塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

監督に求められる威厳を考えて

2023-02-26 15:20:48 | 日記
 僕は勤務中、そしてこのブログを書く際に、出来る限り顎を引き、背筋を伸ばすように心がけていますが、なかなか上手くいきません。


 野木亜紀子の脚本「MIU404」において、麻生久美子が演じる隊長「桔梗」は、常に背筋を伸ばし凛とした態度で会議、捜索に挑みます。


 僕はこうした姿、それが脚本上の設定であったとしても

 
 「指揮官はこうでなくてはいけない」
 「指揮官の振舞いは皆が見ている」
 「指揮官には叡智、慮る心が不可欠だ」


 と強く痛感します。


 日本代表監督である森保一は、アルフレッド・ダンヒル公式スーツでベンチに腰掛けますが、現在は代表サッカーの移動着もカジュアル化が進み、以前ほど「かっちり」した形ではありません。


 1998年大会、岡田武史日本代表監督は、選手とベンチが同じ方向を向き、勝ち点3を全力でつかみに行く、という方針から公式スーツではなく、ジャージ・スポンサーのアシックスが手がけるジャージをまといました。


 戦国時代、大将は当然「足軽」は「騎兵」とは異なる、誰もが

 
 「あの人が御大将」
 「我々の命運は彼にかかっている」


 ということが一目でわかる甲冑と容貌でしたよね。


 ですからNBAのコーチたちがライン際で極上の背広を着用して声を張り上げている姿(最近は異なるようですが)こそが、監督、大将としての相応しい姿だと思います。


 アンブロだけでなくペナルティも、しわになりにくくストレッチ機能抜群の上下を発売しています。


 梅雨の雨の時期
 新幹線、バスでの移動

 
 すぐに乾き、しわを気にせずに着用できる素材は本当に重宝するわけですが、そこに威厳と叡智が感じられないきもするのですが、気のせいであってほしいものです。
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仮に日本代表がJクラブと練習試合をしたならば

2023-02-26 15:03:28 | 日記
 ワールド・ベースボールクラシックを控えた野球日本代表は、連日福岡ソフトバンク・ホークスと練習試合をしています。

 
 公式球である「ローリングス」の質感は、日本の公式球である「ミズノ」と比較した際、縫い目の形状とグリップに大きな違いがあるらしく、投手陣は球数制限も含めた調整と言えるのでしょう。


 日本代表が仮にこの「野球」の事例を参考に、キリンチャレンジカップにおいて


 日本代表対横浜Fマリノス
 日本代表対川崎フロンターレ


 という対戦が実現したならば、報道が大きくならないJリーグの起爆剤になるでしょうか。


 かつてから言われていることですが、日本代表は欧州の強豪国との闘いが不可能ならば、UEFAチャンピオンズ・リーグで上位進出が期待できるクラブを相手にしたらよいのに、という物があります。


 仮に8強を目標とするクラブならば


 ポルトガル SLベンフィカ
 ドイツ RBらライプチヒ
 クロアチア ディナモ・ザグレブ

 
 などが候補ではないでしょうか。


 仮にこれらのクラブとの対戦が実現すれば、クラブ側からしてもわざわざ日本にスカウトを派遣する手間が省けますし、実際に選手の質感を確かめることが出来ます。


 また欧州クラブと既に契約している選手たちが代表として戦えば、夏の移籍市場が開く前に打診の準備ができるのではないでしょうか。


 実現はしないでしょうが、中には


 日本五輪代表対日本A代表
 どちらが強いか興味ある方必見

 
 というような記事もあります。


 野球の場合、現在プロ野球もペナントレースに向けて準備の真っ最中ですし、野球日本代表と対戦出来れば当然キャンプ地にもお金が入りますから、お互いが得をする意味合いもありますけどね。
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選手はプロになった瞬間から、引退に向かいます

2023-02-26 14:50:59 | 日記
 脚本家、野木亜紀子の代表作「アンナチュラル」


 文字通り「不自然な死」を題材にし、主題歌の「レモン」と共に多くのファンを生み出し、続編と劇場公開を希望する声もありますよね。


 僕も中古のDVDボックスを購入したのですが、なるほど、ファンの声にあるように死の中に「食べ物」がうまく落とし込まれています。


 第1話 主人公のミコト先生が冒頭から天丼を食べる
 第2話 車内に閉じ込められた形で池に突き落とされる中「あったかい味噌汁が飲みたい」とこぼす


 他にも栄養補助食品として「かりんとう」が登場するなど、野木さんは生きることは死ぬことと表裏一体であると示しています。


 池波正太郎先生もそうですね。


 人間は生まれた瞬間から、死に向かって歩み始めている
 人間は死ぬために毎日食べる物を口にする


 剣客商売でも鬼平犯科帳でも「人間は良い事をしながら悪事を働く」と示しています。


 サッカー選手もそうですよ。


 プロになることは引退に向けて歩むこと
 毎日節制し、筋力を維持することは現役を長く続けるためではなく、清々しい引退のため


 と思えるのです。


 キングカズが今季はポルトガル2部に在籍し、ブラジル、イタリア、ポルトガルのマスメディアが仰天(彼がプレイしてきた国ですね)し、報道をし更にファンが仰天しています。


