塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アントラーズのセルジーニョ、いつかセレソンに選ばれて欲しいですね

2019-03-06 01:49:57 | 日記
 過去、Jリーグには多くのブラジル代表選手が在籍してきました。

 それはジーコのような世界的名声を持つ選手だけでなく、ベベトやファビオ・ジュニオールのように、自身のコンディション不良や環境にうまく溶け込めない選手も存在しました。

 1998年ワールドカップには、フリューゲルスからセザール・サンパイオ、ジュビロ磐田からドゥンガが参戦したように、ブラジル代表の中にJリーグの選手がいても、違和感が無かった時代です。

 ならば、アジア・チャンピオンズリーグ2連覇を目指すアントラーズの起爆剤、セルジーニョはこのまま活躍しつづければ、チッチ監督はセレソンに召集するでしょうか。

 サンフレッチェ広島が広州に遠征し、チャンピオンズ・リーグを戦い敗れましたが、そこには過去、ベンフィカ・リスボンに名を連ねたタリスカがいました。

 バルセロナからレンタル・バックのパウリーニョもいるわけですが、世界でも類を見ない分厚い選手層を誇るセレソンに

 中国スーパーリーグとJ1での活躍
 加えてチャンピオンズ・リーグでクラブを上位に押し上げる

 ことが評価され、セレソンになるならば。

 アジア・チャンピオンズリーグとアジア各国のリーグの意義が、世界に打電されるのではないでしょうか。

 ビニシウスは18歳ですが、チッチはセレソンに値すると考え、招集しました。

 彼は世界で最も重圧、喧噪のたかいリーガ、その代名詞でもあるレアル・マドリードでプレイしています。

 ですから喧しいブラジル・メディアへの対応も、コツを掴んでいると感じたのでしょうね。

 J1からブラジル代表に限らず招集選手が増えるようであれば、それはリーグが上昇傾向にあることを明らかにしてくれます。
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憧れのクラブ、内情がひどければどうする

2019-03-06 01:40:12 | 日記
 選手として大成する際、原動力となるのが

 「あの選手に少しでも近づきたい」
 「いつか、あのクラブでプレイできるように」

 と願うことです。

 例えばジダンがウルグアイ代表の英雄、フランチェスコリに憧れ続けた話は有名です。

 今ならばメッシとロナウドが、多くの子供たちと若手の模範であり、今後少しずつエムバッペやビニシウスがその役目を担うようになるのでしょう。

 選手個人を目標にするのであれば、まず自分が自分を律することから始めますよね。

 しかし、憧れのクラブから声がかかり移籍したは良いものの、内情は最悪で移籍したことを後悔することもあるでしょう。

 どんなにミランのファンだったとしても

 1・財務状況が最悪で、監督の交代が多すぎる
 2・新しい経営陣の顔が見えてすら来ない
 3・その状況に業を煮やしているファンの憎悪

 を考えたなら、ミランへの移籍は躊躇するでしょうね。

 ロベルト・バッジョが1998年夏、ボローニャから幼少期より憧れていたインテル移籍を実現させるも、在籍した2年は彼のキャリアの中でも途方に暮れることが多い時代でした。

 ユヴェントス在籍時から険悪の中であったマルチェロ・リッピが指揮官になった1999-2000シーズンはまさに最悪だったはずです。

 またインテルは前線だけでもバッジョ、レコバ、ロナウド、ヴィエリと選手を乱獲しており、否応なしにバッジョとレコバがベンチに座ることが多かったのです。

 香川真司がベシクタシュに移籍したように、選手は時に

 「愛してくれたクラブよりも、今僕を愛してくれるクラブ」
 「そこには出番があるから」

 という、気丈な振る舞いが必要、ということが見えてきます。
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