塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映画「ローマの休日」の1場面から

2024-10-16 00:40:18 | 日記

 映画「ローマの休日」の中で、アン王女が美容院で髪の毛をばっさり切る場面が登場します。

 

 アン王女を演じるオードリー・ヘップバーンが、それまでをかつらで演じていたようには見えません。

 

 ですから監督のウイリアム・ワイラーから

 

 出演するまで髪の毛を伸ばしてほしい

 そして美容院で髪を切る場面を撮影する

 

 という伝達があったのでしょう。

 

 当然美容師役も役者ですが、何度もアン王女に切る長さを確認します。

 

 プロでも実際、女性が長い髪の毛を相当に短くしたいと要望がある際は、この場面のように緊張するでしょうね。

 

 僕はこの場面デイビッド・ベッカムを連想しました。

 

 彼が1999年まで美しい金髪姿で多くのファンを虜にしましたが、2000年は唐突に丸坊主にし、世間を騒然とさせます。

 

 ベッカムには専属美容師がいたはずですが

 

 坊主にしてほしいのだ

 君が気にすることは何もないよ

 

 と語られても、専属美容師は本当に緊張して、困ったことになったと思ったのではないでしょうか。

 

 おそらく彼が頻繁に髪型を変えたのは

 

 マスメディアに話題を提供することが趣旨ではない

 あくまで自分の気分転換の目的

 それが自分のやる気につながる

 

 という形だったと思いますよ。

 

 マスメディアとファンの喧騒は、あくまで「おまけ」でしょうね。

コメント
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