mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

イタリア:フィレンツェ歴史地区

2010年04月14日 | 旅行記

 「イタリア語の花Fioreを語源とする街、フィレンツェ。中部イタリアのアルノ川沿いにあるこの街で、15~16世紀にメディチ家の富と権力を背景として、イタリア・ルネサンス文化が発祥。旧市街地の歴史地区にはウッフィッツィ美術館やピッティ美術館などルネサンス時代の絵画、彫刻を集めた美術館が集中しており、1㎞四方にこれほど膨大な美術館のあるところは世界でも稀だ。」

 といきなり、フィレンツェの説明を始めましたが、この文章は、小生が書いたものではありません。

 「世界遺産一度は行きたい100選」で紹介されているイタリアの文化遺産、フィレンツェ歴史地区(1982年登録)を紹介したものですが、小生もフィレンツェは、このような派手なPRに相応しい素晴らしい街であると思います。

 続けて、この花の街の素晴らしさを100選の文章で味わっていただきましょう。

 「ルネサンス期の絵画、彫刻がルネサンスの至宝として高く評価され、その流れがヨーロッパ各地に広がったことに加え、メディチ家の築いた街並みには未来に残すべき価値があるとして、歴史地区全体が世界遺産に登録された。美術愛好家にすれば一週間でも見切れないほどのアートの聖地で、フィレンツェに行かずに死んだら、何のために生まれてきたのかわかないだろう。『イタリア紀行』を著したゲーテに限らず、ヨーロッパの人々にとってもフィレンツェは、今も憧れの土地である。

 フィレンツェ中央駅、別名サンタ・マリア・ノヴェッラ駅は駅前にある同名の教会に因(ちな)む。そのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、奥行きが100㍍もある14世紀建造のドメニコ派の大教会。内部に同名で世界最古の薬局がある。」

 小生などは、フィレンツェでいきなりウッフィッツィ美術館を見せられたためか?この街が世界遺産だなんて想像も出来ませんでした。

 ウッフィッツィ美術館の素晴らしさですか?ここは、パリのルーブルと同じで宮殿がそのまま美術館になっているのです。建物が絵画と彫刻で埋め尽くされている様が印象的でしたね。部屋ごとにダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの絵を見ることができるのですから素晴らしいのです。この美術館を見るために近くの広場(シニョーリア広場?)には大勢の人々が集まっていました。また、この美術館自体が歴史を感じさせる建物で、その廊下からアルノ川を挟んで見えるヴェッキオ橋とビッティ美術館(宮殿)に興味津々でした。

 特に、ヴェッキオ橋は「あれは一体なんだろう?」という強い印象が残っています。残念ながら建物のようなこの橋を自分の足で渡ることは出来なかったのです。

 ところで、フィレンツェの街全体を一望できる場所として有名な場所にミケランジェロ広場があるのですが、もちろん、ここにもお邪魔しております。

 小雨が降っていましたが、記念撮影も残っています。アルノ川を挟んで街全体が赤く輝くような感じで、その中でもドウモ(花の聖母大聖堂)やサンタ・クローチェ教会などが目立っていました。

 それにしても建物の名前や、歴史、文化(絵画)などをもう少し事前に勉強してじっくり見学したい街でした。

 今日はイタリアの世界遺産フィレンツェ歴史地区についてお伝えしました。

  

 


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