塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテルを支え続けるナイキの思惑

2019-03-12 01:49:22 | 日記
 ナイキが発表した、インテルとの契約20周年記念ジャージは、実際にミランとのダービーで選手たちが着用するとのことです。

 スパレッティが熱望した、ナインゴランのコンディション不良
 ワンダ・イカルディのクラブへのあてつけと、マウロ・イカルディの今後

 やはりこのようなピッチの「外」での話題の多さは、インテルの真骨頂という側面はありますが、このジャージの注目度は非常に高いと言えます。

 興味深いのは、このジャージを手掛ける事は、ナイキにとって面倒であり、製造も困難ではなかろうかということです。

 どんな企業でも

 原価、利益、製造数を考慮する
 工場の生産ラインはどうなのか

 という点は気にすると思うんですね。

 ナイキのような大企業、そしてインテルのように有名なクラブでの企画ならば、当然オーダーも相当数入るでしょうし、納期に間に合うかどうかは、ナイキの信頼にも関わってきます。

 逆にいえば、これらのコストや問題点を度外視して、このジャージを制作した点が

 「ナイキとインテルのパートナーシップ」

 の強固さを感じさせます。

 インテル不遇の時代をピレリが常に支え続けたように、ナイキもまた1998-99シーズンからインテルの歩みを見守ってきました。

 2001年、ロナウドが再度膝の膝蓋腱を故障し、サンシーロで泣いた日の事
 2002年5月5日、最終節のラツイオ戦で敗れ、スクデットが消えたこと
 2008年、雨中のエンニョ・タルディーニでイブラが2得点しなければ、スクデットはローマの物だった

 ファンにとって「劇的」ともいえる光景をスウッシュは共に目撃者であり続けた、その自負が今回のデザインに反映されていると感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野パルセイロ、ライブ・ビューイングを企画

2019-03-12 01:32:50 | 日記
 僕は幼少期より、映画を観る習慣が全くありません。

 それは実写もアニメも両方でして、テレビのロードショー関係も含めての形です。

 近所に映画館と劇場が無いことも関係しているでしょうし、学校には図書館はあっても映画を鑑賞する設備が整っている方が稀だと思います。

 ですから先人たちが

 「映画を観ると、感性が磨かれる」
 「小説を読むと時間がかかるけれども、映画だと2時間であらすじも風景もすべてがわかるよ」

 とおっしゃることは、重々承知はしていますが。

 ですから長野市にある長野グランドシネマズの横を通ったことはあっても、入場したことはありません。

 その長野グランドシネマズにおいて、長野パルセイロがJ3開幕戦対ロアッソ熊本戦のライブ・ビューイングを、ファンクラブ限定で参加者を募ったことは、面白い試みだと思いました。

 僕のように映画鑑賞の習慣がない人間は、そもそも映画館に行くことさえありません。

 ですからサッカーを媒体に、スクリーンに向かって歓声をあげることで

 「今度は映画観戦をしようかな」
 「へえ、劇場の中はこんな内装なんだね」

 と思ってもらえるならば。

 グランドシネマズにとってみ有意義なのではないでしょうか。

 信濃毎日新聞にこの模様が掲載されましたが、ファンは凄く楽しんだ様子です。

 確かに劇場であれば人数は相当制限されますが、だからこそファンクラブに入ったならではの優越感が得られます。

 また、天候の左右されない点も魅力ですし、今後もこの企画は継続されていく気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする