塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うアジア・チャンピオンズリーグ

2018-10-04 01:46:35 | 日記
 アンドレス・イニエスタとシャビ・エルナンデス。

 スペイン代表とバルセロナで常に苦楽を味わってきた両選手は、当然ですが敵同士になったことはありません。

 ならば今季、ヴィッセルが終盤リージョ新体制のもとで巻き返し、来季のチャンピオンズ・リーグ出場を得たとしましょう。

 そしてシャビの所属するアル・サッドも出場し、いつかこのアジア最高峰の舞台で

 「ヴィッセル神戸のイニエスタとアル・サッドのシャビが戦う」

 という日が来ればいいですよね。

 今、タイの名門ブリーラムやムアントンもアジア制覇を目論み、物凄くお金を注入しているといいますし、パウリーニョがレンタルバックとなった広州恒大とはじめとするⅭリーグのクラブも巻き返しを図るはずです。

 インドと言えばクリケット
 クリケットと言えばインド

 というようにインドではサッカーは同じ英国発症の競技でも支持基盤は薄かったわけです。

 しかし、近年サッカー人気は急上昇しているそうで、それはシンガポールやマレーシアも同様なんですよね。

 こうしてみると
 
 優勝クラブが誕生しても、その勝利に称賛も敬意を払わない報道機関
 優勝クラブが誕生しても、多くの人間が無関心

 という日本の現状は、潮流から遅れを取っているのではないでしょうか。

 チャンピオンズ・リーグでの活躍は、当然スポンサーやサプライヤーにとっても魅力ですし、アジアでの露出とファン獲得も期待できます。

 バルサがナイキと、レアルがアディダスと莫大な金額で契約しているように、日本を含む名門クラブもやがてはこれらと並ぶ金額で契約を結べるようになるかもしれません。

 そのためにはやはり、チャンピオンズ・リーグ王者という証は必須、ですよね。
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アントラーズ、まずはホームで勝ち点3を得る

2018-10-04 01:28:53 | 日記
 アントラーズが3-2で水原三星に勝利したことを、今知りました。

 ホームで負けられない一戦を救ったのっは内田篤人の一撃ということで、小笠原と共に2007年からの3年間、リーグ3連覇を果たした主力が頼もしい活躍を見せました。

 アントラーズとすればJ1、天皇杯、リーグカップ、ゼロックス・スーパーカップなど国内で多くのトロフィーを抱擁してきたにも関わらず、まだ大陸王者になったことがありません。

 2016年のクラブ・ワールドカップは、ある種

 「2ステージ制の恩恵」

 もありましたが、レアル・マドリードと打ち合ったことは、ファンもそうですが何より選手に強烈な意識を植え付けたに違いありません。

 アジア王者はこれまでレッズが2度、ガンバが1度輝いており、2007年のレッズはミラン、2008年のガンバはユナイテッドと、欧州王者と戦いました。

 その中でもアントラーズが柴崎のゴールでほんのわずかても、レアルを慌てさせ気負わせたことは凄い事だと改めて感じます。

 しかし、日本から大陸王者が2季連続で誕生するかもしれないのに、マスメディアが一番バリューを感じたであろう出来事は

 「ジャイアンツ、高橋監督の辞任」
 「優勝争いに絡めない責任を取る」

 というものでした。

 野球が佳境に入っていることも事実、広島カープと埼玉西武ライオンズというリーグ優勝を決めたチームが誕生したことも事実です。

 2011年、日本がアジアカップで優勝した際、イビチャ・オシムは

 「日本はさぞかし沸いているだろうな」
 「大陸王者になることはたやすい事ではないから」

 と語ったはずです。

 そんなにアジア・チャンピオンズリーグ準決勝は、バリューがないのでしょうか。
 
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