 それでも彼だって引退するときが来ますし、どんな名手でも同様です。


 剣客商売では「笹目千代太郎」「金子伊太郎」など、主人公の秋山小兵衛からすれば「化け物」としか表現できない剣術使いが登場します。


 僕たちはレオ・メッシやキリアン・エムバッペを「怪物」と呼びますが、怪物でも化け物でもやがて「息絶える」ために生存していることは我々と同じなのです。
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人気がないのはどうしてでしょうか

2023-02-25 20:45:45 | 日記
 韓国はBTS、過去には少女時代やKARAが日本市場、米国市場を大きく盛り上げたように、音楽産業が非常に盛んですよね。


 ただ、日本と大きく異なるのがレコード店やCD店の数が劇的にすくなく、多くの方が配信で音楽を楽しんでいるという点です。


 僕はクラシックのボックスCDをしばしば買いますが、この方法が一番自分にあっているためです。


 音楽配信の方法がわからない
 利用した金額の支払い方法もわからない
 退会したいさいの手続きすらわからない


 と「わからない」ことだらけなので、CDを買うことが一番簡単で気が許せるんです。


 そこで思うんですよね。


 CDはそんなにダメなんですか
 どうしてレコードとカセットテープの人気が盛り返しているのに、CDは停滞しているんですか
 CDが駄目ならどうしてハイレゾのような先端技術を開発されたのですが


 と多くの疑問があるんです。


 大抵の解説者が


 配信が世界基準だから
 配信はCDのように在庫を持たなくてよいから
 CDの売上枚数を競うのは日本くらい


 と語りますが、どうも腑に落ちないのですよ。


 たとえばJリーグのキャンプや開幕戦がさほど注目されない理由はどこにあるのでしょうか。


 同じもサッカー・ダイジェスト選手名鑑がはつばいされ、毎年素晴らしい出来栄えだと思っていますし、リーグが盛り上がらないように見えるのは、代表選手が皆海外にいるためなのでしょうか。


 この点だけに問題を集約してしまうと、本当に野球やバスケットボール、ブレイクダンスなどほかの競技よりも中継頻度が低い理由が見つからないと思いますし、考えてみるだけの価値あると思うのですよ。
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コンケーブが柿谷曜一朗に近づいた理由を考えて

2023-02-25 20:23:24 | 日記
 現在徳島ヴォルティスに在籍する柿谷曜一朗、彼はかつてナイキの愛用者でした。


 しかし現在は「コンケーブ」を履き、J2の試合に出場していますが、コンケーブはどうして柿谷曜一朗にスパイクを提供し、履いてもらいたいと考えたのでしょうか。


 ナイキやプーマという大手には「マーキュリアル」「ティエンポ・レジェンド」「キング」「フューチャー」など、人気作が多々ありますし、ブランド側が営業活動をしなくとも、(たとえ未契約であっても)選手が好んで履いてくれます。


 しかしコンケーブのような海外ブランド(本社はオーストラリア)や、最近スパイクの開発をはじめたスフィーダのような駆け出しの企業は


 スパイクの個性と選手の個性ががっちしなければならない
 そうでなければ、スパイクの長所が観客に伝わらない
 同時に履く選手がいなければ、スパイクが実戦経験が積めない


 という面があります。


 逆に柿谷からすれば


 コンケーブが見た、俺の長所はどこだろう
 どうして彼らはオレに履いてほしいと思うのか


 と自分のプレイを見直し、同時にスパイクの広告塔を務めるという責任が生じます。


 アディダスやミズノのように、契約選手が多い、もしくは既にベストセラーを多々生んできてた伝統ブランドとは異なり、新規参入は契約選手が少なく、選手個人にかかる心理的負担も大きいでしょうしね。


 だからこそやりがいがあるのかもしれませんね。

 1980年から90年代のNBAでは、ナイキ、コンバース、リーボックというオーソリティだけでなく、アヴィアやカンガルース、TROOPなド様々な企業が参入し、質の低いバッシュを選手が履くこともありました。


 それらの品、例えばハキーム・オラジュワンが愛用したエトニック、ケビン、ジョンソンが一時期着用のフィラなどが復刻版として登場し、大注目を集めたのは、どこか皮肉ですが。
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