塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プーマ、巨額の契約金でシティを得る

2019-03-01 01:42:55 | 日記
 マンチェスター・シティの来日が決定した、と言う話が出回る中、更に情報が追加されました。

 シティへナイキとの現行契約から、総額958億円でプーマと新契約を結ぶことを表明しました。

 これはマンチェスター・ユナイテッドがアディダスとの現行契約で得ている、総額1100億円に次ぐ代物で、もしかしますとプーマによる新作は、エティハドよりも先に、横浜で見られる。

 かもしれませんね。

 今は最終節にお披露目することが多いので、実際はわかりませんが。

 同じシティ・グループの幾つかも、プーマとの契約に変更する模様ですが、アディダスとの縁が強いF・マリノスとの関係は、まだ言及されておりません。

 (これらら専門サイトユニ11に掲載されています。)

 プーマはアーセナルとの契約を失いましたが、より大型投資に踏み切った形です。

 そしてある意味「兄弟げんか」の勃発という見方もできます。

 サッカー、そして靴フリークであれば、アディダスとプーマがダスラー家という、ある家族から生まれたことはご存知ですよね。

 アディダスはアドルフ・ダスラー、プーマはルドルフ・ダスラーという、正真正銘の兄弟が仲たがいをし、その反骨心がアディダスとプーマの根幹になっているのは、ある意味凄いことです。

 過去にはペレ協定と言いまして、ペレとの契約を避けるという紳士協定を結ぶも、隙をついてプーマが契約を勝ち取る、ということさえありました。

 これは高額の契約金を提示すればするほど、倍々ゲームのように節操が無くなる事を避けることが目的でしたが、結果ペレはプーマ以外にアンブロとポニーを履く形にもなりました。

 マンチェスターの地でプーマとアディダスの鍔迫り合い。

 これはファンを巻き込むことが予想されますね。
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目利きと熟知、どちらも大切です。

2019-03-01 01:28:56 | 日記
 アーセナルがスポーツ・ディレクターとして、現在ローマに在籍するモンチを招聘する可能性があるようです。

 なるほどと感じたのは、現在の指揮官ウナイ・エメリはパリ・サンジェルマンからやってきたわけですが、パリに到着する前はセビージャでモンチSDと共に仕事をしていたのですね。

 ヨーロッパ・リーグの規模はチャンピオンズ・リーグに遠く及びませんし、報酬額も微々たるものですが、3連覇は本当にたいしたものです。

 エメリの戦術眼とモンチの審美眼

 この両者の化学反応が効果てきめん、となるかどうかはわかりませんが、ローマ側の反応もまだわからない状況です。

 アーセナルは近年、FAカップは3度制覇していますが、リーグ優勝はあの2003-04シーズン以来遠ざかっています。

 ティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプにパトリック・ヴィエイラ。

 名手たちが揃ったこのシーズンの無敗優勝は、今でも語り草です。

 しかし、近年ノース・ロンドンは宿敵のスパーズが台頭し、チェルシーは2012年にチャンピオンズ・リーグで優勝さえしています。

 一方でアーセナルがチェルシーを逆転する可能性が大きいとも言えます。

 プーマからアディダスへの新契約
 エミレーツという最新鋭のスタジアム

 ももちろん有利な材料ですが、エメリ、そしてモンチもサッカーを熟知しています。

 「フットボール・チャンネル」における粕谷秀樹氏のコラムによれば、チェルシーの実験を握るマリアナ・グラノフスカヤは

 1・選手の意見をうのみにし、監督側の意見を聞き入れない
 2・コンテやモウリーニョ、アンチェロッティなど優勝監督が退陣していく

 というように、熟知している人物ではないようです。

 アーセナルがある意味、切札として考えているモンチの動向、案外プレミアの命運を左右するかもしれません。
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