塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が感じる米国の不思議さ

2018-10-25 00:36:16 | 日記
 米国と言うのは不思議な国で、あれだけガソリンを消費する車を好みながら、サンフランシスコのような環境を重んじる都市もあります。

 大量生産、大量消費を目指す一方で、メイカーズ・マークやブッカーズに代表される、クラフト・バーボンの人気は凄まじいものです。

 それはMLSを含むアスレチックも同様です。

 米国が共産主義的発想を徹底的に嫌う一報で

 1・サラリーキャップにおける戦力補強の均等性
 2・ジャージの供給をリーグ全体で一括購入
 3・ドラフトという補強の場を設ける

 形を取り入れていますが、これ、基本的に共産主義の考えですよね。

 米国では合衆国憲法における職業選択自由の概念に反している、従ってドラフトも行うがフリーエージェントの権利も与えるという両輪がある点はさすがと思います。

 日本は今日、プロ野球ドラフトがありますが、選手に職業選択の自由を「プロ野球選手になれる」という点で与えると考えているのでしょうが、それ以後の事は完全に片手落ちという印象を受けます。

 少なくとも「拒否権」を持つことは当然の権利でしょうし、使用したからといってどうして外野がこれだけ批判するのかよくわかりません。

 バスケットはナイキ
 サッカーはアディダス

 というように、米国プロスポーツは個々で契約を結びません。

 カレッジバスケット、カレッジフットボールでも大学ではなく、コーチと契約してまず了承を得る必要があるはずです。

 よくマイケル・ジョーダンが大学時代コンバース(プロではナイキ)、アレン・アイバーソンがナイキ(プロではリーボック)を履いたのも、大学が契約しているためだったんですよね。

 日本では高校サッカーにおいて、アスレタ、ナイキ、アンダーアーマー、ミズノにアシックスと様々ですが、ブランドとしてはどちらが商売しやすいのか気になりますね。
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優勝歴があるかいないかの印象度

2018-10-25 00:26:23 | 日記
 大リーグも日本同様に、残るは最終決戦ワールドシリーズのみとなります。

 ナショナル・リーグ優勝のLAドジャースの左腕、クレイトン・カーショーは現在の大リーグにおける最高の左腕であり、過去に再ヤング賞とリーグMVPを同時受賞した稀有な存在です。

 大リーグにおける投手最大の名誉はサイヤング賞を得ることなのですが、リーグMVPは野手が選出されるべきという考えがあります。

 彼のような先発投手はローテーションで動くため、毎日試合に出場しません。

 ですから「ほぼ」毎日のように経ち続ける野手がMVPに相応しいと考えられていますから、カーショーの同時受賞は本当にすごい出来事なのです。

 一方で彼ほどの投手でもワールドシリーズの優勝は未経験です。

 それだけペナント、プレイオフを勝ち続けることは難しいわけです。

 では客に、カーショーがワールドシリーズ優勝を果たせないまま引退するならば、それは不名誉でしょうか。

 僕はそうは思いませんし、彼が名門ドジャースの矜持を背負い続けている今を無視してはいけないと思いますね。

 サッカーの世界でも、バロンドールに代表される個人賞がありますが、どんな名手でも獲得できるわけではありません。

 2010年のアンドレス・イニエスタ
 2013年のフランク・リベリ
 2014年のマヌエル・ノイアー

 のように、素晴らしい活躍を誇っても、次点に終わる選手は過去存在しました。

 それだけ投票者の「主観」と僕たちの「主観」は異なる、というわけでしょうか。

 イブラヒモビッチがチャンピオンズ・リーグ優勝を果たせていないことを気にしているのは明らかでしょうが、僕は彼の功績は凄いと思います。

 特にリーグ1、フランス全土を巻き込んだ「フランスのクソ野郎」という発言を含めた存在感、フランス、オランダ、イタリア、イングランドとそのリーグに順応してきたことは素晴らしいですよね。

 イブラヒモビッチはイブラヒモビッチ

 このようなシンプルな印象が、個人賞の受賞歴でゆがんでしまうとしたら、それは凄く残念な考えと言えます。
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