塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユナイテッドが強豪である理由

2012-06-29 18:34:03 | 日記
 マンチェスター・ユナイテッドに在籍するというのは、何を意味するのか。

 僕の見解は

 「常に最高の試合を観客に見せ続けなくてはならない。」

 という物です。

 「最高」という言葉の定義はファンひとりひとり異なるでしょうが、その多くが攻撃
を思い浮かべるはずです。

 「ラインを果敢に押し上げ、MFとFWが連動してゴールを奪う。」

 一言に集約するとこうなると思いますし、香川はバレンシアやギグスと連携しながら、時
には自力でゴールをこじあけ、時にはルーニー、チチャリートにパスを出す、最適な選択が
求められます。

 ミュージカルの本場ニューヨーク。

 ここでは新しい舞台が幕を開けても、観客動員と評判が悪ければすぐに幕を降ろす厳しさ
があります。

 ユナイテッドはこれら同様、最高を常に求められその要求の応え続けてきたからこそ、
プレミアの代名詞であり、強豪なのです。

 穿った見方ですが、リバプールは「古豪」という言い方もできます。

 どんなに優れたシナリオを練り、衣装や舞台装置に趣向をこらしても、肝心の配役と
俳優の演技が悪ければ、観客は増えません。

 ユナイテッドは既に優れた舞台装置(オールド・トラッフォード)と舞台監督(ファー
ガソン)が存在します。

 問われるのは俳優(選手)と配役(選手補強)です。

 特にFWはベルバトフとオーウェンが離れるようですから、首脳陣は欧州選手権の後に
移籍市場を注視するはずです。
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お客さまへの感謝、観客の言動

2012-06-29 00:04:34 | 日記
 お客様というのは、つくづく有難いものだと痛感しました。

 昨日、僕が応対したお客様が

 「心地良い応対をありがとう。」

 と、わざわざ商品を取りにいらした際、お菓子をお持ちいただいたのですが、僕がまだ
出社する前の時間でお礼をいうことができませんでした。

 心が明るくなりました。

 イングランド、スコットランドですと、敵と味方関係なく最高のプレイには大きな拍手
が起こり、そうでないプレイには厳しい批判が起ると言われています。

 やはり観客(お客)が選手(従業員)を育てるのは確かだと思います。

 同時に味方はともかく、敵の良いプレイに拍手することは、とても難しい行為でもあり
ますね。

 例えば信州ダービーで山雅の選手が放ったシュートが素晴らしく、つい手を叩いて賞賛
したパルセイロのファンがいたとしましょう。

 周囲の視線が突き刺さることは間違いないでしょうね。

 全盛期のロナウジーニョが、エル・クラシコで途轍もない輝きを見せ、ベルナベウのレアル
ファンが彼に拍手をしたことがあります。

 でもあれは感銘を受けた拍手ではなく、皮肉と言えます。

 不甲斐ないレアル・マドリーに対する拍手であり、自分達の庭で縦横無尽に躍動するブラ
ジル陣への羨望。

 時に暴力行為、人種差別問題など、観客が発端となる行為もありますが、お互いが良い
環境を維持できる形を作るとよいですね。
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Jリーグの黎明期と今の比較

2012-06-28 23:42:35 | 日記
 今は日本もワールドカップの常連となりつつあり、欧州でも一定の評価を得られるよう
になりました。

 ですから日本行きがかつてほど

 「低レベルでの戦い」

 というリスクを抱える印象は拭えているように感じますが、実際はどうなのでしょうか?

