蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

ビセン♪

2009年12月18日 23時31分08秒 | 日記
午前中、ビセンを訪ねた。

ビセンとは…

長野美術専門学校、通称“美専”のこと。
下記が美専のHPです↓
http://www.n-bisen.ac.jp/

小学校公演の作品上、どうしても製作しなければならないモノがある。
素人ではとても難しいシロモノだ。

デザインに関しては
以前うちの舞台美術を経験したことがあるM・Sさんが
名乗りを上げてくれた。

が、製作手法については未経験。
やってみたい気持ちは強くても
ノウハウを知らなければ取り組めない。

ネットで製作方法を探してみたが
かなり高度な技術が必要で
適した素材を選ぶのにも苦労しそう…

  さて、どうする?

で、見つけたのが“美専”だった。

劇団員Sさんに頼んで、美専に協力を要請。
突然の図々しいお願いだったにもかかわらず
美専のM先生は

  うちの学校には残念ながら造形の専門家がいません。
  が、以前うちの学校にいらした☆先生なら…

と、元美専にいらした先生を紹介して下さった。
今度の日曜日にその先生とお会いすることになっているが
その前に、お礼に伺わなくては…と思い
本日、美専に訪れたのでした。

M先生にお礼を申し上げ
今後何らかの形で繋がっていけないか
対話の中で模索しようと思って出かけたんだけど
なんと!
学校長さんが会って下さって驚いた

一時間ほど劇団活動内容について話したり
美専さんの取り組みを伺ったりする中で
今はまだはっきり見えないが
連携を取らせて頂ける可能性はありそうかも?

あとは、こちらの提案次第、かな?

取り敢えず、うちの舞台をご覧になりたいとのことだったので
来週にでも舞台ビデオと資料をお届けしようと思っている。

朝から雪模様だったが、お昼を過ぎても雪は降り続いている…

午後は、○ウンページ情報番組の撮影。
まずは、リサイクルショップのロケ。
その後、福井団地にあるSB○アナウンサーさんのお宅を
お借りしての撮影。

福井団地に近づくにつれ
景色は銀世界に変化していく。
まるで雪国に来たような感覚。
久しぶりに見る銀世界は美しかった。
・・・が、降り続く雪に

  市内はどうなんだろう?
  帰路が凍結してなきゃいいけど…

と、少々不安になった

Sアナウンサーさんのお宅がある一角は
パステルカラーのカラフルなお宅が並んでいて
まるでメルヘンの世界に紛れ込んだような感じ
どの家にもクリスマスのイルミネーションが飾られている。

  巷はクリスマスなんですねぇ~

作品づくりに入ると季節感のない生活になってしまう私。。
暫しのクリスマス気分を味わえて良かった…かな?

夕方、撮影は滞りなく終了。
長野市内に戻って来たら
市内もすっかり銀政界になっていた。

  撮影班の皆さん、ありがとうございました。

と、別れを告げ、車に乗り込み道に出ると…
どこもかしこも、ピッカピカに凍結している
県庁通りは大渋滞。

  恐いなぁ~恐いよぉ~
  お願いだから追突だけはしないでね

と、バックミラーを見ながら呟く。

私は二度の追突事故でムチ打ちを二回経験している。
なかなか治らず半年近く苦しんだ。
その時の後遺症で、腰がめっきり弱くなってしまって…
これ以上、ムチ打ちになるわけにはいかない。
役者として使えない身体になったら大変だ!

通常5分程度、込んでいても10分程度で行ける道のりが
今日は30分以上かかったが
何とか無事に稽古場に到着。

今日は、ミーティングと日曜日のDVD撮影出演者の稽古。
出演者は、先日退団したNさんと一般参加のKさん。
男性役者が某製作会社が要求する人数に達しなかったため
Nさんに声をかけ、快諾を貰っての出演となった。
今回は、他劇団の男性役者二人も協力してくれた。
そのほかに、50代以上の女性を探しているというので
今夏一般参加で頑張ったKさんに声をかけてみたところ
挑戦してみたいとの返事をもらい
製作会社からもOKが出て出演することになった。

二人とも、一度合わせておかないと不安だし
見てもらいたいとのことだったので
稽古場に来てもらうことにした。

二人の稽古を見ている間
劇団員は自主稽古。

廊下を走る音が響いている。
何度も、何度も…
ケンタロウ君だった。
彼には、小学校公演でかなりの筋力と身体性を求めている。
その基礎体力アップのために
ダッシュを繰り返していたそうだ

前向きに頑張ろうとしている団員たちのためにも
より良い舞台にするための演出を考えねば