塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブラジルにおけるネイマールの評判

2023-08-27 20:15:02 | 日記
 スポーツグラフィック・ナンバーが、インタネット版において、サウジアラビアへ移籍するネイマールの特集を組んでいます。


 ファンの声は多くが批判的で、その理由は


 彼はワールドカップ有償を放棄している
 31歳で既に年金リーグ移籍を決断した
 既にネイマールの頭には、お金のことしかない


 という、すさんだものです。


 実際ネイマールは(僕は閲覧したことがないのですが)、自分がいかに金持ちであるかを、自画自賛の形で公開しているようですね。


 また、移籍先のアルヒラルにも


 ベンツとランボルギーニを含む、車を8台要求
 使用人は5名が常駐する形
 サウジアラビアに良い宣伝をした際にリン所報酬の発生


 という、顕示欲しか見られません。


 僕は以前、サポートするプーマは、彼との契約を公開しているように見えるとお伝えしました。


 案外アルヒラルも、ネイマールに手を出したことは間違いだったと思うでしょうか。


 ロナウドは38歳の現在でも、練習に一切遅刻せず誰よりも熱心である
 エヌゴロ・カンテは地味だが、誰よりも汗をかく


 という、長所よりもネイマールの場合、残念ですがマイナスの報道しか出てきません。


 パリ・サンジェルマンの日本ツアーの際、観客はルイス・エンリケがネイマールを一切起用しなかったことに不満でした。


 しかし、これは指揮官が日本を通じて


 ネイマールは戦力ではありません
 彼を獲得したいクラブがあれば挙手を


 という、アピールの形だったのでしょうか。


 ネイマールだけでなく多くの外国籍選手がサウジアラビアに移籍しましたが、このある主の外交が本当に2030年とワールドカップに結び付くのか、視線は案外冷ややかかも知れませんね。
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普遍的な価値を考えて

2023-08-27 14:12:19 | 日記
 ロックには「ハードロック」「グランジ」「ヘヴィメタル」など、幾つかのカテゴリーがあります。


 その中のグランジは「脚の指につまった汚れ」という意味で、代表するニルヴァーナの面々が、コンバースのジャックパーセルやネルシャツを着用していた、お世辞にもこぎれいではなかったことは確かです。


 そのニルヴァーナの三ファースト・アルバムをデジタル・リマスターし、未発表ライブ音源16曲を編集した


 「デラックス・エディション」


 を購入できました。


 メジャーレーベル「ゲフィン」以前に発表した「ブリーチ」から、ライブ編集版「フロム・ザ・マディバングシュ・オブ・ザウイシュカー」まで、大学時代の僕は前作所持してよく聴いていたものです。


 他にも輸入盤を含めて彼らの作品は膨大ですが、楽興が素晴らしい歌手の作品は、普遍的なのだという事実が浮かび上がります。


 日本の歌手でいえば、大滝詠一の「ア・ロングバケーション」が当てはまると思います。


 プーマが着用選手がいなくとも、カンガルレザーを使用しなくとも


 「プーマ・キング」


 を作り続けることも、プーマの矜持であり良い品だからではないでしょうか。


 そこには生産を終えることは簡単だが


 エウゼビオ、ペレ、ヨハン・クライフへの敬意が失われる
 彼らに憧れて購入してきたファンへの敬意が失われる
 再生産はさらに難しい


 という意味合いがあるのではないでしょうか。


 CDもレコードも良い品は流通し続けていく世の中であってほしいと思いますね。


 ちなみにニルヴァーナの場合、税込み19800円で「スーパーデラックス・エディション」もありまして、何とかならないかなあと思う今です。
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選手か布陣か、それが問題だ

2023-08-27 13:52:32 | 日記
 布陣あっての選手選考か
 選手選考あっての布陣か


 サッカーでは時に「卵が先か、それとも鶏か」と同様の議論が巻き起ります。


 例えば1997年のヴェルディ川崎(現在の東京ヴェルディ)


 当時、異例ともいえる3億円の資金で前園真聖を獲得し、攻撃に厚みを見出そうとするも、前年のアトランタ夏季五輪、日本代表のアジア1次予選への参戦で、体調は疲労が蓄積されていたものです。