 最近は韓国からの移籍だけでなく、中国からの移籍も目につくようになりました。

 ベガルタ仙台のウィルソンがそうですし、ガンバはかつて在籍していたレアンドロを呼び
戻す一方で、ラフィーニャをCリーグに移籍させます。

 ですから東アジアの3カ国が、それぞれの思惑を持って移籍に取り組む形になったこと
は、進歩していると捉えて良いでしょう。

 オーストラリアの選手たちも、Jリーグを有意義な働き場所と考えているはずです。

 ですからアジア諸国がJへの移籍を躊躇する壁は、年を経ることに少なくなっていると
思います。

 やはり欧州からの参加は今でも難しいですね。

 それはJリーグの実力と観客動員数だけでは図ることができません。

 地理的な問題もありますし、欧州と極東では生活習慣が異なるのは当然ですから、妻帯者
にとっては難しい側面があります。

 またどの国籍でも

 「チャンピオンズ・リーグ」

 は夢舞台ですし、ヨーロッパリーグも存在しますしね。

 現状を考えますと日本はアジア枠を有効に活用すべきでしょうが、黎明期のような実力で
判断される時期は確実に過ぎ去ったと言えます。
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Jリーグの黎明期に在籍した外国籍の選手達

2012-06-28 23:34:13 | 日記
 もし日本代表の中軸、本田と香川が移籍先を欧州ではなく、タイやシンガポールなどの
東南アジアに求めたなら、世間はどんな反応をするでしょうか?

 「馬鹿げた判断だ。」
 「金の亡者にでもなったか!」

 と非難轟々でしょうし、好意的な見方をするのは現地のファンと一部のメディアだけの
はずです。

 東南アジアでなくとも、韓国、中国、そして中東に新天地を求めても、同様の批判が
起るはずです。

 例えばドルグバとアネルカが在籍する上海申花、現在のアジア王者であるアル・サドの
ようなクラブでなら、一定の競争は得られるでしょう。

 しかし欧州で得られるような刺激とファンの歓声が懐かしく感じられるはずです。

 何故このような事を書いたかといえば、黎明期のJリーグにやってきた外国籍の選手は、
本当にリスクを背負った冒険をしていたのだと痛感しているからです。

 「年金リーグ」

 と揶揄されたように、カズがヴェルディから支払われた2億5千万円というギャラは
当時まさに破格であり、

 「ジャパン・マネー」

 が魅力だったことは確かです。

 しかしグランパスエイトのエリベウントン、マリノスのメディナベージョ、サパタの
ように、94年ワールドカップ出場を夢見ていた

 「現役の代表選手」

 が在籍していたことも事実です。

 「レベルの低い、生まれたばかりのリーグ」

 に籍を置いても、実力向上には結びつかない可能性を理解した上での移籍は、本当に今
から振り返っても凄いことだと思うのです。
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メンタルタフネスの必要性

2012-06-28 00:44:09 | 日記
 僕が寝る前に今日の出来事が思い浮かぶのは、客観的な立場に戻っているためです。

 仕事中は最適な結果を得る為に、懸命に頭を働かせ結論を導き出していますが、逆に
考えが固執してしまい、第3者的な発想が消えているんですね。

 だからこそ、夜のまさに体を休めている時に思い浮かぶのでしょう。

 自分のことながら、厄介な瞬間です。

 試合後、記者が監督に詰め寄ることができるのは、彼らが

 1・記者席という俯瞰して見られる位置にいる
 2・クラブ、代表問わず極端な話、取材対象が敗北しても自分には影響が及ばない
 3・監督は敗れれば解任されるが、彼らはそれが無い

 ことが関与していると思います。

 記者席がベンチと同じ角度ならば、記者の視点は若干異なるように感じます。

 しかしどんな監督でも敗北はありますし、自分で不手際を犯したと思う瞬間は必ずある
はずです。

 彼らが僕と異なるのは、

 「不安な表情を周囲に漏らさない」

 強固な意志を備えていることでしょう。

 例えばモウリーニョやベニテス、ゾルバッケンのような戦術家でも、シーズン途中で
退任した経験があります。

 また過去無敗優勝を経験してるアーセナル、ユヴェントスも薄氷の勝利もあったでしょう。

 彼らは反省はしますが、それを逐一振り返らないことで、精神的負荷を取り除いている
ように思います。

 やはりメンタルは大切なのですね。
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