蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

舞台スタッフさんとの打ち合わせ♪

2014年01月10日 23時29分44秒 | 日記
本公演まで2ヶ月を切った。
週末は私の予定がつく限り、4~5時間の稽古を入れる予定。

昨日は午後から長野舞台さんとの打ち合わせ。

舞台さんからは照明・音響・大道具さん各お一人
夢幻からは劇団員2人と私の6人で
準備&仕込み・本番・バラシを含む予定と
具体的な演出面、舞台製作に関する相談をした。

長野舞台さんには、旗揚げから7年間お世話になり
演出としてヨチヨチ歩だった私を支えて頂き
また、大道具面でも色々と教えていただいた。

その後は「響つないで実行委員会」様からの
ご依頼公演の折にスタッフとして入っていただいたりしたが
劇団本公演のスタッフとして携わって頂くのは…
2005年「パンドラの小瓶」以来、実に9年ぶりのこと。

久しぶりのタッグだが
皆さん信頼できるスタッフさんなので
私がやるべきことをきっちり行えば
必ずや素敵な舞台をお客様にご提供できるだろう。

ただ…夢幻工房として劇場機構のあるステージで
舞台を製作するのは、初めてのこと。

長野市内にはたくさんホールが乱立しているが
芝居を上演するのに適したホールがなく
ならば…空間を作ればいい!と考え
面白くて魅力的な空間を探しながら
倉庫やお寺、ライブハウス、野外に特設ステージを組み
上演し続けて来た。

とは言え、他団体様からのご依頼公演の時に
両手の回数以上、ホールも使わせて頂いているし
昔、所属していた劇団でもホール公演は何度も経験済み。
なので、舞台機構自体はわかっている。

北野文芸座さんにしても、日本舞踊の発表会で
3回程ステージに上がったことはあるし
一曲だけ日舞の演出をさせていただいたこともある。

そんなわけで、夢幻として「初」上演のため
不安もないわけではないが
或る程度の計算が出来るので
気持ち的に余裕はある。

文芸座さんのステージは、決して広くない。
が、小屋が独特の雰囲気と力を持っているため
小屋の空気に合う作品でないと
お客様に違和感を感じさせてしまう可能性がある。

何しろ和風エネルギーを大量に放出している小屋。
まあ、これは私の個人的感覚…

最近はミュージカルやダンス、コンサートなど
多岐に亘る演目が上演されているようだし。

けど、私は自分が最初に感じた感覚を大切にして
舞台を創造していこうと思っている。

JUNKさんも独特の雰囲気があり
エネルギーを感じる空間だった。

そのJUNKさんとは異なる舞台機構を使って
これまでは違う演出をしたいと思案中。

それらを打ち合わせで舞台スタッフさんにご相談し
何点か舞台図を修正することになったが
ほぼ構想どおり製作できそうで、ホッ♪

長野舞台スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
本番のバラシ終了まで、よろしくお願いいたします!

18:00からは本公演の稽古。

午前中に印刷会社からチケットが届いたので
劇団員が稽古の合間に№リングを押印。
ご苦労さま!

始めに踊りや殺陣、大勢のシーンを固めてしまう予定。
この期間に、各キャストには
他のシーンの台詞を覚えてもらい
再来週あたりから本格的な芝居の稽古に入る。

オープニングが良い感じで仕上がって来た。
後は繰り返し稽古を行い、所作と台詞術が
板についてくれば大丈夫.

またもや自分の稽古が後回しだが
今月中に演出に目途をつけ、来月からは
しっかりと自分の稽古も出来るように…

演出、衣装・小道具を含め
今月中にどこまで進められるか…

明日はチラシ・ポスターが届く予定。
精力的に周知活動も行っていこう。

大勢の方にご覧頂かなくては
勿体ない舞台ですから♪