蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

須坂☆キッズシアタープロジェクト発表会に向けて

2018年12月12日 13時47分02秒 | 日記

10月末から始まっている『須坂☆キッズシアタープロジェクト』

主催はドリーム・コンシェルさんで
理事長の杉本さんからご依頼をいただいた企画。

江戸末期に生きた須坂が誇るお殿様
須坂藩第13代藩主「堀直虎」公のお芝居を
小学生だけで演じちゃうという
とってもチャレンジャーなステージ♡

この企画は昨年、須坂市の三木市長との対話から浮上。

昨年4月に須坂市メセナホールで上演した
堀直虎没後150年記念公演「Straigt Tiger 直虎」を大成功に終え
この舞台を継続上演してほしいという声が上がったが
毎年上演するというのは様々な点で難しい・・・

では、小学生に須坂の歴史や直虎公を知ってもらう意味で
子どもたちだけで、このお芝居を作ってみては?
という提案をさせていただいた。

その時、杉本さんも同席していて

 それ、いいですね!

三木市長も

 いいですね!可能ならぜひ!

と意見が一致。

杉本さんがこの企画の実現に向けてかけずり回ってくださり
ついに企画が実現する運びとなった。

実はこのキッズ企画、数年前は小布施町長に
一昨年にも須坂市長のお話させていただいたことがある。

私は、子どもたちが地元の歴史を知り、地元愛を育むのに
演劇は有効なのではないかと、ずっと考えていた。

子どもたちが演じながら、歴史を理解したり覚えたり
お殿様の偉業に感動したりする、そんな舞台・・・

けど、多忙を理由に、実際に脚本に起こすところまでは至らず・・・

それが、今回杉本さん始め市長、須坂市教育長、田中本家博物館の元館長さん他
たくさんの須坂市の皆様のご支援を賜り、始動する運びとなった。

コンセプトはとても良い。

が、いざ子どもたちが理解して楽しんで演じることができる時代劇・・・
と考え始めると、これがなかなか手ごわくて・・・

特に江戸末期~明治維新は、大人でも理解するのが難しい用語が多い。

参勤交代、尊王攘夷、勤皇、倒幕、鎖国、開国、直訴、藩政改革、軍制改革
大政奉還、王政復古の大号令、切腹、江戸開城etc・・・

何よりも江戸時代の生活を子どもたちにイメージさせたい・・・

で、ようやく方向性が定まり、基本になる台本を執筆。
小学生が等身大で演じるために選んだ手法は“劇中劇”方式♪

11月から本格的な稽古が始動して
小学生たちの意見を取り入れながら
ワイワイガヤガヤ進行中。

等身大のキッズたちが
直虎公の生き方を知り、時代を知り
感じたこと、覚えたことを
歌やダンス表現をまじえながら
明るく元気よく発表する・・・そんな発表会になりそうだ。

期間と稽古日数が少ないが
子どもの潜在能力は計り知れない。

参加キッズたちは、どの子も前向きでやる気満々!

稽古場はとっても明るい雰囲気♪

子どもたちから元気をもらって、私の元気も倍増(笑)

きっと楽しいステージに仕上がる、はず!(^^)!

演技サポートは、劇団員3人が入ってくれている。

4人で精いっぱい子どもたちのサポートをして
1月6日の発表会に臨もう!(^^)!