蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

想像

2012年11月24日 23時45分01秒 | 日記
昨日から明日までの連休三日間、朝から夕方まで
シアターWSの集中稽古が入っている。
この三日間で、一気に創り上げてしまう予定。

今日、エンディングの演出を参加メンバーに話したところ

  えーっ?!
  なんでそんなことが思いつくんですか?!

と聞かれたので

  想像…かな。

と応えたら

  私も妄想癖があるけど、とても思いつきません!

と。

きっとね、脳の中の跳び具合が、若干おかしいんでしょうね。

とは言っても…

台詞に修正を加えたのは、僅か2行程度。
それ以外は当初の台本に沿った演出でしかない。

台本から演出を想像するのが難しいというのも
あるかもしれないが…

ほんの少しの工夫で

  目からウロコ

のように感じるのかもしれないなぁ…と。

『砂漠のクリスマス』は、僅か45分の作品。
台詞を削りに削り、舞台セットの転換もない。
照明や音響は使うが、基本的に生身の人間の
身体と声とエネルギーで創り上げていく舞台である。
出演者のエネルギーが舞台に直結する創り方。

物語の主役はいるが、観方を変えれば
全員が主役の舞台でもある。

舞台を提出すると考えれば、或る意味怖いとも言えるが
これは発表会。
参加者全員がお互いにコミュニケーションを取りながら
協力し合って、尊重し合って、その上で
今持てる力を存分に発揮出来るのがベストだよね。

実行委員長のMさんも、補助をしているケンジ君も
精一杯協力してくれている。

Mさんは、小道具探しや衣装製作まで手伝ってくれて大助かり。
ケンジ君は、休んだ人がいても次の稽古時に明確に伝えられるよう
配置や出入り、動きまで丁寧にメモを取ってくれたり
劇団から貸し出す衣装・小道具管理をしてくれている。

舞台は、スタッフさんの協力がなければ成立しない。
月曜日は、舞台屋さんとの打ち合わせだ。
スタッフの皆さんが気持ち良く仕事出来るよう
配慮をしながら進めて行きたい。

感謝は舞台でお返しする…
全員が、そんな気持ちで舞台に臨めるといいな。

そうすれば、演技が上手いとか下手とか関係なく
お客様の心にも何かが伝わるはずだから…