塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長友、アサヒビールのCMに出演するも

2012-06-30 00:17:56 | 日記
 選手個人がスポンサー契約を結ぶのは何ら珍しいことではありませんが、契約の際その
内容をよく検討しないと、複雑な状況に陥りかねません。

 今アサヒビールの銘柄

 「Off」

 に長友祐都が出演していますが、代表それ自体はキリンビールがサポートしていますね。

 あくまで長友とアサヒビールは個人契約という趣旨ですから、キリンビールに気兼ねする
必要も無いのでしょうが、傍から見ていると苦笑いを浮かべてしまいます。

 僕ならばやはりキリンに遠慮して、アサヒビールには丁重に断りの連絡をしただろうか
らです。

 こんな事を考えていては選手が契約を結べませんし、企業もオファーを出せない事も事実
です。

 ドイツ代表のように

 「代表戦においては別ブランドのスパイクを履く選手もアディダスを履け!」

 と強権を発動する例もありますし、これは選手個人の契約にさすがに越権していると思い
ますが、ナイキと契約しているクローゼもさすがにアディダスを着用していました。

 古い例ですと、両親がプーマの従業員であるロタール・マテウスは当然プーマを愛用し
ていましたが、周囲は好奇の視線で捉えていました。

 そのアディダスの顔であるのがベッカムですが、彼がイングランド代表の公式会見の際
に、そのアディダスの帽子を被って応答したことがありました。

 これにお冠なのがアンブロで、ベッカムの

 「つい、うっかり」

 に厳重注意を与えたと聞きました。

 つまり代表戦においては代表スポンサー(アンブロ)を尊重しろ!というわけです。

 長友の例もいささか「ややこしい」面がありますから、是非慎重に使い分けて欲しい物
です。

 
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バロンドールを受賞すること

2012-06-29 22:09:24 | 日記
 そのピルロ自身は、ドイツ戦の前のインタビューで

 「ロナウドとメッシがいる限りバロンドールは無理だよ。」

 と、シーズン60ゴールを決めているバルセロナとレアルのエースの前では分が悪いと
語っています。

 (ゴール・コムを参照)

 ただ仮にイタリアが優勝すればピルロは2冠の立役者となり、リーグ優勝と国王杯の
みのふたりを大きく引き離す形になります。

 逆にスペインが優勝すれば、例年通りシャビ、イニエスタに加えてかシジャスも有力
候補になり得るはずです。

 バロンドールは名実共にサッカー界の頂点に立つ賞であり、その受賞と選考にたびたび
疑問が寄せられる

 「アジアMVP」
 「アフリカMVP」

 とは訳が違います。

 それでも2000年にジダンが受賞を逃した点(この年の受賞はルイス・フィーゴ)や
1986年のイゴール・ベラノフのように、賞を得るためのインパクトに欠けたと呼ばれる
例もあります。

 それでもバロンドールが世界中の選手の憧れであり、今後も受賞者は大きな祝福と共に
壇上に上がるはずです。
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ピルロ、バロンドールに一歩近づく

2012-06-29 21:57:03 | 日記
 今回の欧州選手権がバロンドールの選考に大きく関わるとすれば、アンドレア・ピルロ
にも受賞の大きな機会が与えられました。

 そのイタリアのPKで敗北したイングランドでは

 「ポール・スコールズが代表にいれば、イングランドのピルロに成りえたはず。」

 という評論があるようで、このユヴェントスの大黒柱が、今も尚イタリアの顔である事
が改めて知らされた格好です。

 アズーリの選手では2006年、ファビオ・カンナバーロがバロンドールを受賞するも、
大きな議論を巻き起こしました。

 GKのジャンルイジ・ブッフォンの方が賞に値するというう声が挙がったためですが、
当の本人がカンナバーロの受賞を祝福することで、事なきを得ました。

 攻撃の選手ですと1993年にロベルト・バッジョ、1982年にパオロ・ロッシが
受賞しています。

 しかしFWではなく純粋なMFでの受賞となると、1969年まで遡らなければいけま
せん。

 ACミランのゴールデン・ボーイ、ジャンニ・リベラの受賞がそうですね。

 インテルのサンドロ・マッツオーラとクラブ、代表で鎬を削った彼は当時のイタリアを
象徴する選手で、1987年には政界入りを果たします。

 後方から周囲を操るピルロとはポジションが異なるとは言え、仮にピルロがバロンドール
に輝けば、まさに43年振りに中盤の選手が受賞する形となります。

 バロテッリの活躍も特筆すべきですし、シティもリーグ制覇していますが彼の受賞は困難
でしょう。

 その時は再び

 「何でいつも俺?」

 というTシャツをシティファンは箪笥から引っ張り出すかもしれません。
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五輪に向けて各国準備が進められる

2012-06-29 18:56:35 | 日記
 オリンピックのサッカー日本代表は何時発表されるのか、皆さんはご存知ですか?

 英国代表ではスチュアート・ピアス監督でベッカムを外したことが内外で大きな注目
を浴び、韓国も五輪代表を発表しました。

 ハンブルクのソン・フンミンが外れる形になりましたが、ク・ジャチョルにパク・チョ
ヨンと、日本でもお馴染みの名前が見られます。

 またJリーグからも6名選出されています。

 (ゴール・コムに掲載しています。)

 一方の日本代表ですが、オーバーエイジで選出したGK林に関してエスパルス側が注文
をつけるなど、五輪前から足並みが揃う気配がありません。

 また吉田麻也の怪我の回復具合も伝わってこず、このままいくとオーバーエイジは徳永
のみの可能性もあると言えます。

 こうした意思統一がされない中で、仮にグループリーグで敗退が決定したならば、やは
りメディアは惨敗と騒ぐと思います。

 関塚監督には好転の兆しは見えているのでしょうか?

 オーバーエイジ問題
 壮行試合と海外遠征の少なさ
 故障者の回復

 もしこれらの問題を潜りぬけメダルに辿り着けたなら、ある意味奇跡だと思うのですが
どうでしょうか。
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アズーリ、決勝でスペインと欧州王座を賭けて戦う

2012-06-29 18:43:02 | 日記
 前評判の低かったイタリア、決勝まで来ましたね。

 イタリアメディア、そしてファンもアズーリの快進撃に酔いしれていると思います。

 僕は先日、「イタリアが優勝しても得るものなし」という題名で、ブログを記しました。

 もし彼らが優勝してしまえば、その栄冠が隠れ蓑となり、八百長問題に関する調査が遅れ
てしまうのではないか?

 という懸念を抱いた為です。

 人間誰しも祝杯をあげている間は不幸な出来事を忘れていますし、もし調査資料が新聞に
掲載されたなら

 「優勝に水をさすような記事は掲載しないで欲しい。」

 という声が寄せられるはずです。

 僕はイタリアの戦いぶりを映像で見ていないため、批評はしません。

 ただ2006年のワールドカップ優勝時と、今大会は開幕前にスキャンダルで揺れたと
いう点は同様でも、実情は異なると思います。

 2006年大会はデルピエロ、トッティという主力が円熟期を向え、カンナバーロにピルロ
と中軸にも根幹となる人物が控えていました。

 2012年の代表は勿論ブッフォン、ピルロ、そしてデ・ロシと人材がいないわけでは
ありませんでが、プランデッリが戦術を柔軟に捉えた点。

 これが大きかったように思います。

 今プーマには、アズーリのジャージの注文が押し寄せているのかもしれません。
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