは初回の大切さを強調しておりましたが、まだ初回の放送を終えた段階で意見するのは、やはりアンフェアだと思います。

 改善点を羅列する、原稿の読み方を指摘するのは簡単だと思いますが、人間そんな簡単にアジャストメントできたならば、プロ野球の世界であんなに外国籍選手に対して批判は起こらないでしょう。

 ちなみに男性週刊誌では、ジャイアンツの高橋、タイガースの金本両監督の手腕を議論しています。

 この現象がJリーグにもまきおこれば、様相は違ってくると思います。

 特に神戸のように監督交代が多いクラブならば、尚の事でしょうしね。

 初回、初戦が大事というのは確かに一理あると思います。

 1998年、ペルージャと中田がそうでしたね。

 ユヴェントスにはデシャンとジダンという世界王者、フランス代表の中軸が控え、ダビッツやトリチェッリなどわき役も豪華でした。

 仮にこの試合、終盤で得たPKを中田が蹴って決めていれば、前代未聞の

 「セリエAデビュー戦でハットトリック」
 「後進国、日本からの若者が鮮烈デビュー」

 と狂ったかのような見出しが躍ったでしょうね。

 あの2ゴールから中田のイタリア時代が始まるわけですが、彼にとってはゴールを得たことよりも、カスタニエルという自分を尊重してくれる指揮官との出会いが貴重だったのでしょうが。
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僕が顧みる中国リーグの内情

2018-10-02 14:16:56 | 日記
 中国企業の存在感が改めて浮き彫りとなったのが、ロシア・ワールドカップにおけるスポンサー比率でした。

 一方でブラジル代表のレナト・アウグストが北京国安在籍の形で招集、出場を果たしたように、中国スーパーリーグの選手たちも確認できました。

 でも肝心かなめの中国代表が出場していないこと、これではいかに外国籍の選手が出場しても、喜びは半分、といったところでしょうか。

 1998年のフランス・ワールドカップ

 ジュビロのドゥンガとフリューゲルスのセザール・サンパイオ
 グランパスエイトのドラガン・ストイコビッチ
 レッズのペトロビッチ

 など、日本代表と共にJの外国籍選手も参戦しました。

 「俺たちの代表と彼らがワールドカップに出場する、こんな喜びがあっていいのか!」

 と感じたものでした。

 特にピクシーは
 
 「試合会場でナゴヤのシャツを着ているファンを見つけたファンを見た時、本当に嬉しかった」

 と語っていますからね。

 ただ、リッピが中国代表監督の座を降りイタリアに帰りたいとこぼしているように、中国でもらえる報酬を返上してでも帰国したいと考える選手、指揮官は多いようです。

 僕は中国に限らず海外渡航の経験がないので、何とも言えません。

 その帰国したいと思う理由が

 1・中国語や中華料理など、生活全体に言えることなのか
 2・報酬以外に訴えるものがないのか
 3・スーパーリーグの恩恵が、代表に届かないためなのか

 など様々あると思います。

 この点を顧みることが、改めて中国サッカーに必要なのかっもしれません。

 (参考資料 フットボール・ウエブマガジン
       ファイナル ドラガン・ストイコビッチ完全特本 集英社)
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改めて思う自社ロゴの価値

2018-10-02 01:37:29 | 日記
 パルセイロ・レディース対ノジマ・ステラ戦の中継でこんなことがありました。

 後半の終了近く、パルセイロの國沢志乃が相手選手と接触してピッチに倒れこんだ時、彼女が履くニューバランスの「テケラ」が、画面に大きく映し出されたのです。

 嫌な言い方で申し訳ないのですが、もし僕がニューバランスのサッカー担当で子の中継を見ていたならば
 
 「これは良い塩梅だ」

 と思ったでしょうね。

 皮肉にも選手の素晴らしい活躍よりも、接触プレイでピッチに倒れこんだ時の方が、映像はスロー再生になりますし、スパイクの露出がよく確認できるというわけです。

 勿論、ブランドとしては選手が転倒する姿よりも、活躍する姿を見たいものです。

 そのために各社が競ってデザイン、素材、履き心地、安定性を考えているわけですしね。

 ナイキがファントム・ビジョンの開発に伴い廃盤としたマジスタは、ミッドカットにすることで足首の保護が可能となりましたし、日本未発売ですがアディダスのグリッチのように、印旛―ブーツを搭載したスパイクもあります。

 アシックスがDSライトで素足感覚を提供し、アンダーアーマーが靴紐ではなく、ジップで履き心地を調整する提案をするなど、その開発は多岐にわたります

 ラルフ・ローレンやラコステが、ポロシャツをデザインする際に、胸元のポロとワニをビッグサイズにして販売することがあります。

 それだけブランド・ロゴというものは大切なのです。

 今後サッカー・スパイクもより自社ロゴを浸透させるための工夫をするでしょうし、それがファンにとっても楽しみなのは言うまでもありません。
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相手の顔色をうかがうという心理

2018-10-02 01:16:46 | 日記
 僕は他人様の視線、言い換えれば

 「誰が僕をどう見ているか」

 を気にします。

 ですから「私は人の評価を気にしない」と考えている方の心情は、正直どうかしていると思います。

 どんな職業、地位にある人物でも評価は気になるものではないでしょうか。

 政治家ならば猶更でしょうしね。

 今季よりローマでプレイするハヴィエル・パストーレ。

 彼がパレルモからパリ・サンジェルマンに移籍した2011年は、カタール・スポーツ・インヴェストメントが本格的に強化に乗り出した年で、このアルゼンチン代表の加入がカタールの声明文となったわけです。

 パストーレの柔らかいボール・タッチや視野の広さは卓越しています。

 しかし、彼自身も認識しているように、調子が安定せずその点をメディアが指摘したものですが、これには彼なりの苦労があったようです。

 パストーレはきっと物腰の柔らかい、穏やかな性格なのでしょう。

 ですから4-3-3の中央に陣取ったズラタン・イブラヒモビッチの視線と存在に圧倒されており、萎縮しているという評判があったわけです。

 今、ウルグアイ代表カバニに1トップとして溌剌とした姿を披露しています。

 しかし、ロラン・ブランは彼を右翼で起用し、中央にイブラヒモビッチを置くプランを変えませんでした。

 カバニは1トップも右翼も可能である
 しかし、イブラに右翼は務まらない
 従って、カバニをウイングに配置することで、両者が共存できる

 と感じたのも無理はありません。

 しかしそれはウルグアイ代表の大エースに、相当の我慢を与えての計画だったわけです。

 そしてパストーレもイブラ不在だと、素晴らしい解放された表情でプレイしていたと囁かれました。

 サッカー選手は穏やかすぎてはいけないのかもしれませんが、一歩ピッチを離れた際はその方が有意義であることも確かなのですがね。
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