塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

監督が代われば戦術も変わる、の代表例

2018-10-27 01:37:16 | 日記
 ナポリから引き抜いたジョルジーニョを軸に、プレミアで好調を維持するチェルシートマウリィオ・サッリ。

 ジョルジーニョは当初、マンチェスター・シティに加入予定と聞きましたが、サッリがどうしてもこのイタリア代表を軸にクラブを構成したいと歎願し、加入が決まりました。

 ただ、サッカーはやはり水物なのですね。

 前任者コンテの布陣は3-1-4-2
 サッリの布陣は4-3-3

 ワールド・サッカーダイジェストがすでに指摘していますが、この4-3-3では過去の2年のコンテ政権の中核を担った、ナイジェリア代表のヴィクター・モーゼスが蚊帳の外になります。

 監督が交代すれば先発選手も布陣、戦術も変わる
 だからこそ、監督は絶大へ権限と引き換えに、解雇通告と隣り合わせである

 という指摘が成立します。

 しかしモーゼスの立場からすれば、昨年までクラブに必要とされ続けていたにも関わらず、わすか数か月でその状況がまるで異なる、という変化は納得は出来ないでしょう。

 日本代表も西野体制に移行すると

 ヘントの久保
 ポルティモンセの中島
 レオネサの井手口

 という予選突破、新戦力になり得る選手たちが本戦に出場できず、歯がゆい思いをしました。

 あのままハリルホジッチ体制が存続すれば、彼らはワールドカップを戦ったでしょうし、一方で西野体制が発足したからこそ必要とされた選手がいることも確かです。

 サッカーが他の競技よりもハードな日程でありながら、交代枠3と少ない競技である以上、時にはベンチから戦況を見つめることも学びとなります。

 その際、指揮官がどんな言葉をかけるのか、これも大事な要素でありますがね。
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カッパが支援してきたクラブと日本人選手たち

2018-10-27 01:18:54 | 日記
 コンバースといえば星のマークが有名ですが、一方で過去、一部のバッシュには「CONS]というブランドネームが刺繍されていました。

 ナイキもジャージではスウッシュの上に「NIKE」のロゴを刻んでいるように、ブランドロゴと言うのはシューズ、アパレルで思わぬ違いが見つかります。

 ナポリをサポートするカッパは、近年「KAPPA」の自社ロゴをジャージに縫い付けていました。

 しかし今季は、久しぶりにヒューマン・ロゴと呼ばれる、男女が背合わせで座るデザインが復活しましたね。

 ユヴェントスにバルセロナ、そしてイタリア代表。

 過去カッパがスポンサードしてきたクラブ、代表を思い浮かべるとこのヒューマン・ロゴの印象が強くなります。

 カッパは香川真司がドルトムント在籍時のスポンサーであり、2002年ワールドカップで来日したアズーリが着用するなど、日本人ファンにもお馴染みです。

 同年、フェイエノールトが本拠地のデ・カイプでUFEAカップを獲得
 前年の2001年はローマがスクデットを獲得

 という優勝経験にも恵まれます。

 このとき、中田英寿、小野伸二がカッパのジャージを纏い、奮闘している姿に僕たちは嬉しくなったものです。

 2000年代初期はまだ今のように海外移籍は当然の物ではなく、まさに

 「選ばれし選手」

 しか、渡欧できなかったためです。

 スペインが鬼門の時代であり、そのリーグで乾が活躍していることを思うと、時代が変化していることを痛感します。

 そのベティスもカッパがスポンサーであり、何だか奇妙な関係性が見えてきますよ。
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