昨日は連れ合いのお伴で、平戸市生月島に行ってきました。
上の写真は、六角形の亀甲模様をした石柱群を玄海の荒波が刻んだ壮大な彫刻と
言われている「塩俵の断崖」です。
大バエ灯台から見た海。
関西や関東では見たことのないような景観です(うぐいすもたくさん鳴いていました)。
生月町訪問は3回目ですが、今回は観光客があまり訪れないような「キリスタン殉教史跡」を
訪ねました。
ガスパル様の史跡
最後に訪れたのは、だんじく様。
いったいどれくらいの期間この穴場に隠れていたのでしょう・・・信者さんのお供えだと思われる
アンパンマンの人形が痛々しく感じられました・・・・
彼ら(親子)はいったいどんな気持ちでこの海を眺めていたのでしょうか・・・
私は無宗教ですが、「殉教史跡」を訪れるのが好きです。宗教弾圧で亡くなった方たちの
自分の「信念を貫くためには死をも恐れない強い心」に、自分にはないものだから惹かれ
るものかもしれません。
私も若い頃、カトリック修道会が運営する職場で働いたことがあり、宗教についていろ
いろと学び、いまだに聖書を読むことがあります(私の友人には信者さんもたくさんいます)。
でも、私は「絶対」と信じきることができなかったので洗礼を受けませんでした。そもそも
宗教は人間が作ったものですし、神様を信じる信じないは自由であるべきだと思っています。
なので、たぶん、これからも私は「無宗教」であり続けるだろうと思います。