塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

前例を踏襲しない勇気

2023-08-06 18:59:15 | 日記
 講談社から刊行の熊川哲也著作「完璧という領域」


 その160ページにおいて「伝統を損なわない演出」という一文があります。


 161ページでは具体的に


 「演出家は往々にして自分のオリジナリティを打ち出すために、インスピレーションに反してまでも、これまで誰も試みなかった演出を試みようとしがちだ」


 と記しています。


 僕は昨年までのグアルディオラも、このように


 サッカーの概念を変えていきたい
 そのためにはたとえ優勝できなくとも、まずは試みる
 そして選手たちが消化できる手助けをする


 と言う形を模索していたように感じます。


 プレッシングやラインの位置取りは、既にヨハン・クライフやアリゴ・サッキが編み出していますし、ある意味では踏襲捨てもよい形でした。


 しかしグアルディオラはUEFAチャンピオンズ・リーグンのオランピック・リヨネとの闘いで


 3-5-2の採用
 選手たちも面食らう


 形で敗北し、大きな批判を浴びます。


 グアルディオラからすれば、3-5-3も5レーンもポジショナル・プレイ、それらの概念が

 実れば大きな喜びをファンに与えられる 
 当然選手も成長する


 と思う以上に、新しい戦術が絶対にサッカーを発展させるという強い意志があるのでしょうね。


 逆にその医師が強いからこそ


 彼は考え過ぎだ
 踏襲する方がよいのに


 と言う周囲の意見になってしまうのでしょうね。


 僕のような「ボンクラ」がいては、新戦術の浸透は相当難しいと思いますし、これはシティという最先端を許容できるクラブだからこその流れ、と言う面があるのも確かです。


 ただグアルディオラはその批判を、遂に結果で覆したわけですが。
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若手とベテランの融合を考えて

2023-08-06 18:10:19 | 日記
 僕が大学進学を果たした1996年は、ロンドンパンク20周年の節目でした。


 当時の記事において


 セックス・ピストルズの楽曲は1週刊でコピーできる


 とありましたが、本当にそうなんでしょうかね。


 楽器の熟練者ならばそうかもしれませんが、初心者にとってはそうではないでしょう。


 しばしば指摘されることに、ベースの技量があります。


 前任者のグレン・マトロックは、安定した音色で速度はさほどはやくない
 後任のシド・ヴィシャスは安定さにが欠けるが荒々しくスピーディーだ


 アルバム「勝手にしやがれ」の中の2曲「さらばベルリンの陽」と「ボディーズ」は、ヴィシャスの楽曲ですが確かにマトロックの形とは趣が違いますよ。


 サッカーでも1郡に登録されたばかりの選手は


 ドリブルでつっかかる
 視野が狭くボールを持ちすぎる


 と言う形が目立ちますが、その荒々しさが魅力だからこそ、指揮官が起用しているわけです。


 一方で熟練者は、レッドカードやイエローカードに値するラフプレイはしませんし、落ち着いた行動をしめすも、大胆さはないかもしれません。


 ワールドカップやアジア位、欧州選手権などの大舞台では


 新参者と経験豊富な選手の組み合わせ
 代表キャプが乏しい選手をどの程度招集するか
 良けれ若い選手でもどんどん使う


 事が大切です。


 ただマスメディアは、若手が素晴らしい活躍を断片的に見せただけで、もてはやしてしまいがちです。


 本来ならば冷静に判断し、継続可能な調子かを見極める必要があるとは思いますが、若い身体のまぶしさはそうも言えない魅力ともいえる。


 だからこパンクのレコードやCDは今でも音楽配信を軸にふぁんがいて、サッカーも夢中になる要素であふれている気がしますよ。
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マルコ・ヴェラッティの複雑な歩み

2023-08-06 18:00:31 | 日記
 イタリア代表のマルコ・ヴぇラッティは、新シーズンでパリ・サンジェルマン在籍12年目となります。


 彼の経歴はいささか奇妙であり

 1・実はセリエAでの在籍経験を持たない
 2・2021年欧州選手権では優勝しているが、実はワールドカップの出場経験もない
 3・12年目を迎えながら、クラブの象徴として認知されていない印象


 と僕は考えます。


 ライーの在籍期間が4年
 ロナウジーニョの在籍期間が2年 
 ズラタン・イブラヒモビッチの在籍期間が4年


 このイタリア代表の在籍経験は、英雄たちのそれを簡単に上回ります。


 今でもライーはパリ・サンジェルマンのファンから大きな敬意を払われまSが、ヴェラッティはそうでもないようです。


 クラブが現在の資本家になったため、勝利するのが当たり前だからか
 単純に派手な言動をせず、目立たたないためか
 蒸気の3選スのように、ハイライトに残るぷれいやーではないためか


 など、考えはいくつかありますが。


 ポルトガル代表のペド江・パウレタやリベリア代表のジョルジュ・ウエア、アルゼンチン代表のガブリエル・エインセなどが、重責を担ってきました。


 ヴェラッティの働きが彼らに劣ることはないと思いますし、必要とされているからこそ、在籍がクラブでただひとり二けたの年数のはずでうしょね。


 サウジアラビア移籍がご破算となり、彼は欧州にとどまります。


 ワールドカップ2026を見据えての決断と言いますが、イタリア代表の指揮官ロベルト・マンチーニも、視察しやすいパリに炉度マルコとに安堵しているのではないでしょうか。


 3大会連蔵予選落ちは、是が非でもさけたですからね。
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量産か、品質維持か難しいですね

2023-08-06 17:48:18 | 日記
 フルカウントやウエアハウスなど、ジーパンの製造で名をはせている企業が、アロハシャツやスエットシャツも手掛けています。


 そのスエットシャツの製造において「ループウイラー」と呼ばれる、昔ながらの釣り編み機で製造された品は、高価格ですがその着心地の良さで定評があります。


 僕はブランド名そのままの「ループウイラー」とビームスのダブルネーム・スエットシャツを一着持っていますが、着心地は本当に格別ですよ。


 ただ、ループウイラーは「旧式」ですから、現代の速度とは到底ことなる、ゆっくりとした製造工程でしから、生地を織ることが出来ません。


 逆にその「遅さ」が味わいを生むのです。


 リーバイスが赤耳の廃止を行ったのも


 世界中から舞い込む注文に応答するため
 そのためには納品を護る必要がある
 遅い織機ではどうにもならない


 という意味合いがあったのでしょう。


 ただ日皮肉にもその量産が、昔からのファンが不満を感じてしまう要因になったのです。


 販路や納期は大事ですが、案外アドラーやヤスダは、販路の拡大を求めていない気がします。


 アドラーもヤスダもニットスパイクを手掛けてはいないはずですし、昔なららの職人と本革、手作業が基本です。


 販路は大事である
 最新の設備を備える必要っもあわかる
 そのためにはお金が必要だが、量産をしてまで自社の製品の品汁を落とせない


 と考えている気がします。


 イタリアならばパントフォラドーロがそうなのでしょうが、このくらい頑固なブランドがあってもよいと思いますね。


 契約選手や最新鋭に囚われないことが、むしろ自社の成立に大きく関与し、差別化になっているわけですから。


 しかし職人の後継者問題には、幾分お金を使うことになるのでしょうが。
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