 またそれ以上に


 スペインへの移籍がとん挫
 Jリーグでの日々は再度待っている


 という心理的影響が強かったのでしょう、前園は継続的に使われるも簡単にボールを奪われて足かせとなってしまいます。


 鹿島アントラーズも、ふたりのブラジル代表経験者、ベベトとファビオ・ジュニオールを獲得しますが、ベベト自身


 「体調を整えての来日ではなかった」
 「日本の環境にはすぐに順応できると考えていた」


 と認めています。


 どこかで浮ついた気持ちがあったのでしょう、起用しても結果からは程遠いものでした。


 お金を使って獲得した選手が、全く戦術とかみ合わない、他のGK以外の9選手が気を遣う形では、長丁場のリーグ戦を戦えません。


 布陣をその選手のためだけに変えるべきか
 潔く解雇するかトレードするか


 しか方法はないのではないでしょうか。


 チェルシーがリバプールからフェルナンド・トーレスを獲得し、4-3-3を4-3-1-2に変更したことがきっかけで、前線で交通渋滞が発生したことは、カルロ・アンチェロッティも考えていたことでしょう。


 しかしさすがの彼も


 70億円かけて獲得した選手
 オーナーの表情


 から逃れることが出来なかった面んがあります。


 2002年の日本代表も、選手ではなくまず3-4-1-2が大前提だったことを思い出しまSね。
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映画「ブラックスワン」を見直して

2023-08-27 00:24:07 | 日記
 ナタリー・ポートマンが9カ月、稽古を積んで撮影に挑んだバレエ映画「ブラックスワン」

 
 「プリマ」と呼ばれる主演を務める存在に押しかかる尋常ではない重圧
 練習をしたくても、周囲が疲弊して付き合いきれない
 漠然とした不安が心から消えない


 僕は昨日、2度目の鑑賞を終えたのですが、高額契約を結ぶサッカー選手たちも、同様に多くの批判と重圧にさいなまれているのではないでしょうか。


 よくネイマールが倒れて、無駄にいたがる素振りをすると批判されます。


 実際、選手が選手と衝突した際の身体的衝撃は、僕たちが思う以上に激烈でしょうし、ネイマールが痛いと感じている綿が確かでしょう。


 ただ、ファンからすれば


 痛いと感じる中に真剣さがない
 敵を欺こうとしているのではないか


 というジレンマガあった気がします。


 ナタリー・ポートマンが演じる「ニナ」は、初演の初日、体調不良で母親がキャンセルを連絡するも、自分の意志で劇場に向かい、踊り、そしてという最後になります。


 ネイマールは2014年FIFAワールドアップの際に見られた


 「選手が故意に傷つけられた」
 「彼の怪我が彼のせいではない」


 という事例がそう多くないのでしょう。


 肝心な試合でネイマールはいない
 彼が不在であることに慣れたよ


 と思う形ではないでしょうかね。


 今パリ・サンジェルマンはスター選手が消えつつありますが、指揮官のルイス・エンリケからすれば、エゴイズムで選手が矢面に立つよりもはるかに良いと思っているのではないでしょうか。


 選手の意見はわがままと髪人ねの部分があるでしょうし、バイプレーヤーの不満は自分がスターと比べて尊重されえいないことにあるでしょうから。
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枝分かれし、共倒れにならない現象

2023-08-27 00:02:51 | 日記
 最近はそうでもないのですが、僕は買える範囲でシングルモルト・ウイスキーとブレンデッド・ウイスキーを買ってきました。


 資料を購入して歴史と銘柄を学ぶことは、サッカー好きが選手名鑑を眺めることと同じで楽しいものですよ。


 最近、日本ブランドのウイスキーは非常に高値で取引されており、瓶に張られて理宇「10年」「12年」という熟成年年数がわかる品は尚更です。


 2014年、NHKが企画する浅野連続テレビ小説の題材となった、ニッカ・ウイスキーの創始者である「竹鶴政孝」


 「マッサン」の名前で放送が始まると、とんでもない反響でこのドラマで一気にウイスキーのファンは増えたといいます。


 なんだかかつての「なでしこジャパン」の熱狂ぶりと似た感じがしますが。


 実は竹鶴正孝は、サントリーの山崎が誕生する「山崎蒸留所」に深く関与していました。


 彼はそのサントリーから袂を分かち、ニッカを創業することになるわけですが、枝分かれをしてまでも自分の考える本物のウイスキーを作りたかったのです。


 セリエAでいえば


 1889年にACミランが誕生
 1908年にインテル・ミラノ


 したわけですが、ミランは創設時外国籍に門戸を開放することに慎重でした。


 その反動で「国際的」という名称のクラブが作られた、これが現在のインテルです。


 ニッカとサントリーが並び立っているように、ミランとインテルも共倒れにはなっていません。


 サントリーとニッカが切り開いた日本ウイスキーを、信州マルスウイスキーや笹野川酒造が更に切り開く。


 日本代表の選手たちが欧州で他界評価を得るようになるためには、先人たちの努力がありウイスキー同様、その魅力が語られるようになりましたね。
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