蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

しなのき

2011年01月13日 23時36分30秒 | 日記
今日も寒かったぁ~

稽古場のエアコンが壊れたとかで
ひろ~い部屋にストーブがポツンと置かれ
そのそばに何故か扇風機のようなものが…
どうやら空気循環のためのファンらしいけど
こんな広い部屋にこのシステムじゃお話にならない

今日はミーティングの予定だったので
座布団を持ってきてストーブの周りに鎮座
2月、3月の舞台に関する打ち合わせと
来年度の舞台予定の意思確認及び担当決定。

立とうとしたら、寒さで膝が固まっちゃってて…
年齢を感じた瞬間でした

昨夜は、パソコン作成した「アマノ銀河」の舞台図面を開き
画面上で平台図形を組み合わせセットを考えていたが
今一つしっくりせず、じきに睡魔が襲ってきて、ギブアップ
で、今日の午後、2月27日に予定しているW・S合同発表会の会場の下見。
本当は昨日行く予定だったが、体調が思わしくなく一日延期
先週ようやく「アマノ銀河~」の台本が完成し
気が緩んだのが原因かと思われる

で、ざっとホール内を確認してから
舞台美術の設置場所を決定しようと
午後から「しなのき」へ下見に出かけた。
同行者はケンジ君。
会館職員さんに案内して頂き
舞台の大きさや袖幕、バトンの位置
照明の灯数や、音響関係のケーブル必要mの割り出しをして
次々に図面に書き込んでいく。
今回は、客席通過の演出を考えていたため
動線の確認をさせて頂いたんだけど

  使いずらいホールだよね、やっぱり…

舞台の奥行きがない。
高さもない。
ソデも狭い!
特に上手は人が一人通れる程度しかない。
控室も狭く…しかも一つしかない!
少し離れたところの子ども室なる部屋を押さえてあるが
同じフロアながら一度ロビーを通過しないと
舞台ソデへの出入りが出来ない。
照明の灯数も少なく、前明かりはシーリングのみで
フロントライトがなく、サスもバトン一本分しかない。
しかも、舞台と客席の間がやたら開いていて

  このままだと寒々しい空間になっちゃうよね…

本番は、ここに椅子を並べることにしよう。。

さてさて、舞台組みをどうしようか…
ケンジ君にあっちこっち立ってもらって
舞台の凹凸を想像しながら、徐々に舞台の輪郭が
脳裏にはっきりと浮かんできた。

これでようやく舞台図が出来る…

照明は、舞台屋さんと相談して
何灯か持ち込むことになるだろう。

ふぅ…
誰だ?

  演劇のホールなら「しなのき」がある

なんて言ったのは

夢幻はこれまで一度もホールで上演したことがない。
それは、なぜか?
使ってみたいホールがないから。
ささやかなレジスタンス

ああ…
無料の発表会は別です。
座内発表会や試演会では
公民館ホールを使用させて頂きました。

今回もワークショップの無料発表会なので
我慢して使うことにしたんだけど…うーん…
松代文化ホールのほうがずっと使いやすい。
ただ交通便が悪い上に駐車場が狭くて
公演を打つには厳しいんだよねぇ…
篠ノ井市民会館なら上田からも来やすいと思ったが
既に先約がいて、だめだった

…ぶるぶるっ
さ、さむいっ!寒過ぎるよっ
家の中もなかなかあったかっくなってくれない。
マジ、痛い寒さだよね
あの過酷な夏が恋しくなる

世間では「伊達直人」を名乗る人物から寄付が相次ぎ
温かい風を運んでくれているようだ。
こうした善意のニュースは心があったかくなる。

「偽善だ!」と批判する人もいるらしいが
偽善かどうかなんて問題じゃない。
伊達さんの好意で救われる人がいるなら
それでいいんじゃないかな。
頂いた人たちが迷惑がってるなら問題だけど。

うちはそこまで余裕がないので…
地道にペットボトルキャップを集めてる。
800個で1人分のポリオワクチンを購入できるそうだ。

自分の立場で出来ることを
考えながら行動していきたい