蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

テーブル稽古

2010年03月20日 23時45分16秒 | 日記
今週いっぱいは、台本を読みながら
テーブル稽古をしていこうと決め
その最終日が今日だった。

これまで、台本を渡し本読みを一回行って
演出側から脚本のテーマ等の説明をして
次の週からは立ち稽古に入っていた。

が、団員たちが演技を生み出すに至ることが少なく
結局私がやって見せ、動きや台詞術をアドバイスして・・・
を繰り返している。

みんなに演技を生み出す面白さを体感してもらいたい。
そのために何が必要か
どんな指導方法がいいか・・・

去年からずっと考え続けている私の課題。

殆どが舞台経験3年以上の団員たちだ。
もうそろそろ、その面白さを知っても良い頃だろう。

舞台までの稽古日数が少なくて
焦る気持ちはあるが

  ここは焦らず作品や各自の役割について
  じっくり考えてもらうことに徹しよう。

と、考え取り組んで来たテーブル稽古。

ここで明らかになったのは
他者へのダメ出しや指摘を自分のこととして
受け取れる人が少ないということ。
残念…としか言いようがない

私の場合、何でもかんでも自分のこととして受け取り過ぎ
問題が生じることもあるので
時と場合を考える必要もあると思うが
役者として成長したいと思っているのであれば
他者への指摘も自分のこととして捉え
自分はどうなのか?
違うとしたら何が違うのか?
演出家と役者の認識の違いはどこか?
など、その差異を見極める癖付けをしてもらいたいなぁ。

そうすれば、考える力もつくし
私もリードしやすくなる。
もっと早いテンポで芝居造りが進むに違いない。

いよいよ来週から立ち稽古。
みんながどんな演技を持ってきてくれるか
今からワクワクしている