「奇想 山月記 TORA」の演出プランを作成中。
大まかなセット移動と、音楽関係は終わったが
肝になる「ここぞ」の演出プランが難航中(^-^;
イメージはある。
が、それを具現化していくための手法と
身体表現と声と音楽と材料と・・・
いつもネックになるのが予算(^-^;
限られた予算内でベストを尽くす!
お陰で脳みそは随分柔らかくなったかな(笑)
今回は更にキャパや機構が異なる4会場で上演するため
どの空間にもフィットする演出が必要。
ある程度方向性が定まったところで
昨日、稽古場でキャスト陣にイメージを伝え
彼らからもアイディアを出してもらうことにした。
メンターさんに作曲していただいた
舞台音楽を聴きながら
あれやこれや動いてみてもらう。
徐々にぼんやりとしていた輪郭が姿を現し始めた。
うん・・・これなら行けそうだ!
私はTVでも見ることができる
リアルなストレートプレイがメインの芝居よりも
生の舞台でしか見ることが出来ないユニークな舞台が好き。
これは好みです☚キッパリ
私が言うユニークは、非常に幅が広い。
◎身体表現
◎声
◎歌、ダンス
◎音楽
◎舞台美術
◎小道具
◎衣装
◎ヘアメイク
要するに欲張りってことだわ(汗)
演劇、特に創作する過程においてかなり強欲。
その分、他の事柄に関する欲が少ないのかもねー
さて、これで必要な資材を購入することが出来る。
ってなわけで、今日は早速資材探し。
と言ってもネットだが。。
長野市内には私が欲しい布を販売している生地屋さんがない。
今や大抵のものがネットで購入できるが
問題は手触りでと色合い。
写真だけで購入すると手痛いしっぺ返しを食らう。
なので、生地に織り込まれている糸を調べ
出来るだけリアルに想像するのだ。
糸も種類が多く、一朝一夕に覚えられるものではないが
この20年間、少しずつ蓄積した記憶のおかげで
原材料を聞いただけで、イメージすることが出来るようになった。
ネットで材料や生地、色、デザインを見て
ある程度目星をつけた上で
在庫確認の電話をしてみた。
店員さん(もしかしたら店長さん?)が電話口で
「ネットに上がっているもの以外の商品も倉庫に行けばある」
と。
そういわれたら、倉庫にある商品を見たくなっちゃうよねー
生地の厚さやデザインをお伝えして
ぜひ見せてください
とお願いしたら、その業者さん
早速倉庫に行って生地写真を送ってくださった。
有難いなぁ~
こういう業者さんとのご縁は大事にしたい。
ネットでのやり取りは、顔が見えないことが多いけど
こういう出会いもあるというのが本日の収穫=^_^=
電話から始まるご縁・・・だね♡