社員研修

朝7：40に家を出て、須坂の(株)Ｎ社へ向かう。
今日は、社員研修の講師の仕事。
対象は、課長・係長さんクラス。
年齢層は、20代後半から50代まで。

これまでにも、新入社員さんや各社が集う会での
社会人向けＷＳを行った経験はあるが
一つの社内でのＷＳは初めて。

Ｎ社は、夢幻の法人会員になってくださっているが
元は、賛助会員ＳさんがＮ社のＮ常務さんを
夢幻の舞台にお誘いくださり、それからのお付き合い。
もう５年以上になるかな？

今回もＳさんを通していただいたお仕事なので
Ｎ氏やＳさんに納得していただける有効な時間に…
と思い、精一杯やらせていただいた。


午前中が課長クラス20名＋オブザーバー（社長・常務・部長）。
午後が係長クラス（25名程度）。
両方とも三時間ずつなので、計６時間。

最初は「なぜ演劇？」という顔をされていた皆さんも
レクチャーをしていくうちに
徐々に「そうか…」と納得してくれたようで
ストレッチや筋トレで汗を流し
発声や滑舌・早口言葉・エチュードと
盛り沢山なカリキュラムを
実に楽しそうに積極的に取り組んで下さった。

今回のＷＳの目的は、部下とのコミュニケーション力向上と
合同説明会でのパフォーマンス力向上。

たった一回の実演での飛躍的な向上は難しいが
まずは、大きな声を出し、体を動かし、感情を動かしてもらい
その必要性を随時説明しながら
最後に、グループで相談して呼吸を合わせ
一つの簡単な作品を創作する中で
表現する面白さや必要性を
感じていただければ、それでいい。

普段の生活では経験できないことを体験していただく。
そう。
まず「体験」して「記憶」にインプットしてもらうことが重要なのだ。

終了後、社長さんやＮ常務さんから

　普段、人前で話しをするのが苦手な社員が
　楽しそうに表現しているのを見て驚いた！

と、喜びの言葉をいただけて、ホッ。

また、この講習会を継続していきたいとも仰って下さった。

別室で作業をしている社員さんたちにも
受講者の皆さんの大きな声が聞こえていたらしく

　　今日は、何をやってるんですか？
　　
と、興味を持ってくれて

　　やってみたい！

と思ってくれた社員さんもいたらしい。
次回は、更に枠を広げて大勢の社員さんが
参加可能な企画にしたいとのこと。

　　社長さん、Ｎ常務さん、Ｓさん、ありがとうございました。

少しでも、お世話になっている方々のお力になれれば幸いです。

帰宅後、すぐに稽古場へ。

今日は、どうしてもサンクスで上演するショート・コメディを
仕上げてしまわねばならない。

残すところ、稽古は後２日！
ご来場下さった皆様に楽しんで頂けるように
最善を尽くして臨もう。