蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

本読み☆

2010年03月07日 23時42分33秒 | 日記
ようやくチラシ表面が形になった

水曜日から3日間…
今回はちょっと時間がかかり過ぎ

イメージに合う画像と出会うまで丸二日
ネット検索を繰り返し
ようやく一つの画像と出会ったが
それだけだと何かが足りない。
で、再度画像検索を開始し
三日目にして、やっと二枚目の画像に出会った。
そして四日目にオモテ面が完成

あとは、裏面とポスター・チケット製作だ。
表面さえできれば、あとは大抵二日程度で
仕上げることができるはず。

頑張らねば

今日の稽古は、キャスト発表&キッズも交えた本読み。
台本は二週間前に配布済み。

  何回くらい読んでくれたかな?

と、楽しみにしていたんだけど…

なぜ今まで修得したはずの台詞術を
みんな忘れちゃうんだろう?
忘れていなければ、本読み段階でも
もっとマシな台詞が言えていいはず。

特に大勢で言う台詞になると
途端に声が小さくなってしまう。

キッズたちに

  なぜ、そうなっちゃうの?

と聞いたところ

  人を頼ってるから
  人の出方をみてるから
  間違えると恥ずかしいから

との答えが。
私は

  自分が「こう言いたい」と思ったら
  それを見せて欲しいな。
  稽古場で失敗したって恥ずかしがることなんかない。

と話したところ、みんな元気よく感情を入れて台詞を言い出した。
ところが・・・
青年クラスの団員たちは

  もっと声を出そうよ。

と、言ってもなかなか大きな声にならない。

  なぜかな…

主要メンバーは、がんがん台詞を言ってるのにね。

ケンタロウ君ともっちゃんは、なかなか面白かった。
特にもっちゃんは、これまで行ったどの本読みより
しっくりきている感じがして

  キャスティング成功かな?

と、密かにほくそ笑んだ

あ!そうそう!
マッチも、なかなか面白かった。
欠席者の代読みもしてもらったんだけど
ちゃんと声や台詞回しを換えてたしね。
他の団員も、出来るはずなんだけどなぁ…

来週からは、シーン割り稽古に入るが
台詞がきちんと入るまでは
しっかりと本読みをして
テーブル稽古をしながら
役の状況や感情・役割を理解してもらおう。

  急がば回れ

である。

じゃないと、自分で演技を生み出すに至らないもんね。
毎回同じことを繰り返すのは、つまらない。
みんなが、私がハッとする演技を持ってきてくれたら
稽古が楽しくて仕方なくなるだろう。

今回は、私も大変な役を演じなければならない。
なので、いつもより相当早めのスタートを切らないと…

まずは、チラシを片付けて
早めに役作りを始めなきゃ…

本読みの途中で、準劇団員希望の女子高生が
お母さんと一緒に見学にやってきた。

稽古終了後、本人とお母さんと話して
まずはオープンエアの一般参加から始めることになった。

私は、基本的にオープンエアを体験してからの入団を進めている。
一度夢幻の舞台を体験してから入団した人のほうが
その後の継続率が圧倒的に高いのだ。

稽古後、「カン太の涙」に登場し大好評だった
狼を製作して下さったY先生にお会いした。
同行者は、ケンタロウ君。

まずはお礼を申し上げ
本番の映像をお見せしたところ

  うわぁ!すごいっ!
  ちょうどいい大きさでしたねぇ!

と、とても嬉しそうな表情♪
私もY先生のリアクションを見て、嬉しくなった。

  本当にありがとうございました。

その後、芸術家同士の横つながりの話や
市民会館建設についてなど、話は多岐にわたった。

これからもY先生との繋がりを大切にしていきたい