塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

買い物は楽しくもあり、同時に難しい

2019-03-03 22:15:53 | 日記
 今、衣料品は新品、中古問わずに冬物から春物へと品揃えが変化しています。

 ですから僕のようなけち臭い人間は

 「競争の少ない今こそ、今年の冬に着用できそうなコートや手袋を探そうか」
 「安いし、3月も雪が降るかもしれないし」

 という形でお金を払おうと考えがちです。

 でも、ただ安いからかうのではなく、

 「本当に必要な品が安いから購入する」
 「探していた品物が、偶然にもセール対象品だった」

 というのであれば、風向きが違ってきます。

 つまり、セール品で買っておいても必ず使う物、また定番品で普段はまったくセールにならない品が安かったのであれば、買ってみる価値ありますよね。

 例えばビジネスで用いるホーズ。

 冬用、つまりウール素材が安くなっているのであれば、これは買いでしょうね。

 また、リーバイスの501、コンバースのチャック・テイラーなどの定番商品がセール、というのも有難いと思います。

 よく車を買う際に

 「決算の月度を訪問すると、大幅値引きの余地あり」
 「新型が出ると、旧型の在庫を減らしたいから、前の形でよければお金が節約できる」

 とあります。

 パソコンや車はなかなか相性は見えにくいものですが、衣類や靴は試着すれば感触は掴めるますからね。

 サッカー・スパイクでもモレリアはおまけができても1割が限度のようですから、これが2割、3割などの価格であれば、それは凄いことです。

 アンブロのアクセレレイターやヒュンメルのヴォラートのように、看板商品でも新デザインが発表されれば、旧作は値下げの対象になると思います。

 ただ、これだけ商品のサイクルが早ければ

 「ああ、あの商品廃盤だ」

 とがっかりする機会が増加します。

 それだけ昨今の買い物は、スパイクだろうが日用品だろうが、難しい形になっています。
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リベロ、再び時代の潮流になるのだろうか

2019-03-03 21:59:55 | 日記
 ウエブ版の「ゲキサカ」で、横浜FCの松井大輔がリベロとして先発出場したことを伝えています。

 記事では後半から布陣が4-3-1-2に変更した点を受け、松井がライト・フルバックにポジション変更したことも確認できます。

 フランクフルトの長谷部も3-5-2のリベロを任され、識者から大きな賞賛を集めています。

 これまで、リベロはもはや概念としては生きていても、実際に活用するクラブと指揮官は皆無といっても過言ではありませんでした。

 イタリアではアタランタのガスペリーニが十八番の3-4-3を常に用いているように、バック3はそう珍しいものではありません。

 よく考えれば、サンフレッチェも過去の布陣は3-4-2-1が基本であり、城福監督就任の昨年から4-4-2に移行したくらいですからね。

 恐らく3-5-2、そしてリベロの起用は、ある意味懐古主義なのかもしれません。

 逆に言えば4-2-3-1や4-3-3に手詰まりを感じた指揮官が

 1・リベロの攻撃参加で攻撃に厚み
 2・リベロを置く対戦相手と「対戦した」経験を持つクラブが少ないため、戦術として有効である
 3・これまでのバック4が主流だった反動

 を考慮したのではないか。

 と勝手に推測します。

 ワルテル・マッツアーリのように、常にバック3を考えてきた指揮官からすれば、戦術の潮流はどうでも良い事だと思うでしょうね。

 仮に3-5-2が再度、世界中を席捲してもズネスク・ゼマンのように、自身を表現する4-3-3を捨てない指揮官もいるはずです。

 今、スーツの世界ではトラウザーがこれまでのプレーン・フロントからタック入りのワイドな形に変化しています。

 かつてオシムが語った

 「戦術の流行はネクタイの幅と一緒」

 と思える動向が、今確認できます。
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ナイキ、その高い技術力

2019-03-03 01:37:25 | 日記
 ナイキがナイキたる所以は、固定概念に捉われない製品づくり、言い換えれば大胆不敵な点にあるのではないでしょうか。

 更に凄いのは、彼らの意図がデザインに鮮明に映しだされ、選手もファンも虜にしてしまう点です。

 今季のバルサはストライプが「ピン」ストライプのように細いデザインですが、ナイキはすでに2015シーズンでインテルでこのデザインを実験しています。

 通常インテルの黒と青のストライプ幅は、クラブのアイディンティティであり、まず幅を狭めるという意図はファンと選手の両方から、反感を買う可能性があったと思います。

 アイディンティティに触れることは、下手をすれば

 「クラブの根幹にかかわる出来事」
 「伝統を踏みにじる可能性」

 があるわけですから。

 しかし、このピンストライプのデザインは大評判であり、男性誌のGQでも特集が組まれたほでです。

 そしてバルセロナでもインテル同様に、ストライプに変化をつけている、というわけです。

 ナイキは1990年代中期、ドライフィットを導入し現在では当然であるクイック・ドライの概念を、いち早く浸透させました。

 またプーマのエヴォニット、アディダスのプライムニットに先駆けて発売した「プライムニット」は、スパイクだけでなくバッシュの世界でも大きな存在となりましたよね。

 ナイキはスパイクと連動する形で、アンセム・ジャケットやトラック・ジャケットをトータルでデザインしていますし、街着としても見栄えする商品を数多く作り出しています。

 契約アスリートを満足させ、一般ファンも満足させる

 この難しいミッションをたやすく行うナイキの技術力は、他社が追随できない代物であり、逆に彼らからのオファーを頑なに拒む、ドイツ代表とアディダスの信頼関係の強さが伺えます。
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スタジアムという器を目指して

2019-03-03 01:20:48 | 日記
 ウヰスキーのようにアルコール度数の高い酒を飲むと、周囲の評判はよくありません。

 これが清酒やビール、焼酎のように度数が低い酒、アルミ缶のように簡単につぶせるものだと扱いやすいことは確かです。

 隠れて酒瓶を補完していても、瓶の処理は市町村の規則に従う必要がありますからね。

 また、酒に限らずコーヒー、緑茶、紅茶などカップやソーサーに一工夫くわえると、時間が優雅に感じるものですが、酒も同様と言えます。

 僕は長野東急に出かけた際、食器売り場になる江戸切子のグラスを眺めながら

 「いつか、このような器が似合う存在になりたいものだ」
 「江戸切子や薩摩切子で酒飲んだら、それはうまいだろうなあ」

 と想像する始末です。

 でも器は料理の味わいにかけがえのない存在です。

 サッカーでも器、スタジアムは本当にクラブの未来を左右します。

 例えばレアル・マドリードの試合をマドリードで生観戦できたとします。

 その感激は、レアルが抱える各国代表選手を観れたことにもあるでしょうが

 「サンティアゴ・ベルナベウという、世界屈指のスタジアムを訪問できた」
 「そこで、スペイン人のサッカーに対しての認識を感じることができた」

 という実体験が大きいわけです。

 今、来年の東京五輪に向けて国立競技場が建設真っ最中ですが、高校サッカーが盛り上がるのは、生徒たちが

 「国立競技場を目指すこと」
 「そのために毎日の練習に張り合いがある」

 と肌で感じているためです。

 海外でサッカー観戦をする際は、掏摸や置き引きなどの犯罪から飛行機、ホテルの予約まで気が休まることはないのでしょう。

 それでも現地に出向く方が多いのは、スタジアムの歴史を感じたいためではないでしょうか。
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