蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

反省会

2010年03月14日 14時44分39秒 | 日記
昨日は稽古後、小学校公演の反省会だった。

稽古は基礎訓練後、先週途中までしか出来なかった本読みの続きを行った。

ケンタロウ君が熱を出して休みだったので
彼の役をマッチが読んだんだけど…
声が妙に二枚目で、それがおかしくておかしくて
我慢しきれずついに吹き出しちゃった!

ごめんなさいね、マッチ

にしても、若いのに非常に低音で響きのある声。
恵まれた声質なんだけど、見た目が高校生なので
そのギャップにどうも違和感が。。
このギャップが埋まったら、役者として凄い武器になるだろう。

終了後、我が家に移動して反省会開始。
今日は、お酒なし。
しっかり反省をして、次の舞台の糧にすべく…

大切な反省会だから…と言って
熱があるケンタロウ君にも無理を言って参加してもらった。

そのケンタロウ君から厳しい指摘が飛び交う。
もちろん自分の反省点も交えてだが。

小学校公演で経験した仕込み・バラシは
これからの本公演・オープンエアに必ず役立つ。
搬入・搬出を含め、具体的な指摘を聴きながら
やっぱりケンタロウ君に来てもらって良かったと思った。

うちの舞台は、自分たちで造る舞台。

これまでは、劇団員が目を血走らせながら(?!)
必死に檄を飛ばしてやって来たが
今年は準劇団員も中核になって頑張ってもらいたい。
厳しい指摘をしっかりと肝に命じ
舞台造りに生かしていってね、準劇団員諸君

私からの指摘は

  すみません
  ありがとう

を大声で言うということ。

万が一場当たり中に照明灯体にぶつかってしまったら

  すみません!

と大声でいうと、誰が当たったかもわかるし
怪我がないか、こちらが配慮することもできる。

スタッフさんに対しては感謝の気持ちを持って接して欲しい。
裏方さんが陰で支えてくれているから
役者は舞台で心おきなく演じることが出来るのだから。

あとは、他者への配慮や気遣い。
これが出来ると、社会人としても
多くの場面で役に立つ。

当然のことのようだけど、これが案外出来ないものなんだよね。

この話を聞いた準劇団員の一人が

  こういう反省会、いいですね!
  とても気持ちいいです!

とハイテンションに。

準劇団員からも問題点があげられ
改善策をみんなで話し合った。

今まで劇団員のみの反省会は
稽古日を一日潰して行ってきたが
準劇団員とは、稽古時間中に
伝えるべきことを伝える程度で済ませて来た。

あ、確か去年のオープンエアの後は反省会をしたが
半年もたてば記憶が薄れるのが人間。

今回は、これから怒涛のごとくやってくる二公演に対しての
心構えをきっちり植え付ける良い機会になった。

23:00頃、明日仕事があるメンバーが帰宅。
それからも話は続き、解散したのは午前3時過ぎ。

団員諸君、お疲れ様でした!