塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

妻と夫の関係性はいかに

2019-03-02 01:53:00 | 日記
 哲学者ソクラテス、ロシアを代表する作家の一人であるトルストイ。

 両者が執筆した作品は、日本でも文庫化されて多くの方に読み継がれています。

 そして彼らの共通することは、妻が「悪妻」と呼ばれている点です。

 聞くところによりますと、トルストイの妻はヒステリックに夫を罵り続け、もう耐えきれなくなった彼は肌寒い雪の降る夜、家出をしたそうです。

 そして辿り着いた駅の厩舎内で凍え死んだ。

 僕の記憶に間違いがなければ、背筋も凍るような死にざまではありませんか。

 日本でも「かみさんの悪口」というテレビドラマがありましたが、洋の東西と問わず、夫と妻の折り合いというものは、いつの時代も思うようにはならないのですね。

 さて、インテルはアルゼンチン代表のマウロ・イカルディを先発から外しています。

 イカルディの妻ワンダは、同じアルゼンチン出身のマキシ・ロペスと結婚していましたが、イカルディとの交際が明るみにでると、イカルディとマキシの折り合いは、当然崩れ去ります。

 イカルディとワンダの関係は常に良好のようですが、これがインテル首脳陣からみると、代理人でもあるワンダの要求は

 「飲める条件ではない」

 という形で提示されている様子です。

 イカルディの親族も、ワンダの代理人振りを批判しているようで、代表招集の対象にならないことも、このクラブとの関係があるとみなされています。

 イカルディからすれば、妻は代理人としても女性としても無条件で納得のいく、誇らしい存在なのでしょう。
 
 この「無条件」でなびいているという周囲に見解がイカルディにとっては苛立ちを覚える理由であり、周囲の苛立ちでもあるのでしょうが。
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何時の時代でも評判は気になります

2019-03-02 01:34:42 | 日記
 いつの時代も「評判」は、誰もが気にする代物です。

 僕の幼少時代の評判は、「口コミ」「噂話」が主流であり、少なくとも目撃者は限られた存在でした。

 しかし2000年代前半から携帯電話が普及し、メールと写真機能が当然となると、写真の送信で仲間内で情報がいきわたるようになります。

 そして現在のインスタグラムやツイッターに代表される

 「誰もが好きな時に、好きな事柄をつぶやく、投稿できる」

 時代となりました。

 僕ですらサッカー観戦の際、スタジアムの風景や選手の姿を写真に収めるくらいですから、代表戦のような限られた試合を応援出来た際は、誰もが興奮します。

 今、ナイキが恐れていることは、この「評判」ではないでしょうか。

 ナイキにおけるこの評判を、別の単語で表現すると「風評」になります。

 ナイキのバッシュが壊れたんだぜ
 えー、じゃあナイキを買うのをやめようかな
 アディダスかアンダーアーマーを試着しようか

 という声が無造作に溢れれば溢れるほど、ナイキ首脳陣は焦りを感じるかもしれません。

 確かにデューク大学の選手に供給したバッシュが、ソールとアッパーが完全に剥がれ落ちたことは、ナイキに限らずスポーツブランドにとって、あってはならないことでしょう。

 しかし、ナイキは一般消費者よりも

 自社の契約選手たちを保護する
 選手たちもナイキを支持する

 方が賢いと感じます。

 1990年代、ナイキがバッシュでもスパイクでもアディダス、リーボック、コンバースにフィラなど他社を凌駕したのは、契約選手たちの活躍だけでなく

 「どうして皆、ナイキを使わないの」

 というドレッシングルームでのやり取りも、おおいに影響していると思います。

 少なくともネイマールやロナウドは、ナイキに全幅の信頼を置いていると思いますよ。
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