蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

サッカー

2011年01月27日 13時17分26秒 | 日記
皆さん!
アジア杯の日本韓国戦、ご覧になりましたか?

私はチラシ製作が間に合わず
作業をやりながらの観戦
家族の試合に反応する様子を耳で聞きながら
ちらちらとテレビ画面を見ていたんだけど
延長戦に入ってからは、かぶりつきで観てました

最高視聴率が30%を超えたとか!

一進一退の攻防線…
良いプレーもありました!
が、頑張っている選手に申し訳ないと思いつつも
何だかイライラする試合で…

最後の最後で同点に追いつかれPK戦に突入。
川島選手の神業のような素晴らしいプレーで
見事決勝に勝ち進んだ日本代表たち

ただこの試合は、韓国チームが良いプレーをしていたし
日本選手陣の疲労が画面からも伝わってきて
後半は特にヒヤヒヤしながらの観戦だった。

にしても…
あまりにも審判のホイッスルが多くて
イライラしちゃう場面が多々あり…
そのおかげで、入った一点もあるんだけどねぇ…

審判によってファールと判断する基準が違うんだよね。
素人目には違い過ぎるように見えるんだけど
サッカー通の皆さんはどう思ってるんだろう??

判断基準をすり合わせるのって難しいんだね、きっと。
決められたルールと試合の流れとの兼ね合い…

ルールを守り過ぎると試合の流れを悪くする。
かと言って、ルールは厳然とあるわけで。。

野球の場合も微妙な審判の判断で
トラブルになることがある。

原因は、人の目の不確かさ?
だったらコンピュータに判断させればいい?

人間の曖昧さ…というか、遊びというかノリシロというか…
これは人として生きていくのに必要な部分だったりする。

ただ曖昧さ加減が人によって違うんだよね。
幅がメチャ広い(?)人と
限りなくルールに従おうとする人と…

私は両者が入り混じっているタイプかな?
ケースによって違ったりするんだよね。
一番やっかいでわかりにくい、けど
一番多いタイプのような気がする

他者の脳内のイメージがわかれば
もっと理解しやすいんだろうけどなぁ。。
そうすれば、異なる判断のポイントが明確になり
すり合わせもしやすくなるんだろうに…

イメージの共有って、本当に難しいんだよねぇ

演劇の場合も、演出家とスタッフ・役者陣が
イメージを共有することが必要なんだけど
言葉だけではなかなか伝わらない。

スタッフには舞台図面を作成し
それを見せながら
口頭で世界観を説明して理解を求める。

音楽関係者には、リズムや
イメージする曲に近い音源を探し
聞いて頂きながら理解を求める。

一番難しいのは役者陣との
イメージの共有かもしれないなぁ。

色々な角度から色々な言葉を選んで
伝えるように努力をしているが
今持っている知識や興味の範囲が各自異なるので
わかる言葉や腑に落ちる言葉が違うんだよね

絵コンテが書けたらいいのになぁ…

と、以前からずっと思っている。

映像の場合は、必ずあるよね。

言語よりも視覚のほうが捉えやすい

…ただこの場合、脳内のイメージ通りに
描けるスキルが必要で…

私にはそんなスキル、ありません

なので今はまず、彼らが何を考えているのか
どう受け止めているのかを把握することに重点を置き
その上で、アドバイスをするように努めているが…

結局やって見せちゃったりするんだけど…

やって見せると役者の想像範囲が狭くなっちゃうし
真似するってのもスキルが必要だったりするしねぇ

これが一番演出家として悩んでいる点

ああ~もっと絵の腕を上げとけば良かった…

なんてことを、サッカーの試合を観ながら
考えてました