最近、映画にはまっています。昨日は、タイトルの「最高の人生の見つけ方」先週は「紀元前一万年」をワーナーマイカルで見てしまいました。
そして、その前の週には、あの「相棒」をみました。どれも、劇場の大画面でみるためか、迫力があり、淀川長治ではありませんが、「映画って、本当に面白い」ものなんですね。おっと、このセリフは、淀川さんではなく、水野さんでしたね。
そんなことより、中身を知りたいですか?「相棒」は、テレビの番組でおなじみですが、皆さん、ご覧になったことがありますか?映画の内容は、テレビと同じで水谷豊と寺脇康文が扮する警視庁特命係の「杉下右京」と「亀山薫」が活躍する連続殺人事件での犯人探しです。
テーマとしては、海外危険地域への渡航をめぐる小泉政権時代に流行った「自己責任論」と自己責任を負わされた(実は濡れ衣だったのですが・・・)家族の悲劇と怒り、チェスゲームなどなどです。
何のことなのか分からない?そうでしょうね。是非、映画館でご覧下さい。
さて、次に「紀元前一万年」ですが、こちらは、映画の内容としては、「イマイチ」でした。山の高地に住んでいる主人公が愛する人をさらわれて、取り返しに行くというもので、その過程で、マンモスや虎?、大きな鳥がでてきます。人類がいくつかの部族に分かれていて、主人公の部族には、占い師のような「おばーさん」がでてきたりします。
動物の映像は迫力があり、また、紀元前一万年の動物や人類の争いの様子が描かれてはいますが、なにか物足りなさを感じました。
やはり、小生は「生臭い」人間のせいか、昨日、見た「最高の人生の見つけ方」が面白かったと思います。
何の繋がりもないないモーガン・フリーマン扮する自動車整備工のカーターと、大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)がともに余命半年の末期ガンと診断され、同じ病室で治療を受けるのですが、カーターは、死ぬ前にやっておきたいことをリストとしてメモするのです。
エドワードは、たまたま床に落ちたメモを拾って見て、メモの内容を実行しようとカーターに迫るのです。
メモの内容は、スカイダイビング、レーシングカーの運転、ヒマラヤ登山、ピラミッド、タージマハル見学などですが、メモを書いたカーターは、できないことを書いたのではないでしょうか?(やっておきたかった、という後悔の念?)
もちろん、二人は、これを実行するのですが、このいわば、「旅」を通じてそれぞれが心から求めていたのは何なのか、人生にとって一番大切なこととは?というテーマだと思います。
末期ガンと余命という重い設定で、暗くなりがちですが、人間にとって何が大切なものなのか、それは「友情」と「家族愛」であると感づかされる内容でした。
カーターが亡くなった時のエドワードの言葉(弔辞)や、ラストシーンの雪山(エベレスト?)への二人の納骨?を見ていますと涙と何とも言い難い人間の有り様をみているようでした。
皆さんも、自分の余命が分かったらどうしますか?小生などは、映画の二人のようにしたいのですが、病気と死の恐怖で病院のベッドでのたうち回っているのではないかと思います。
今日は、映画鑑賞についてのレポートでした。
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