私は朝ご飯をいただきませんが(朝から食べれないのです)、連れ合いは
しっかりと食べる人です。朝食は完全に和食で、発芽玄米を入れたご飯に
味噌汁、納豆、ひじき煮や切干大根煮などのお惣菜、そしてフルーツとヨーグルト、
さらにヤクルトは毎日欠かせません。
連れ合いの職場には食堂もあって、安くておいしい料理が食べれるのですが、
毎日お弁当を持参します。揚げ物とかがあまり得意ではないのと、食堂に行く
時間が節約できるからとのこと。「今日は忙しくてお昼を食べる時間がないと
思うから、おにぎりを作って欲しい」と言う時もあります。
毎日のことなので、私も特別な物は作りません。たいていはこのように
前日のお惣菜の残りものです。この日は、栗の炊き込みご飯とさんまの
かば焼きとサラダだけでした。
私はみそ汁のだしにはいりこをそのまま使っていますが、最近、話題に
なっている本、「はなちゃんのみそ汁」のはなちゃんは、毎朝、ちゃんと
かつをぶしを削ってだしを取っているのを見て感心しました。
「食べることは生きること。そして、自分がまわりの人に必要とされている
のだということを感じてほしいから」という、はなちゃんのお父さんの言葉が
印象的でした。
私の母も貧しかったけれど、かつをぶしや煮干しでだしをとってみそ汁を
作っていましたし、私自身も「母子家庭」で育ったので、忙しい母に代って
小学生から料理を作っていました。はなちゃんを見ていると子どもの頃の
自分を思い出します。
私も出来るだけ体に良い食事を作るように心がけていますが、でも、たまには
手抜きをしてしまうことがあります。
インスタント食品が苦手な連れ合いですが(化学調味料が嫌い)この
みそ汁だけは絶品しています。インスタントとは思えない味で、海外旅行
には必ず持参します。
日本酒を作っている「小玉醸造」という秋田の酒屋さんが作っており、
そこのお味噌もとてもおいしいのです。
もちろん、日本酒もおすすめです。