塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

才能だけで強化策はつとまらない

2019-03-27 22:53:18 | 日記
 NFLにオークランド・レイダーズというチームがあります。

 彼らは2007年にヘッドコーチとしてレーン・キフィンと言う人物を指名しますが、この年彼らはルイジアナ州立大学から攻撃の要となるQBに

 「ジャマーカス・ラッセル」

 という、抜群の能力と身体を持つ、その一方で練習に熱心とはいえない選手を全体1位で指名します。

 コーチ・キフィンはレイダーズのオーナーであるアル・デイビスに

 「私にラッセルは必要ではないし、彼では勝てない」

 と直訴したそうですが、彼の進言をデービスは受け入れず、ラッセルはレイダーズの一員になります。

 事実、ラッセルはプロになっても練習に身が入らす、QBとしての責務を果たすこともできませんでした。

 しかし一方で厳然たる事実

 「レイダーズはラッセルという個性が、現在のレイダースと噛み合わないことを承知した上で1位指名した」
 「彼は入団したときから、コーチが不要と考える選手であった」
 「身体能力が素晴らしい、先天的な才能だけを盲目に信じては、強化には繋がらない」

 事も確かでしょうね。

 この1位指名は、キフィン、デービス、レイダース、そしてラッセル本人にとっても何の利益にもなりませんでした。

 サッカーでもウーデゴールやハリロビッチなど、若くしてレアル、バルサに加入した選手が放浪の旅を続けています。

 それはジョルディやボージャン、ポルティージョなど両クラブとも才能はあるが活用しきれなかった、苦い過去があるにも関わらず、その清算ができていないような印象が、僕にはあるんですね。

 指揮官との不和やどうしても現地の水が合わない、と言う側面もあるでしょう。

 ただ、才能だけを賞賛しているだけの補強では、サッカーでもアメフトでもお茶を濁すだけではないでしょうか。
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篠ノ井駅前商店街で食事をして

2019-03-27 22:31:23 | 日記
 今日、篠ノ井駅前にある喫茶店「ヴィッラ」さんにお邪魔して、紅茶とチーズ・トーストを頂きました。

 ヴィッラさんの真横には、アスペース篠ノ井という駅前の有料駐車場があり、同時に

 パルセイロ・カラーのオレンジに塗装されたレンタル自転車の受付
 ライオーの応援メッセージの掲示

 など、パルセイロ関連の小物が確認できます。

 ちなみにアスペースさんの前に、既に移籍したレディースの大宮選手の顔写真ポスターが貼られており、大宮選手が元気にやっているかどうか、少し気になりました。

 長野パルセイロは、このような地域社会から支援されていることはもちろんですが、逆説的に言いますと

 長野パルセイロが篠ノ井地区を支援する
 長野パルセイロの勝利が、篠ノ井地区全体に波及する

 ように繋がっていくと良いですよね。

 ちなみにヴィッラさんのおかみさんによると、朝は午前9時から営業しているそうで、シャトルバスに乗車前、腹ごしらえには丁度良いかもしれませんよ。

 メニューはトーストの他にピラフはカレーもあり、午前11時まではモーニングの提供もあるとの事です。

 昔ながらの喫茶店
 昔ながらの個人商店

 は、衣食住すべてにおいてなかなか入りにくいという印象が強いですよね。

 同じ篠ノ井駅前にあるとんぼ屋文具店に先月お邪魔した際も、緊張して入店しましたが、サッカーで訪れた街で個人商店を訪れるのは、貴重な体験になる気がします。
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ナイキ、その革新性

2019-03-27 01:53:46 | 日記
 伝統と革新。

 相反する二つの出来事を巧みに取り入れてきたこと、これがナイキが世界中から注目される理由ではないでしょうか。

 老舗であるアディダスとコンバースが考えることさえなかった

 「マイケル・ジョーダン」と言う選手名をそのまま靴に品名にする

 というジョーダンの代理人、デイビット・フォークの発案をナイキが取り入れ、靴をデザイン、開発したことは1984年では異例でも2019年の現在では、ごく普通の光景となりました。

 そのナイキがサッカージャージでも様々な動きを見せています。

 インテルの2015年ジャージでナイキは、伝統と黒を青の縦じまを、何と極細のピンストライプで表現し、大成功を収めました
 
 またバルサでもストライプの幅を非対称やグラデーションでデザインするなど、旬に応じた形でデザインを起こしてきました。

 そして既に2019-20シーズンのジャージデザインが話題を集めており、何とナイキは

 1・バルサではチェック柄を採用
 2・インテルでは縦じまではなく、斜めストライプを採用

 という噂が専門サイト「ユニ11」で確認できます。

 革新というのは伝統を重んじる保守の意見を、無視することで成立しますよね。

 ですから年配のファンやシーズン・チケットホルダーなど、ファンの中でもコアとなる部分から、大きな反感を買う可能性も否定はできないでしょう。

 その点を恐れず商品開発を進めるナイキは、やはり凄い企業だと感じます。

 フランス代表に採用したボーダー柄も話題を呼びましたが、一方でセレソンには個性的なデザインではなく、伝統のカナリア・イエローを軸にした普遍的な形です。

 これはワールドカップ優勝5度という、ブラジルの歩みにはさすがに逆らえないための措置、なのでしょうか。
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やはりよい財布を持ちたいですよね

2019-03-27 01:34:32 | 日記
 僕は会社では小銭入れと長財布を、サッカー観戦の際は二つ折り財部をそれぞれ使用しています。

 サッカー観戦時は長財布ですと落としそうな気がしますし、父がよく

 「運転免許証を紛失すると困るから、家においていけよ」

 と注意喚起するんですよ。

 財布が別々にあるとお金の管理が厄介なように見えますが、僕個人は別々の方が何か突合が良いのです。

 僕の長財布はおよそ20年近く使用しており、革も変色していますしコインポケットの内側も随分傷んでいます。

 それでも処分しないのは

 1・素材がコードヴァンであること
 2・確か製造元が日本のプレリーであること
 3・コードヴァンの使いこまれた変色が、味わい深い事

 の3点に理由があります。

 それでもこの財布は殿堂入りにして、新しい物を購入しようか検討中なのですが。

 ビジネスでもカジュアルでも、革製品は粗悪な物を使っていますと、すぐにその痛み具合が周囲にばれてしまいます。

 特に男性が女性を食事をして支払いを請け負う際は、手に持つ財布が傷んでいない事、レシートは処分されクレジットカードが取り出しやすいように注意していることは、大切だと聞きました。

 僕が財布の話をしているのは、サッカーでも僕たちの生活でも財務が大切だからです。

 僕に限らず、お金は使う方が貯めるよりも圧倒的に簡単ですし、その点に関して僕は完全に落第しています。

 バイエルンのような健全経営を目指すクラブもあれば

 1・シティやパリ・サンジェルマンのようにFFPの網を掻い潜ろうとするクラブ
 2・インテルやミランのように、頻繁に監督を変えるクラブ
 3・バレンシアのようにオーナーシップで揉めるクラブ

 など、その経営状態は様々です。

 クレジットカードが打ち出の小槌ではないように、テレビマネーは今後どうなるかわかりません。

 お金と付き合うことは、人間にもサッカーにも永遠の課題と言えそうです。
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