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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フランス人は冷静沈着な存在か

2020-06-19 20:12:24 | 日記
 リーグ1は2000年代のリヨン、2010年のPSGとふたつのディケイドで王朝が誕生しました。

 しかし興味深いのは

 1・1995年リーグ優勝はオセール
 2・2009シーズン優勝はボルドー
 3・1999年と2017年の優勝はモナコ

 というように、ダークホースがリーグを制覇する例が他国よりも多い点です。

 とりわけ2012シーズンのリール、2013年のモンペリエの優勝はその代表格と言えます。

 しかし、これらの優勝に関して、ナポリは例外かもしれませんが、地元民が優勝に対して感情を爆発させた、と言う話は聞こえてきません。

 2001年のローマ
 2016年のレスター・シティ

 ファンは選手たちを誇りの思い、街の大切な文化の象徴であることを再確認しました。

 イタリアではカルチョの他にフェラーリ
 フランスではサッカーの他にラグビーやフレンチ・オープン
 イングランドではサッカーの他にウインブルドン、ラグビー

 というように、サッカー以外にも多くのファンを持つ競技があります。

 しかし、フランスが優勝に対して刹那的でないように見えるのが、彼らが基本個人主義であり、同時に

 「サッカーだけが人生ではない」

 と、ある意味達観しているためでしょうか。

 そんな彼らの「タガ」が外れたのが、1998年ワールドカップ優勝時であり、さすがにあの時が理性を保つことが難しかったようです。

 マルセイユからすれば、パリがチャンピオンズ・リーグで優勝すれば、もうう生きていることが嫌になってしまうかもしれません。

 しかし、仮にパリ・サンジェルマンが欧州王者に輝いたならば、ファンはいったいどのような表峡を浮かべるのか、どこか気になります。
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指揮官も小さな事からこつこつと

2020-06-19 20:03:35 | 日記
 ユヴェントスを下してコパ・イタリアを獲得したナポリ。

 現在エバートンで指揮を執るアンチェロッティの後任としてやってきた「リンギオ」ガットゥ―ゾ。

 彼にとって指揮官として初めて獲得したトロフィーになります。

 現在アズーリの指揮官を務めるロベルト・マンチーニ。

 彼もまた初めて指揮を執ったフィオレンティーナ、そして混迷を極めるインテルで初めての優勝、いずれもコパ・イタリアでした。

 イングランドではFAカップ
 リーガではコパ・デル・レイ
 ブンデスリーガではDFBカップ

 カップ戦はその性格上、どうしてもリーグ戦ほどの重みを感じる機会が少ないのですが、指揮官としてはこの優勝の感覚を体感することで、よりサッカーへの情熱をたぎらすに違いありません。

 シーズン半ばで解雇となりましたが、ニコ・コバチがバイエルンの指揮官に就任したのも、フランクフルトにDFBカップをもたらしたことが大きかったに違いありません。

 ちなみにセリエAは2位のラツイオと首位のユヴェントスの勝ち点差はわずかに「1」と聞きました。

 僕個人としてはシモーネ・インザギ率いるラツイオに優勝してもらいたいと思います。

 単純にバイエルンの8連覇もそうですが、同じクラブがリーグを寡占の形にしてはつまらないという面もありますし、ラツイオのように知恵を働かせるクラブが優勝すれば、イタリア国内だけでなく

 「欧州全体に新しい価値観」

 が生まれるような気がするためです。

 ローマは首脳陣の間に諍いが発生しているようですが、実は知恵比べでいえばセビージャからモンチを招いた時点で、ローマの人選は興味深いと言えましたが。

 ちなみにナポリファンがコパ・イタリア優勝で魅せる狂喜乱舞を見ますと、仮にスクデットを獲得したらならば、一体どうなってしまうのだろうか、という怖さもありますね。
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一足早くプロ野球が開幕して

2020-06-19 19:44:26 | 日記
 日本テレビが読売巨人軍対阪神タイガースの開幕戦を放送しています。

 野球では大リーグが開催に向けて紛糾する中、一足はやく台湾で開幕し、日本でもリモート・マッチと言う形で今日の開幕を迎えました。

 大リーグでは現状6チームが、今季のペナントレースを中止にすべきと考えているとも報じられ、ワールドシリーズどころかレギュラーシーズンすら見られない可能性があるようです。

 大リーグ機構は1994年の選手側が起こしたストライキによる

 ワールド・シリーズの中止
 ファンがリーグと選手会を金持ちの喧嘩とみなしたこと

 で大きく集客を減らしたことが、トラウマのように感じており開催に向けて多くの提案を選手会に行うも、支持は得られませんでした。

 翌年の1995年、この窮状を新人王に輝く野茂英雄がすく形になったことは、今でも鮮明に覚えています。

 あのナイキが1997年「ノモ・マックス」と呼ばれる、彼専用シューズを開発したことからも、野茂さんの持つ影響力がそれだけ大きかったわけです。

 NPBが無観客でペナントレースに踏み切ったわけですが、打球音やボールがグラブに収まる音は確かに良く聞こえますが、選手たちは違和感しかないでしょうね。

 Jリーグも野球機構とタッグを組み、この一連の苦境からいかにリーグを立て直すか、村井チェアマン以下本当に知恵を絞ってくださいました。

 Jリーグもまもなく再開しようとしています。

 グランパスエイトがジョーのコリンチャンス移籍を認めるなど、選手の移籍もある意味イレギュラーのような形ですが、リーグが始まらなければ代表戦も難しい形となり、やはり今が最大のチャンス。

 と言えそうです。
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