塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レアル・マドリード、監督交代は必須か

2018-10-22 01:21:38 | 日記
 ワールドカップ開幕前、唐突に発表されたレアル・マドリードの監督人事ですが、すでに風雲急を告げている模様です。

 新指揮官のロペテギがFCポルトでオリベル・トーレスに本来の輝きを取り戻され、威厳を失った代表に再度光を当てたことを、否定してはいけないと思います。

 ただ、ジダンの退任とロナウドのユヴェントス移籍という、新しい体制発足ということが、より成績が伴わない現状を大きくみせている点もあるのでしょう。

 ただファンはマルセロ、セルヒオ・ラモス、ダニーロ、そしてベンゼマにベイルと主力の多くが残留し、ワールドカップの疲労を考慮しても、これは無い、と感じているのでしょうね。

 メディアは既に、クラブ出身者のグティを新指揮官候補に考えている模様です。

 グティはレアル・マドリード在籍選手の中で、一風変わった選手として知られています。

 マドリードのファンは、その多くが

 「誇り高き白いシャツを汗まみれにできる選手」

 に熱心な支援を行ってきました。

 逆にいえば、スティファノやブトラゲーニョ、そしてラウルという、それぞれの時代で中心選手であった彼ら、それはジダンとロナウドも含まれるわけですが、類まれな技術を持つ一方で、汗をかくことを厭わない選手。

 だったことを示唆します。

 一方でグティは

 その美しい金髪を風になびかせている
 同時に髪型をころころを替え、ファッションに夢中である
 年上の妻との生活をすっぱ抜かれ、同時にピッチにたっても飄々としている

 と指摘され続けていました。

 グティは素晴らしい選手では「あるが」という、評価と批判が常に相反する形で押し寄せた、珍しい選手でした。

 グティはプーマ契約選手で広告にも登場していますが、クラブでの風評が代表選考に影響したのか、代表歴はさほど多くありません。

 彼が再度、ベルナベウに戻るとすればファンはどのような表情を浮かべるでしょうか。
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久保建英の素晴らしい閃光を見て

2018-10-22 01:07:05 | 日記
 噂のフリーキックを確認できました。

 アンダー19北朝鮮代表との一戦において、久保建英が魅せた素晴らしい一撃が絶賛されているのを聞き、やべっちFCを楽しみにしていたのです。

 彼が珍しく自分で自分を褒めているのも当然とも思える一撃であり、これには北朝鮮代表も脱帽したに違いありません。

 僕が久保のフリーキックを見て感じたことは

 2006年の中村俊輔
 セルティック・パークでファンを熱狂させた一撃

 というものです。

 ボールに軌道、ゴールまでの距離、そして放った位置、凄く酷似しているように見えたのですね。

 今、セルティックはブレンダン・ロジャースが指揮を執り、スポンサーも中村在籍時のナイキからニューバランスに変化しています。

 近年セルティックはスティーブン・ジェラードの監督就任において話題を得たレインジャーズの破産宣告、そして4部からの出直しに伴い、国内で独走状態でした。

 しかし、その勢いが欧州では発揮できず、バルサやミランを戦った往時、つまり中村在籍時を懐かしく思うファン、案外多い様子です。

 久保の才能やバルセロナで得た感触は、誰もが持ち合わせるものではありません。

 しかし、個人で代表、クラブを勝利に導ける時代は、80年代のマラドーナが最後と言えます。

 日本代表がウルグアイ戦に勝利で着た背景には

 GK東口の奮闘
 堂安、南野、中島のパスワーク、大迫のポスト
 遠藤の中盤での奮闘

 というように選手皆が同じ方向を向き、責任を取ることにあります。

 それでもここぞ!という時には個人の能力が切り札になることも確かです。

 アンダー19日本代表、是非アジア王者に輝いてほしいものです。
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