塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

鎌田大地、新天地はラツイオ

2023-08-05 22:12:40 | 日記
 鎌田大地の移籍は、本人がk網以上の難産でした。


 契約解除金なしの日本代表は、ラツイオと契約を交わしましたが、ラツイオは常に財政を基軸に置きますから、コスト面では大当たりでしょうね。


 そのラツイオもかつては大盤振る舞いの時期がありました。


 2000年のスクデット獲得時は

 
 マルセロ・サラス チリ代表
 ファン・ヴぇロン エルナン・クレスポ マティアス・アルメイダ アルゼンチン代表


 という南米のスター選手が顔をそろえたものです。


 それ以上にラツイオの金銭感覚とスクデットは、お隣のASローマの未来冴えかえてしまいました。


 ローマは当時、センシ一族の家族経営でしたが、ラツイオのスクデットはある種の脅迫となり

 
 フィオレンティーナから獅子王と讃えられるガブリエル・バティを獲得
 指揮官のファビオ・カペロを軸に多くにイタリア代表を揃える
 

 という財政を無視した補強を行い、見事スクデットをします。


 しかし、センシ一族によるオーナー経営は限界となり、米国資本のジェームズ・パロッタが買収し、クラブ形成を現代風にしようとするも、結局はとん挫してしまいました。


 ただ財政問題はラツイオも大きな挫折を味わい、現在のクラウディオ・ロティート政権でも同様です。

 
 エルナネス ブラジル代表 後にインテル・ミラノに売却
 マウロ・サラテ アルゼンチン代表 後にインテル・ミラノに売却
 フェリペ・アンデルソン ブラジル代表 後にウエストハム・ユナイテッドへ売却


 というようでに、クラブは常に大物を売却し契約解除金を得てきました。


 鎌田大地もこのビジネス理論の中に含まれますが、まずはサッカーを楽しむ余裕があると良いのですが。
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日本女子代表の持つ可能性

2023-08-05 21:55:57 | 日記
 日本女子代表がFIFA女子ワールドカップにおいて、世界中から歓声を集めています。


 池田太代表監督が提唱する3-4-2-1の布陣が、選手の個性を見事に引き出している点が大きいのではないでしょうか。


 バック3の中央をを熊谷という、代表で最も場数を踏んだ選手が統率しているわけですが、バック3は幅はありませんが対人に関しては優れていますよね。


 バック4の場合、清水梨沙がライト・フルバックで起用されたわけですが(2021年の東京夏季五輪など)、3-4-2-1でより前に位置することで、彼女の脚力が最大限活用されている。


 この効果が大きいのではないかと考えます。


 また2022年の日本代表もそうでしたが、3-4-2-1が体をなさない、つまり最終ラインを5人で構成するようなっても


 問題ない、それでいこう
 ラインを5名で構成しても、より攻撃に避ける時間を作ることができるから


 と池田太代表監督が提唱しているのではないかとも思います。


 確かに最終ラインを5名で構成する際、両翼の選手が相手陣内まで移動する距離は必然的に長くなり、体力はそうとうしんどくなります。


 それでも中盤には、世界中から賞賛される「長谷川唯」がおり、彼女のボール・キープや攻め上がりで相手のプレうが収集すれば


 両翼の選手は時間をかけてオーバーラップ
 手薄なサイドにモールを散らす


 こともできますよね。


 猶本光や田中美南など、今回の代表には代表招集を受けても成績が芳しくない、ワールドカップとは縁のなかった選手たちの躍動も目立ちます。


 池田監督も現在の彼女たちに、大きな魅力と可能性を感じているに違いありません。


 不躾ですが、開幕前は大リーグと世界水泳の報道が圧倒的であり、さほど話題にならなかったことが幸いだったのでしょうか。
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男子代表と女子代表の違いを考えて

2023-08-05 21:40:45 | 日記
 女子サッカーの場合、FIFA女子ワールドカップと夏季五輪は、同じくらい大切なタイトルである点が、男子サッカーとは異なります。


 日本代表の場合、最優先はFIFAワールドカップへの出場であり、そのために戦うアジア予選です。


 そこには来年開催されるAFCアジア杯も大切な要素ですが、日本代表にとってはワールドカップの8強進出が一番の目的ですからね。


 一方日本女子代表も、過去AFCアジア杯を制覇しているように、管轄されるAFCの大会を無視できません。


 そこにはアンダーの大会やアジア大会など、別の国際試合も関わってきますが、


 五輪で銅メダル以上を獲得すること
 FIFA女子ワールドカップでの上位入賞

 
 は、大きな目標であり続けています。


 王者米国J書士代表はこれまで、ミア・ハム、ワンバック。そしてミーガン・ラピノーと素晴らしい選手を生み出してきました。


 そこには1991年、中国で初めて開催されたFIFA女子ワールドカップと夏季五輪の敵視も確認できますが、彼女たちはこの二つの大会で優勝しています。


 例えばレオ・メッシの場合


 2022年カタール・ワールドカップで優勝
 2021年コパ・アメリカで優勝


 と言う代表の戦績において、2008年の北京夏季五輪金メダルの話はまず浮上しません。


 オーバーエイジと言う妥協の産物
 そもそも缶かk津がIOCである


 と言う点に皆が違和感をもつわけですが、改めて考えますと、二つの主要な国際大会を戦う女子代表の方が、男子代表よりも精神的にも肉体的にも、相当しんどい戦いをしているのではないか。


 そんな気がしませんか。


 その中でのワールドカップ8強進出。


 日本女子代表に敬意が払われることが当然かもしれませんね。
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