mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

イタリア:食べ物とフィレンツェ

2008年01月14日 | 旅行記

 昨日までは、自分の勉強を兼ねたローマの遺跡などについてレポートしましたが、今日は、食事などのイタリアでの楽しみ旅紀行をお送りします。

 でも、想い出の場所がどこだったか、はっきり覚えていない事もありますので、その点は、ご容赦下さい。

 まず、食事ですが、何処も彩り豊かで美味で、ケチのつけようがありませんでした。と言いますと、これでレポートが終わってしまいますので、もう少し、詳しく覚えている範囲内で話を続けさせていただきます。

 肝心なことを忘れていました。日本人は、欧米人と言いますと、その体格から食事の量が半端ではない、と想像しますが、イタリアの旅行では日本人の体格にあった量で、誠に結構でした。

 さて、イタリアを代表する料理と言えば「パスタ」ですが、小生は、この旅ではパスタばかり食べていました。

 中でも、鮮明に覚えていますのは、イカスミのパスタとフィレンツェだったでしょうか、添乗員さんが連れていってくれたレストランの味は、忘れられません。

 それほどの「美味」だった!と言えば、「その通り」とも「イヤ、違う」とも言えるのですが・・・

 イカスミは、小生には色や匂いが気になって、そのことが食欲を妨げたのか?美味しく感じませんでした。

 人間は、場所の雰囲気や料理の見た目、匂いなどに左右される動物なんですね。

 でも、皆さんが食べながら見せた歯が「真っ黒で」お互いに大笑いになったことを鮮明に覚えております。

 添乗員さんお奨めの店でのパスタは、絶品でしたね。この添乗員さんは、何度もイタリアツアーに添乗しているとのことで、現地に詳しいのでしょうが、こういう方の添乗でもう一度行きたい店でしたね。

 ところで、ヨーロッパツアーの食事は、皆さん、あまり期待しない方がよいですね。

 例えば、ドイツは、ビールの種類が豊富で美味しいのですが、食べ物の方は、ハム、ソーセージ以外は??という感じですし、フランスは、美食の国というイメージがありますが、(世界3大料理 フランス料理、中華料理、日本料理?)ツアーで行く店ばかりではなく、背広を着用するようにいわれた店の味も正直、「ガッカリ」でした。

 さらに、セーヌ川クルーズに2度参加しましたが、そこで出された料理も期待に応えるものではありませんでしたね。

 などと、悪口ばかりいっていると、「お前は、本当に美味しい店には行っていない。本当の美味しいフランス料理を知らないのだ!」と言われそうですから、この辺でやめておきます。

 さて、イタリアで美味しかったものは、ほかにもあります。それは、朝の市場への散歩でいただいた「みかん」と酢漬けの「オリーブの実」、そして、「カプチーノ」みんな絶品でした。

 特に、オリーブとカプチーノは、思い出深いもので、「オリーブが美味い国はどこか?」という話になり、親しくなったツアーのご夫妻から「スペイン」という答が返ってきたのを忘れることができません。

 <小生の独り言・・・今度はスペインにいくぞ!!!>

 また、カプチーノは、この上なく美味しく、何度もいただきました。そのためか、日本に帰っても、喫茶店にはいると「カプチーノ」を注文することが多くなりました。

 でも、残念ながら、日本のカプチーノは、イタリアで飲んだものには遠く及ばないものばかりですね。

 さて、食べ物などのレポートは、このくらいにしまして、次は、「フィレンツェ」ですが、ここは、皆さんご承知のように、ルネサンスの発祥の地であります。

 その象徴とも言うべき建築物は、「ドゥオモ」といわれる「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」と「ウィツィ美術館」ではないでしょうか?

 そして、フィレンツェと言えば、ルネサンス時代の大富豪、メディチ家の存在ですね。

 「サンタ・マリア。デル・フィオーレ大聖堂」は、この街の代名詞みたいなものだと思いますが、ひときわ目を引くのが大円蓋といわれる聖堂の丸い屋根みたいな部分です。

 この大円蓋は、石材で造ったようで、直径が約42㍍、高さが100㍍を超える大きさと言いますから、凄いものです。

 「ドゥオモ」などというと、日本人の挨拶でよく使う便利な言葉「どうも!どうも!」が頭に浮かびますが、正直、何だと思っていました。でも、よくよく考えたら要は、「東京ドーム」のドームらしいですね。

 でも、当時の建築技術では、足場を組んで石材にモルタルを流し込むという作業ができないことから、建築不可能とされていたようでしたが、この難題を解決したフィリッポ・ブルネッレスキという舌を噛みそうな名前の新進気鋭の建築家が創意工夫のうえ、この難題を克服して、1436年に完成したそうです。

 私達がここを訪問したときは、あいにくの「雨」でゆっくり見学することができませんでした・・・

 などと言ってますが、冒頭で申し上げたとおり、このルネサンスの象徴のような建物の意義を十分、理解していなかったのです。

 もちろん、添乗員さんからは、熱心な説明があったはずで、その証拠に大聖堂の丸天井に描かれているフレスコ画の「最後の審判」や、大聖堂の前に立つ洗礼堂の「天国の門」の写真が残っていました。

 長くなりましたので、今日はこの辺で失礼します。

 

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 美味しい雲南省の料理(クリックすると拡大しますよ。)