蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

「今、観る」ということ

2012年11月14日 23時20分26秒 | 日記
二日連続でネオンホール20周年記念公演「邪宗門」を観劇。
ネオンホール関係者の皆様に、心よりお祝い申し上げます!

オープンエアシアターに特別出演して下さったKさん始め
一般参加のT君や、ボランティアスタッフとしてお手伝いしてくれたNさん他
大勢の芝居仲間の皆さんが出演。
記念公演にふさわしいエネルギッシュな舞台でした。
また、一日交替のダブルキャストのため
二日連続での観劇は、色々と発見があり面白かった。
ダブルキャストというのは、お互いに刺激し合えて
腐りにくく、鮮度を保つには良い手法かもしれないね。

夢幻は、ダブルキャストで上演したことがなく…
あ!
以前、座内発表会で、同作品を3チームで競ったことはあった。
ただ劇団本公演やオープンエアを
ダブルキャストにしたことはない。

若い頃所属していた劇団では、公演時
常にダブル・トリプルキャストだったっけ。
くるま座の頃も、ダブルキャストが多かった。

一昨年、商業公演作品をダブルキャストにしようと思ったが
稽古日数を確保できず、保留になったままになっている。

ダブルの場合、単純に考えて稽古日数が倍になる。
舞台はキャストに穴があくと
幕をあけられない危険性を孕んでいるし
そういう意味でもダブルキャストにしたほうが
より安全であるが、現実にはかなり難しく…

稽古期間と出演者数が多ければ
ダブルキャストも可能だよね…

観劇後、食事をして帰宅。

一息ついて、FBを開いたところ
お友達のコメントで、森光子さんの訃報を知った!
驚きと共に衝撃が走り、呆然…
ご冥福をお祈り申し上げます…

森光子さんと言えば、何といっても「放浪記」(作/菊田一夫)。
主人公の林芙美子役を演じ続け、その数ナント2017回!
劇中の「でんぐり返し」が有名で、80歳を超えても
「でんぐり返し」をやり続ける役者魂を持った女優さんだった…
一度観劇したいと思いながら、とうとう観ることが叶わず…
以前、森繁久彌さんが亡くなられた時も
「屋根の上のバイオリン弾き」も観たいと思っていたのに…
と、後悔したことを思い出した。

舞台は、生でしか感じられない空気感や触感がある。
今、観たいものを観る! その時間を作ろう!