塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

欧州クラブ、新シーズンに向けて新作ジャージを公表へ

2020-06-15 17:16:29 | 日記
 リーグ戦を再開させた国もあれば、強制的に終了させたことでクラブがリーグを訴える国があるなど、コロナ・ウイルスの余波は欧州サッカーを直撃しました。

 一方で既にアヤックスやマルセイユなど名門クラブば2020-21シーズンのジャージを公開するなど、新シーズンに向けて既に動き出しています。

 ユヴェントスやバルセロナも「リーク」と言う形で、おぼろげながらデザインが出回りつつあります。

 セルティックがニューバランスからアディダス、エバートンがアンブロからヒュンメルに契約を切り替えますが、スーパー・メガクラブがテクニカル・スポンサーを変更する予感はありません。

 過去にレアルに関して、アンダーアーマーがアディダスに代わってスポンサーに名乗り出るでのはないかという話がありましたが、来季も当然アディダスでしょうね。

 ある意味「ブランド・シャッフル」は今後も、中規模クラブを軸に行われ、スーパーメガクラブが関与するのは、胸スポンサーの変更くらいではないでしょうか。

 ちなみにミランが現行のプーマに変更して今季で2期目になりますが、プーマ首脳陣は確固たる経営方針がなく、移籍市場と監督選手で後手を踏む彼らをどう見ているのでしょうか。

 ミランとの契約年数がいかほどなのか、僕にはわかりません。

 しかし、僕がプーマ首脳陣であればミランとの契約は積極的にはなれないでしょう。

 専門誌も指摘しますが、ミランで一番技量があり戦術眼を持つのが、38歳のイブラヒモビッチであること、この点がミランの現状をさらにややこしくしているのではないでしょうか。

 仮にプーマが去れば、カッパ、ディアドラ、ロットなど自国企業が名乗り出るように思えますが、今のミランは過去のミランとは様相がまるで違いますからね。
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長野パルセイロが絡む共同企画から

2020-06-15 16:47:33 | 日記
 長野パルセイロは今週金曜日より、カターレ富山、FC岐阜と共同開発のタオルマフラーの販売を開始します。

 価格は3本セットで税込み価格6,000円でして、購入者には今季主将を務めるGKの阿部選手のオートグラフ色紙が当たるかもしれません。

 FC岐阜は今季からJ3ということで、1年でのJ2復帰を目指すでしょうし、カターレとの関係でいえば相手ファンをホームゲームでもてなすという企画を生み出してきました。

 ここまで考えると、Jリーグの特殊性が浮かび上がります。

 イタリア、ドイツ、スペインのように、都市と都市との関係性で発展してきた国の場合、対戦相手のファンをもてなす、グッズの共同開発を申し込む、という考えがまず無いでしょうし。

 よくイタリアではウルトラスが

 黒人選手への侮辱行為
 クラブからチケットの割り当てを脅迫する

 というように、もちつもたれつの関係性を迫り、ユヴェントスのアンドレア・アニエリがその点を断固断っていることでも知られています。

 ユヴェントスと言えば、インテルが宿敵になりますが、ある意味フィオレンティーナも同様で(これはフィオレンティーナの側からの見解が大きいですが)すね。

 ロベルト・バッジョ、ベルナデスキに代表されるイタリア代表選手の移籍、そして実現はしませんでしたが、モンテネグロ代表のヨベテッティもシティではなくユヴェントスへの移籍が濃厚でした。

 このような場合、コロナウイルスで財政がひっ迫しても

 「ファンをもてなすのは、あくまで自分たちに考えに即す」
 「宿敵の手を借りるくらいならば、破産すべきだ」

 と考えると想像します。

 冒頭で紹介した事例は、Jリーグの柔軟性を現し、同時に独自性を意味すると考えます。
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2011年柏レイソルの事例から

2020-06-15 11:27:11 | 日記
 2011年J1、この年ネルシーニョに率いられた柏レイソルは何と

 「昇格クラブがその年に優勝」

 という、とんでもない記録を生み出します。

 2010年の柏レイソルはJ2で戦っており、一方のJ1は鹿島アントラーズが2007年から2009年まで3連覇、2010年は名古屋グランパスエイトが初優勝するなど、強豪が強豪としておの立場で優位にあったわけです。

 レイソルにはジョルジュ・ワグネルとレアンドロ・ドミンゲスという、ブラジル代表に匹敵する選手もいましたし、現在マルセイユに在籍する酒井宏樹も在籍していましたね。

 それでも、昇格クラブがリーグ制覇という偉業は、今後のJ1でも必ず取り上げられる一大事ですよ。

 その際、よく比較されたのがブンデスリーガです。

 ブンデスリーガでも1998シーズン、2部から昇格したばかりのカイザースラウテルンがリーグ制覇を成し遂げ、ドイツ国内が大きく沸いたものでした。

 カイザースラウテルンは、若き日のドイツ代表2選手

 ミロスラフ・クローゼ バイエルン、ブレーメン、ラウイオなどで以後プレイ
 ミハエル・バラック レバークーゼン、バイエルン、チェルシーで以後プレイ

 が存在しており、リーグ優勝は4度を数えます。

 しかし、現在3部に在籍するクラブですが、負債額29億円を計上し「破産申請」を行ったうえでの「自主再建」を申請しているそうです。

 (フットボール・ウエブマガジンを参照)

 ここでもコロナ・ウイルスの影響とお金の問題に直面するわけですが、自主再建が鍵となりすぐには消滅しないとの事。

 日本でもJ3の経営状況がしばしば問題提起されますが、他人事ではないと考えさせれた次第です。
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アディダスが掲げた脚本来の動き

2020-06-15 11:12:12 | 日記
 アディダスは1980年代後半、靴を履いた際に発生する脚のねじれに注目します。

 サッカーでもランニングは練習内容の基本ですが、実は着地する際に足裏はそのまま地面に降りるのではなく、ねじれた形で接地している、という理屈をアディダスは発見します。

 アディダスは「脚本来が持つ機能」を最大限発揮させる要素として、靴底の中央に

 「トルション・バー」

 という非常に硬い棒を埋め込むことにより、脚のねじれを防ぎ選手の怪我を未然に防ぐことに成功します。

 アディダスはいつの時代もドイツ代表を支援していますが、代表選手たちもこのトルションの効果を誰よりも早く知ることができたのではないでしょうか。

 日本でも「エキップメント」というラインで市販されました。

 アディダスはその後、独自の衝撃吸収「チューブラ」を開発した後、バスケットシューズの世界で

 「フィー・トウー・ウエア 脚が履く脚」

 という、衝撃吸収素材に頼らない形で選手たちの健康を維持しようとします。

 最終的にナイキと契約するコビー・ブライアント。

 彼はレイカーズ入団当時はアディダス契約選手であり、彼に支給された靴も当然フィー・トウ・ウエアでした。

 どういうことかといいますと、靴底がまるで足裏のような形にデザインされているんです。

 つまり、足裏が持つ機能を最大限に確保、発揮できるような仕組みでねじれを防ぎ、快適性を保つという仕組みだったのです。

 アディダスが以後、エー・キューブ、バウンス、エナジー・ブーストにウルトラ。ブーストと、時代の変化に対応した衝撃吸収を提案しています。

 アディダスが念頭に掲げる

 「アスリートが満足する製品の供給」
 「そのために我々に何ができるか

 という信念が伺えます。

 サッカースパイクもより素足感覚が求められる現在、アディダスに限らず選手を怪我から守る事は、ブランドにとって不可欠ですからね。
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