塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

どこか「チグハグ」な印象のバルセロナ

2020-06-06 19:59:23 | 日記
 バルセロナ首脳陣とネイマールは2019年夏における取引の不成立を、今凄く悔やんでいると思います。

 この移籍にはフランス代表のウスマヌ・デンベレが組み込まれており、彼がパリ行きを拒んだために最後の最後で商談は破断になってしまったのです。

 噂話の域は出ないようにも見えますが、デンベレは食生活に無頓着であり自分が食べたい料理を食べる、という形を取っているようです。

 バルセロナからすれば、ドルトムントに100億円以上もの資金をつぎ込み獲得した選手が、プロ意識に欠けている、そしてある意味喧嘩をふっかけられ、別れた選手が本当に必要だった。

 こう考えますと、キケ・セティインの就任も含め、近年のバルセロナの監督指名と選手補強はどこかちぐはぐな印象を受けます。

 アビダルとメッシの諍い
 セティインではなく、本当はシャビを監督に指名したかったのではないか

 という点もそうですね。

 楽天の三木谷社長からすれば、バルセロナを支援することで「楽天」という企業名と単語が、世界中で認知されているという手ごたえはあるのでしょうか。

 確かにユナイテッドのように、成績が下降線を描いても、ファンとスポンサーの減少に悩まない、従って補強に信念が無いクラブも出てきますが、バルセロナも欧州の舞台では2015年以降、ぱっとしません。

 三木谷さんは恐らく

 チャンピオンズ・リーグやクラブ・ワールドカップで更なる露出
 資本提供に見合うだけの戦績

 を想像していたのではないでしょうか。

 ただ、チャンピオンズ・リーグの優勝回数は完全にレアルが記録更新をしていますし、メッシの年齢も含めたある種の過度期に、楽天はスポンサーになった、と言えるように思えます。
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長谷部誠の記録とチャンピオンズ・リーグ

2020-06-06 19:41:53 | 日記
 再開されたブンデスリーガにおいて、長谷部誠がボンクン・チャに並ぶアジア人最多出場記録タイを記録しました。

 ボンクン・チャは1980年代における韓国代表の代名詞であり、ブンデスリーガでも素晴らしい功績を成し遂げたことでも知られています。

 ただ一般のファンからすれば現役時代の彼を知る機会は少ないでしょうし、むしろ

 「1997年、ホームの国立競技場で日本代表が1-2で手痛い敗戦を喫した際の韓国代表の指揮官」
 「1998年のワールドカップでも指揮を執る」
 「息子の車ドウリもブンデスリーガ、SPLで活躍」

 という印象の方が強いでしょうね。

 そのブンデスリーガに続き、リーガやセリエAも再開が迫っています。

 イタリアのような観光立国も少しずつではありますが、海外から、この海外にオセアニアやアジアは含まれないようですが、周辺諸国からの客を受け入れていく模様です。

 このように、欧州各国でかつてのように人の往来が可能になりつつのあれば、手詰まりの形であるチャンピオンズ・リーグも再開されるでしょうか。

 チャンピオンズ・リーグで上位に食い込めば食い込むほど

 クラブには大きな勝利ボーナスが支給される
 同時にクラブの知名度は確実の向上する

 という利点がありますから、取りやめと言う形は残っているクラブのいずれも受け入れられないに違いありません。

 特に今季はアタランタという、旋風を巻き起こしているクラブがありますし、他国の中規模クラブも彼らの躍進に大きな刺激を受けているに違いありません。

 Jリーグは当面無観客ですが、仮にチャンピオンズ・リーグもまず同様の措置をとれば、あの有名なアンセムが寂しく響きわたるわけですが。
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