塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ハイブランドがスニーカーを発表する中で

2019-03-29 02:18:03 | 日記
 今、エルメネジルド・ゼニアやバレンシアガなど、メゾンと呼ばれる高級ブランドもスニーカーの製造を始めています。

 彼らはプーマやナイキなど、大手スポーツブランドからすれば競合相手になるのか、それとも別次元の存在と捉えるのかガキになります。

 今スーツの世界でも天然素材からソロテックスようなストレッチ素材まで、様々が生地が開発されています。

 最近、伊藤忠との確執が大きく報道されているデサントも、スポーツ分野で得た技術で開発したスーツを、店舗限定で「青山商事」が販売していると聞きました。

 それだけスニーカーが持つ快適さ、脚を保護する技術などがメゾンからしても気になる存在にまで発展したという意味なのでしょう。

 ニューバランスやコンバースをあえてスーツにあわせる上級者がいるくらいですから、今後はスポーツとテーラードが、より親密な関係になっていく気がします。

 ネイマールが大のスニーカー好きであることは有名ですが、逆に彼はナイキのスニーカーが大好きだからこそ、ナイキを選択したという見方もできる気がします。

 いつの時代でもエアー・ジョーダンの新作は注目されますし、何よりセレソンの主軸、ロナウド、ロナウジーニョもナイキの契約選手でしたね。

 カレカとミューレルの影響もあり、一時期のブラジル代表はミズノ愛用者が多かったわけですが、今後はサッカーその物だけでなく

 契約希望のブランドが斗のような商品開発をしているか
 その品を着用できるのか

 という別の側面が必要かもしれません。

 となりますと、やはりナイキ、アディダス、そしてプーマあたりはサッカーだけなく、様々な分野で鎬を削る間であり続けると言えますね。
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海賊版は、丸めこんだ方が得か

2019-03-29 01:52:47 | 日記
 1977年10月、セックス・ピストルズは最初で最後となるアルバム

 「勝手にしやがれ金玉野郎 セックス・ピストルズ見参」

 を発売します。

 このアルバムのエンジニアはクリス・トーマスと言う人物が手掛け、実に壮快な仕上がりになりましたが、熱心なファンの間では既にアルバム曲の原型、つまりデモテープが海賊版として出回っていたのです。

 このデモテープを録音した際のエンジニアはデイブ・グッドマンといいまして、パンクロックならではの荒々しさが確認できたために、ファンの間では広く親しまれていたのです。

 このデモテイク集は当初「スパンク」という名前でしたが、やがて正規で流通の形となり題名も

 「俺たちに明日は無い」

 という形で日本版も発売されています。

 このように海賊版が正規の形になることが、最近グッチでも起きました。

 米国のハーレムにダッパー・ダンと言う人物がいまして、グッチの海賊版を販売していたのですが、グッチ側(デザイナーを務めるアレッサンドロ・ミケーレ)が、ダッパー・ダンを承認したんですね。

 何とミケーレが、ダッパー・ダンのデザインから発案した服が、完全なるグッチ名義で発売され、その反響の大きさは大変なものでした。

 アレッサンドロ・ミケーレはトム・フォードに見いだされ、グッチに参加したわけですが、グッチ側も彼がこれほど肝が据わっているとは思わなかったでしょうね。

 ナイキやアディダスも、サッカー・ジャージを軸に海賊版に悩まされていると思います。

 案外、海賊版を製造している業者にコンタクトを取り、嫌な言い方ですが

 「丸め込んで共同開発」

 という方が版権問題の解決につながるかもしれません。

 ジャージだけでなくスカーフ(マフラー)も、海外ではスタジアム外の屋台で多く観られますし、頭を悩ます要因ですしね。
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