mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

情熱の国スペイン:マドリードの王宮

2011年02月14日 | 旅行記

Supeinko230

 情熱の国スペイン8日間(JTB旅物語)の旅行記がようやく終わりに近づいてきましたが、最後に訪れたマドリードの王宮やプラド美術館などの様子をすっかり忘れてしまい、なかなか筆が進みません。

 特に、王宮については、写真がないばかりか、ネットなどの写真で見た王宮が自分の記憶にまったく残っていないのです。

 この王宮は、フランスのベルサイユ宮殿で育ったブルボン王朝の初代国王フェリペ5世が建設したもので、設計にイタリア人建築家のユバーラ、サケッティ、サバティーニなどが携わり、1764年に現在の城が完成したそうです。

 現国王一家は郊外に住んでいますので、公式行事などに使われるとき以外には公開されています。

 建築様式はバロック様式で、2800もの部屋があり、そのうち50室が見学でき、ベルサイユ宮殿を模した王座の間や晩餐会場の大広間などが見どころのようです。また、陶器や貴金属、ゴヤ、バラスケスなどの絵画なども展示されているそうです。

 このように記述しますと、「記憶にない」という小生の言は、まるで何処かの国の政治家みたいですが、日程表を見ましたら、車窓見学となっていました。

 その意味では、小生の記憶は半分、正しいのですが、バスの中からでも見たはずですから半分は間違っているということになります。

 現に、王宮に隣接しているアルムデーナ大聖堂の写真が残っていました。この大聖堂は礼拝堂が未完成ながらも、100年以上かけて1993年に完成したもので、711年にイスラム勢力がマドリードに侵入した際に、破壊を恐れて城壁に隠された聖母像が370年後に奇跡的に見つかり、その城壁の跡地に大聖堂が建てられたことが名前の由来になっているそうです。

 それにしても、王宮の中は、贅を尽くした素晴らしいもので、また、王宮の周辺にも多くの博物館や広場、大聖堂、フェリペ4世の騎馬像などがあり、「ゆっくり、じっくり」と時間をかけて見学したい場所でした。

 でも、、スペインの主な見どころを8日間で巡るツアーでは、「あれもこれも」と多くの観光地を予定に入れていますので、表面的にしか見られないのはやむを得ないのかもしれません。

 その意味では、スペインならマドリードだけ見学するというように見たいところに的を絞ったツアーに参加するか、個人旅行で見るという旅も良いかも知れません。

 それと、もう一つの教訓としては、パンフレットなどに示された観光地について、どのような歴史があったのかなどについて、行く前にもっと勉強しておいて、実際に訪問したらその場でメモするなどの努力が必要だと感じました。

 それしても、小生にしては珍しく事前勉強をしたスペイン旅行でしたが、何を勉強すべきかがわかっていなかったのですね。お恥ずかしい限りです。

 巻頭写真は、先ほど申し上げたマドリードのアルムデーナ大聖堂です。


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1 コメント

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いつも更新を楽しみにしています!また見に来ます... (川口 美容室)
2011-02-16 09:44:59
いつも更新を楽しみにしています!また見に来ますね(*^ ^*)
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